beansgunのOverwatchメモ

ブロンズプレイヤーがAIM研究やオーバーウォッチリーグを楽しむブログ

4スタンス理論におけるB2向けマウスが足りない件

beansgun.hatenablog.com


わりとお気に入りの4スタンス理論。

つま先や指先を中心に使う人はタイプA
かかとや手のひらを中心に使う人はタイプB
重心が内側だとタイプ1
重心が外側だとタイプ2

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この理論よくよく考えると、
A1は内側で指先を使うので「つまみ持ち」より
A2は外側で指先を使うので「つまみ持ち」より
B1は内側で手のひらを使うので「かぶせ持ち」より
B2は外側で手のひらを使うので、、、、かぶせ持ち?


違うのだ。
B2は外側の指、「薬指」と「小指」をガッツリ握りたい。
普通のマウスに普通の「かぶせ持ち」では薬指と小指が浮いてしまう。
つかみっぽく「薬指」「小指」を曲げてみてもB2の俺には次第に窮屈になってしまう。
指先から手のひら17.5cmの俺にはどんな大きなマウスも足りない。
これではB2タイプは手が小さい人が強いとか、中学生が大きいマウス使うと強くて、大人になったら合うマウスが無いということになってしまう。

昔はSteelSeriesからIKARIという薬指おけるマウス出てたようだが今はシリーズが途絶えてる。

IKARI Laser gaming Mouse (Wht)

IKARI Laser gaming Mouse (Wht)

 

 

今その精神を引き継いでるのはMionixのNaos。
薬指も小指も置ける。
持ち上げにくさは慣れるしか無いようだ。
そしてセンサーは1世代前になる。

【国内正規品】 ゲーミングマウス Mionix Naos 7000 NAOS-7000

【国内正規品】 ゲーミングマウス Mionix Naos 7000 NAOS-7000

 

 

それで僕が使ってるのはNaga Trinity。
薬指が置けて小指でつかめる。
センサーも最新。
前にレビューも書いて、B2の俺には今一番AIMしやすいマウス。
しかしもともとMMO,MOBA向けであって120gの重さと持ち上げにくさの慣れが必要なところからFPS向けともいいがたい。

 ロジクール、Razer,SteelSeries,ZOWIE,Corsair,Mionixなどメジャーゲーミングブランド探して、B2向けと思えるマウスが現状これだけしか無い。ちょっとそれはどうなんだと、Mionixも昔のNAOSを更新していいし、SteelSeriesだってIKARI復活させていいと思うんだよ。

、、、売れないのかな?

ということでB2タイプは普通のマウスでどうかぶせ持ちするべきか考えてみた。

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薬指を浮かせたり、つかみのようにサイドに畳むのではなく、
親指は定位置の左くぼみ、薬指はマウスの先から「斜めに挟めば」手のひらもガッチリ深くハマって大きく持てる。小指は浮くか、サイドに畳むしかなく解決できないがこれなら「手のひら」も「薬指」も隙間を開けずにマウスにピッタリ張り付く。

B2タイプは手のひらの空きや、薬指の浮きやたたみがあるとダイレクトに力が伝わらず、その隙間や浮きがあるだけマウスがブレると思う。なので斜めに持つことでより広く手を使い、両サイドから圧力をかけれる方がいいと、B2の俺個人的には思う。

小さなマウスも同じ。

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小さなマウスの場合、指先がマウスからはみ出るほどマウスを包み込んでしまえば「手のひら」「薬指」がピッタリ張り付いてダイレクトに力が伝わりブレにくい。Nagaではなく手持ちの普通のマウスでできるだけ同じAIMを再現しようとしたらこんな感じになった。さすがにNagaのフィット感には届かないがあくまで1個人の参考までに。


前にもしっくりくる持ち方を考えてたけど、B2で普通のマウスで「より疲れない」のはもしかして手のひらべったりな今回のほうかな? 要検証。

beansgun.hatenablog.com


追記:DM2 Comfy S
コメントで教えてもらったこのマウス。

 

Dream Machines製 DM2 Comfy S 光学ゲーミングマウス【国内正規品】

Dream Machines製 DM2 Comfy S 光学ゲーミングマウス【国内正規品】

 

センサーがPMW3360。
耐久性2000万回のオムロンスイッチ。
94g。
これは確かにNAOS7000の上位互換ですね。
今とても物欲そそられて困ってます。

ちなみにDream Machines というメーカーはあまり聞かなかったですが、OWリーガーだとNYのsaebyeolbeとFl0w3rが使ってるみたいですね。薬指とか置けるComfyじゃなく普通の形状でセンサーやスイッチ反応速度がさらにいいやつみたいです。

Dream Machines(ドリームマシーンズ)DM1 FPS(PMW3389) 高性能ゲーミングマウス (Blizzard White)

Dream Machines(ドリームマシーンズ)DM1 FPS(PMW3389) 高性能ゲーミングマウス (Blizzard White)

 

 

【AIM考察16】クロスヘアを見ずに目できちんと敵を追う方法

リアルのクレー射撃で興味深い記事を拝見。

d.hatena.ne.jp

何か目標物を決め(壁に掛った時計の中心でもよい)

それを凝視したまま、

つまり時計の中心にピントをあわせ、

数メートル離れたところから人差し指の先を素早く

時計の中心に移動させる。

 

いとも簡単に両者は一致するはずである。

 

ところが指先にピントをあわせて同じ動作をすると、簡単にはいかない。

 

時計の中心がクレーで指先が照星とすれば、

照星を見てクレーを追うことが如何に不利なことかがわかる。

 

つまり、“見る“のはクレーであって、

照星は“見える”ものである、

言い方を変えると、視野のなかにあればよい、

ということ。


上級者は、照星が見えてはいるが、見てはいない。

この目の遣い方を心得ておくべきだろう。

 

 
【AIM考察4】クロスヘアを敵に合わせるべきか? 敵をクロスヘアに合わせるべきか? - Overwatchメモ

なるほど!
前にJayneが言ってたこれ。やっと意味がわかった。

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クロスヘアを敵に合わせようとしては駄目。
これだと
「クロスヘアを見る」
「敵をクロスヘアに合わせて撃つ」
という頭で認識した2拍子になってしまう。

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敵を捉えてクロスヘアに合わせる、というか「そもそもクロスヘアを見ない」
「敵を目で捉えて撃つ」(自然にクロスヘアが合ってる)
という感覚的な1拍子になる。

もっと正確にいうと2拍子どころではなくて
「クロスヘアを見る」
「敵をクロスヘアに合わせる」
「その間に敵が動く」
「もう一度敵をクロスヘアに合わせる」
「また敵が動く」
「もう一度敵をクロスヘアに合わせる」
「なんとか合ってそうだったら撃つ」
という1拍子の遅れがまた次の遅れを生み続ける要因となる。
これがAIMのブレのひとつにも繋がり、低レート帯で起こってる現象だ。
(高レート帯ではこんな目の使い方してないと思うので問題ないだろう)


ではどうやって低レート帯でクロスヘアを意識させないようにするか?

クロスヘアを透明度0で表示しなければいいのである。
目に映らないものは意識しようがない。
動作は「敵を目で捉える」しかなくなる。

実際にカスタムのボットで撃ってみると、30分も慣れたら意外とクロスヘアなくても同じように当たる。クロスヘアがないと、ルシオが斜めに体傾けて走ってるアニメーションも頭の位置もよく見えるようになるし、自分の弾の弾道もよく見えるようになる。クロスヘアを意識しすぎてたときより敵を捉える速度が上がって結果的に敵を倒す速度が早くなる。AIMのさらなる向上はこの感覚に慣れることじゃないだろうか?

それでこの目で敵を目で捉える感覚が大事なのはわかったが、やっぱりクロスヘアなしというのは、「遠距離の初弾が当てられない」という大問題がある。逆に1発目が敵や壁に当たったら2発目はそのHITマークや弾道から調整できるのでクロスヘアなくてもいける。2発目からは「感覚」で撃てるが、1発目はまだ基準がいる。

しかし初心者にとって照星を見るなというのは、

非常に不安なことであり、じゃあ照星(銃口)はどうやって

クレーのところにもっていくのか?という疑問が生じる。


だが、これは心配いらない。

肩付けと頬付けがしっかりしていれば、

銃をどの方向に振ろうが、

目を向けたところに必ず照星(銃口)も向いているからである。

これも射台に立って実際にやってみると容易に理解できるはずである。

と言われても、ここがリアルとPCゲームの差。
肩や姿勢がいくらしっかりしてようが、しょせん平面のモニターと、平面のマウス移動の世界。これを思ったとおり1ドット単位で狙うには圧倒的な壁がある。


なのでここは妥協しよう。
「クロスヘア無しのボット撃ち訓練」というのはあってもいいかもしれない。
でも実戦ではちゃんとクロスヘアを表示する。
そしてクロスヘアが必要なのは「初弾」のみなので、それ以降はクロスヘアを見失っても埋もれてもいい。むしろ埋もれる方が良い。つまりあえて初弾以外埋もれる見えづらいクロスヘアにしてしまう。

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例えば昔のDafranは「黒いクロスヘア」で埋もらせている。
(少し前までは赤味があったので紫? 直近ではウィドウで敵味方タンクと激しいエフェクトの隙間を狙うためか普通に緑にしてたりするけど。)

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EFFECTは輪郭なしの極小赤サークル。
少し前は黒サークルで埋もらせていた。

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FLETAは昔配信見たときクロスヘアがあるかどうかわからないぐらいの薄いドットあるいは極小サークルだった。こうやってYoutubeで見ると緑の極小半透明クロスヘアから、極小サークル、白ドット、あえてデフォルトなどころころ変えてる印象になる。(もしかしてMapの背景カラーに合わせて色変えてる?)基本的に小さく、薄く、埋もれるクロスヘアだ。

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Jjonakも最小2ドットのクロスヘア。
もしかしたらドットを消してより小さな「サークルの2」かもしれない。

僕は前に「精密表示をONにしてクロスヘアを拡大縮小するのがお気に入り」とか「接近戦や激しいエフェクトの中でもクロスヘアが埋もれないように半透明サークルでドットを浮かして見やすくする」などどちらも常にクロスヘアを見て意識する設定で、Jayneの指摘とは逆効果な事をやっていたので、しばらくは最小の白ドット(明るい空にまで埋もれないよう枠線あり)でやってみて、遠距離初弾以外はクロスヘアが意識にあがってこないようにしてみたい。

また、1ドット単位の初弾が大事なキャラは、ハルト(ファイアストライク)、アッシュ、ウィドウ、ゲンジ、メトラ(右クリのフォトン)、ソルジャー、トールビョン、ハンゾー、ファラ、マクリー、メイ、アナ、ゼニ、モイラ、ルシオ。この15キャラはクロスヘア表示するが、その他の散弾やフルオートを使う14キャラはドット単位の初弾が生死を分けるほど重要ではないのでクロスヘア無しで試してみようと思う。


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「もうひとつ本当のクロスヘアを持つ意識」

「クロスヘアは見なくていい。中央とどれだけ離れてるかガイドしてるだけ」


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PCマウスのカーソルをクロスヘアにしよう

これすごくいい。
まだ競技AIMには踏み込めないが、普段のPC使いからいつものクロスヘアにしておくのがなんか使ってて気分いい。

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「通常の選択」をOWで使ってる緑ドット(輪郭線あり、周りが半透明サークル)を作成。
リンクの選択を赤ドット。
領域選択と、テキスト選択はAim400KGからダウンロードしたドットダッシュを選択。

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.CURはブログにアップできないので、CursorEditorでの編集がこんな感じ。

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作ってて戸惑ったのは「消しゴム」がなく、「Eraser Pen」という左のペンが消しゴムになってること。previewで真ん中の位置にカーソルを合わせることでカーソルがちゃんと真ん中をクリックすること。

マウスパッド シデンカイFX レビュー

 

NINJA FX シデンカイ XSOFT XL ニンジャ・ブラック

NINJA FX シデンカイ XSOFT XL ニンジャ・ブラック

 

 

すでに前バージョンの紫電改 Lサイズは持ってるのですが、今年出たFXバージョンのXLサイズが欲しくて買っちゃいました。基本レビューは前の紫電改でやってるので、今回はFXになった違いをレビュー。

beansgun.hatenablog.com

 

違い1.ほつれ加工がしてある

まあこれは商品写真見てのとおり。
1年使い込んだ前Verの紫電改も特にほつれてるわけではないですが、サーフェスが剥がれないよう端の扱いに気を使わずにすみますね。

違い2.前のVerよりFXは5%ぐらい止めやすい感覚

肌触りがざらついてなくペッタリしてる感じに変わりました。
前の紫電改は1ヶ月ほど粉を吹く感じでしたが、FXシデンカイにはそれがない。

違うサーフェスなのかというとそういうわけではなく、前の紫電改を1年使い込んだ中央部分がペッタリしてるのと似ていて、新しいFXシデンカイは最初から1年使い込んだ感覚です。

基本サーフェスは同じで、粉吹くザラつきがなくなったというべきか。
しかしピーキーに滑る紫電改から5%止めやすいというのはほぼ実感できるかどうかの微差なので、布なのにプラスチックパッドのように滑るのは相変わらず。

その他

Lサイズ    42cm x 33cm = 138.6cm2
XL サイズ 49cm x 42cm = 205.8cm2

旧VerにXLサイズはないので、面積150%はマウスぶんまわすには充分な大きさを手に入れました。Lサイズだとちょっとオーバーランしてたのでセンシ落としづらかったんですよね。縦方向にも満足。

梱包はこれまで平面で巻かずに送られてきましたが、FXは巻いて梱包されてました。店頭の棚で販売するにもこのサイズは巻かないと棚確保難しいためXLが無かったそうで。しかし巻グセは無し。一応旧Verも巻くことはできます。

ちなみに「巻く」のはいいですが「折る」のはアウトです。
折り目からガラスビーズが粉ふきます。

値段はマウスパッドとして高級品ですが、3ヶ月でヘタって洗っても元のレベルまでには回復しない疾風乙と比べ1年ノーメンテナンスでヘビーに使ってもヘタらないシデンカイはやはりオススメ。最初から使い込まれたかのような心地よい滑りと机を覆うこの広さは今年最後にほんとに届いてすぐ満足できたパッドでした。

 

NINJA FX シデンカイ XSOFT XL ニンジャ・ブラック

NINJA FX シデンカイ XSOFT XL ニンジャ・ブラック

 

 

ラジオチャットで敵に聞こえる声は「挨拶」「ありがとう」「ボイスライン」の3つ。

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敵の背後に隠れて「ありがとう」や「ボイスライン」を使うと聞こえてしまうので気をつけたいですね。他は敵に聞こえません。

ちなみに「回復が必要」はヒーラーとヒールスキルをもってるソルジャーにしか聞こえません。ヒーラー以外にはチャット欄メッセージにも出てこない。ヒーラー以外に助けを求めるつもりで「回復が必要」とラジオチャットしてもヒーラーしか気づかないので注意。ただヒーラーが1人もいない状況のみ「ヒーラーが必要だ」という全員がみえるメッセージに変わります。

FPS上手くなりたい人へのオススメの本

こちら。
とあるFPS(Cod? BF?) の世界トップ10ランカーが、同じ理屈で武道の達人になる本。

ゲームの極意が武術の秘伝 〜ゲーマーが武道の達人を目指した結果〜

ゲームの極意が武術の秘伝 〜ゲーマーが武道の達人を目指した結果〜

 

 

note.mu
こちらに2章まで公開されています。

 私の成長方法は、こうです。

「トッププレイヤーたちの優れた動きを真似する。そして、積極的に吸収してから同じことができるようになったら、さらにアレンジを加えて発展させる。誰も打ち勝つことのできないプレイヤーになれる」

 巨人の肩の上に乗るような感覚ですね。


まるで、Ryujehongを完全コピーして改良を加えていったJjonakみたいですね。

初心者の頃は0・1秒というのは、一瞬だったのです。相手が見えた、それに対して照準を合わせて、そして撃ち始めるというのが、ものすごく短い時間に感じました。だから焦って、すぐに撃たなければなりませんでした。
 でも、こちらが最速最短で動けると、なぜか相手をゆっくりと見ていられるようになったんです。

これはプロの動画でよく感じます。
Dafranの試合はトップランカー同士の戦いなのでまるで2倍速や3倍速にも見える試合展開なのですが、AIMはピッタリ張り付いて動かないので僕のやってる1倍速の試合よりも敵の動きが簡単に見えます。余計な立ち回りがないから、余計なAIMのブレがないからあれだけ高速なのに情報が少なくまとまっている。

私の考え方は簡単で、とりあえず目的に対して今あげられる選択肢をあげられるだけあげて、ひたすらクリアできる可能性の高い順から試していくというものなのです。
 そして、ひたすら調べていく。調べて調べて、その中から正解となるようなことを見つけるまでひたすらに試していく。
 この試す量が半端じゃないぐらいに多い。

こちらは我が意を得たりと思ったところでした。
ひとつ前に書いた記事に「気づき」や「発見」といった表現を使ってるのはこのためです。

 分析するのが大切だと言っても、どうやって情報を集めるのかということがその前に大切でした。
 一番大事なことは「分かる」ということです。
 分からない状態でやるから、分からないまま進んでいって、まったく上手くならない状態が続いてしまうのです。

そう、Wikiでもプロの動画でも自分のプレイの見返しでもAIMでも的確に情報を集めないと分析できない。だから僕はただ2年間何も考えずランクマまわすだけじゃレートが上がらなかったわけで。

  スポーツ選手や格闘家の方たちもそうなのですが一年頑張って練習しても、一年前よりも成長しているどころか、まるで衰えてしまっているような人たちがいます。

 これは反復練習しかせず、練習方法が「気づき」を重視していないから起こることなのではないのかと推測しました。

気づきを重視していなかったからレート溶かしましたが何か。


基本的に武術書なので、武術の話が多いです。
僕は学生時代空手部に入ってましたが、レギュラー取れない程度に弱かった。
しかし、同級生の1人は2年になった頃からほんとに強くなって先輩達もかなわず、全国大会でもいい成績を納めるほどでした。

今思い返すと僕はこの本で言う伝統流派でスポーツ空手の試合形式に合わせ、スポーツボクシング要素を取り入れたかのような謎のステップや、レの字立ちを教わるがままにやってました。しかし、強い同級生はこの本で言うT字立ちと「夫婦手」という体幹を連動させたラッシュを得意とし、先の先も、後の先もお手の物というスタイル。僕がどう頑張っても先に打てないし、相手のラッシュの1発防ぐのがせいぜい。運良く2発さばいても必ず突きを喰らう状況でした。

今考えると、そもそも人間の膝は歩いたり走ったり体の上方向に効くバネなのでレの字立ちは上に浮くんですよね。T字立ちはそのバネの力を全て前方へ持っていく立ち方。謎のボクシングステップもない。そして引き手と体幹を連動利用した高速ラッシュ。そりゃ体全体の使い方からして勝てるわけがない。僕はただ先輩や先生に言われるがままの努力をしてただけ。僕自身でたくさんの情報収集やたくさんの試行錯誤するには至らなかった。というのを今更気付かされるとは、、、ほんとゲームにしても空手にしても人生においても学生時代に読みたかった本です。

全般的に武術の話ではありますが、ある意味人生哲学のような、まだ名もないブルース・リーのような話。著者が武術家らしいガチムチマッチョでなかったり、言語化しずらい気の話をしたり、達人なのに自分の実力を「中の上」に置いたりしてるうさんくささはありますが、ゲームと空手の話はとても理にかなっていて強さではなく体の使い方に徹底してフォーカスしてるからこその姿勢と僕は見ます。ゲーム、武術、仕事や人生の一つの糧になるオススメの本です。

【AIM考察15】自分のAIMの見つけ方

個人的にAIMは努力で身につけるところが3割、自分にあったやり方や設定のAIMを見つけるのが7割じゃないかと考えてます。いかに自分のAIMを発見するか、自分のAIMに気づくかが7割。

それでも100点満点は全弾ヘッドショットのチートツール使用者で人間が到達できません。

自分に合ってないマウスやマウスパッドやソールや持ち方や支点の使い方が全部で30点だとすると、2年頑張って努力して20点上乗せしても50点にしかなりません。自分に合わない間違ったフォームで練習しても上限は決まってて、フォームを直したときにまたこの30点をやり直しです。なので自分のAIMの「発見」や「気づき」を重視した試行錯誤が必要。

よく「センシを変更したら1ヶ月はそれで頑張ってください。それが正しいかどうか使い込んでみないとわからないので。」と言われたりしますが、それはセンシ以外もう満点のときのみですね。でないと、1年でマウスの持ち方やセンシの試行錯誤がたった12回しかできなくなります。

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いろんな所で紹介されてるセンシ設定のテストです。
遠距離は簡単なので5Mぐらいの近距離で体を動かしてボットの目をクロスヘアがピッタリ止められるかどうかが基準になります。

当然センシが高いほどブレるので、クロスヘアがピッタリ止まるようにセンシを落とすのが最善です。(僕はまだまだブレてて、センシ落とさないといけないのですが、、)

しかしオーバーウォッチは振り向きやキャラコントロールもAIMと同じぐらい大事。机の広さや使ってるデバイスの都合もあるので、センシ高いなら高いまま止める手段を模索し、持ち方や支点の動かし方、ソールやパッドの変更などでいくつも試行錯誤します。

また、徐々にセンシを下げていけばいいかというとeDPI 5200でそこそこ上手くいってたのが eDPI 4800で手首の範囲に収まらなくなって手首AIMと腕AIMの境目で乱れたり、eDPI 4000だと自分の都合のいい境目になってうまくいく事もあります。センシを下げるというのはどこまで手首に任せるか、むしろ腕AIMを主体にするかにもよるので、ちょっとづつ下げて上手く行かなくてもそれはローセンシではなく境目の設定が悪いポイントなのかもしれません。

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こちらもよくあるセンシ設定のテスト。
近距離の窓枠などの4隅を高速にトレースしてピッタリ止めれるか、直線がぶれないかを自分でいろいろ工夫して機械のように動かせる方法を探ります。
(こちらもまだブレブレですね) 

youtu.be

こちらは50%スピードのボットをトレーサーで狩りながら試行錯誤しています。
(ちょっといじってソルジャーだけ通常のスピード)
先の2つのテストよりも敵が動いてるので、この簡単な的をまずDafran並に当てるのが指標。

例えばDafranはこんな感じ

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OWリーガーの100%スピードかつ対人の動きに比べたら、50%速度で単調な動きのAIMボットに当てるのは止まってるようなもののはず。逆に50%ボットにさえきちんと当てれないとしたらもう自分の土台設定のいろいろが間違ってます。

トレーサーで試行錯誤するのはトラッキングAIMで振り向きも含めてチェックしたいのと、近距離でフルにヘッドショット当て続けるのは50%のスピードでも難しく、自分の立ち回り次第でテスト難易度を上げていくことができるからです。(そのため被ダメージ10%。ブリンク無限にしています。)

詳しい設定はこちら。

「50% トラッキングテスト」
●スカーミッシュ
●リスポーン時間0
●AIキャラ個別に移動速度50%
●トレーサー
ブリンク、クールダウン0
パルスボムチャージ500%
ライフ500%
被ダメージ10%
ルシオ
サウンドウェーブ、クールダウン0


ルシオサウンドウェーブ無限は、敵がジャンプしないので味方のルシオに敵を飛ばしてもらうため。いきなり空にふっとばされる敵を追い続けれるかもひとつの指標になります。

またトレーサーは、トラッキングAIMですがOWはウィドウやマクリーのフリックよりトラッキングAIMが基本だと個人的に考えてます。OWLエキシビションのウィドウ大会で優勝したSureforも自分のウィドウをトラッキングAIMだといい、ザリアやトレーサー使いがウィドウも上手いということはよく大会で見るのですが、TaimouやPINEなどのウィドウ使いやマクリー使いが大会でザリアやトレーサーを使うパターンはあまり見ません。


1ヶ月ごとにセンシを変えて年に12回試すのではなく、この3つのテストを繰り返すことでもっといろんな事を100も200も試せるようになります。クイックやランクマで試すより確実にブレてるかどうかよくわかり、修正も試行錯誤も早い。

ただAIM訓練を頑張って努力するより、Dafranや自分の目指すプロプレイヤーの動画を目標に何が違うのかという「気づき」と「発見」をいろんな試行錯誤から、まず50%の速度で達成するのが、自分の本来のフォーム、70点の土台の作り方だと今は考えています。


youtu.be

そしてここからは見つけ方というか「自分の手と目が感覚的にどれだけ一致しているか」の訓練です。ここは上の70点の土台を作る試行錯誤ではなく、残り30点を伸ばす訓練なので土台がしっかりしてないときはあまり重要視しません。

こないだeseharaさんに教えてもらったDTN.siorinのAIM練習方法から拝借。
序盤の3つの的と2つのランプを狙うというのを自分も昨日から取り入れてみました。

一番小さな2点距離
●1.左ランプと左的
●2.左ランプと真ん中の的
●3.真ん中と右の的
●4.左ランプと右ランプ
●5.左的と右の的
一番大きな2点距離

というふうに5段階に2点の的を広げる練習。
手首で全て捉えれたらOK。
最後の左的と右的の2点はもう画面外になるので、これを手首に含めるかどうか、つまり練習に組み込むかは検討中。1から4まででも小さな幅から画面外の幅まで感覚で捉えられると充分なフリック力となるでしょう。



youtu.be

次にこちら。
ボットルシオを300%の移動速度で動かし、威力500%のマクリーで倒します。
ほどよく止まってくれるルシオを狙うもよし、高速に動くルシオを狙うもよし。
自分が高台に登ったり、壁を背にして動かなければ定点にルシオが止まるので難易度は下がり、自分もひたすらランダムに動きながら広い場所を追い続けるほど難易度は上がります。

背後のルシオまで狙えるので手首だけではなく腕の降りも含めた訓練。

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AIMヒーローなどのトレーニングソフトでこういう高速的当てゲームあるのをルシオで再現したようなものです。ただこういう正面のみでAIMトレーニングするより、ちゃんと360度かつ高低差もある3Dの舞台で練習したい。CSGOのMODトレーニングモードなどもいいですが、OWに合わせたセンシやターゲットやOWの感覚を覚えたいとするとやはりOWのカスタムで練習するのが一番かと思います。

siorinの練習にもある「ボットアナをヘッドショット限定で撃つ」というカスタムトレーニングも良い訓練かと思いますが「300%ルシオ」は振り向き込みの練習で「狙って撃つ」よりも「感覚で撃つ」という自分の限界突破に慣れるための超高速スピードです。副作用として30分トレーニングすると直後のランクマ1試合目だけ敵がスローに見えたりします。


詳しい設定はこちら。

「リアクショントレーニング」
●スカーミッシュ
●リスポーン時間0
●マクリー
デッドアイ OFF
コンバットロール、クールダウン0
サブ攻撃 OFF
与ダメージ500%
ライフ500%
被ダメージ10%
ルシオ(6体)
サウンドウェーブOFF
メイン攻撃OFF
移動速度300%

 

目安としてTab見ながらその日の5分間で何体倒せたかを記録するといいかもしれません。もしくは「6連続キル」というコールを何回出せるか。立ち回りで難易度は変わりますがあくまで目安として。(ちなみに僕は1時間やった後の5分記録が120体でした。)


今はこうやって自分が何をどうできてないか試行錯誤を重ねながらいろんな気付きや発見があるのですが、これが完璧な訓練というわけでもなく「練習方法そのものも発見、改善していく」のもAIM力を上げていくうえで今後のテーマとなります。