beansgunのOverwatchメモ

ブロンズプレイヤーがAIM研究やオーバーウォッチリーグを楽しむブログ

esports大会の個人配信は後の財産になるかも

大会の個人配信は見た人の心にずっと残る

OW観戦古参勢の俺たちは、2018リーグ初期どころかリーグが始まる前の韓国APEX(OWの頂点を決める)大会だったり、日本の2016-17年の熱い戦いや選手達を未だ語り草としている

もし選手が引退してストリーマーの道を選ぶとしたら初期の固定ファンや、一番大変で伸ばしづらい0-300人の登録突破をここでクリアしとくと後で活動しやすいだろう

勝つのはもちろんのこと、負けたとしても選手としてアピールになる。他の良いコーチから見たら「ここなおせば覚醒するかも」と自分の価値を高めるチャンス。特にサポートなんて大会のカメラに映らないから個人配信なければ外からは評価しようがない。


ストリーマーの道を選ぶつもりはない、自分はそういうキャラクターではないとしても、あの時のあの選手というのが分かれば数年、数十年後どこかリアルで仕事や遊びで繋がったり昔話に花さかせるかもしれない。応援してたファンの誰かが大人になって偉くなって一緒に仕事する機会があったり、社会経験してから配信やってみたいと気が変わるかもしれない。面白おかしいリアクション芸人ではなく、ただファンと雑談配信の場があるだけでメンタル面の助けになる可能性もある

最近AIが人間のファジーな命令や命令の再修正にすら答えるようになってきたため、24時間社長やディレクターの無茶振りに耐えるブラックAI労働もいずれ可能になり、そのうちほとんどの仕事がAIに置き換わると思う

でもコンピューターが将棋で勝っても100m走8秒で走っても絵を描いても人は感動しない。人が演じるものは残る。人が役者をやり、人が声をあて、人が笑わせ、AI活用しても最後は人がクリエイティブをして、人がやるスポーツに熱狂する

見えないところはAI、作家や演者を感じるところは人が担当する世界になるなら、esportsに熱狂してる熱い生の声をわずかでも視聴者に刻めるのはよい財産になる

OWCS 欧米の大会が配信開始された当日、一度選手の個人配信はストップされた。
それに元フィリー、ロンドンのクリストファーコーチが選手の個人配信はesportsで最高のコンテンツであり、ブリザードが何も働きかけてないとき、OWCS開催の今日まで選手の配信やスクリム自体の配信がコミュニティの成長をうながしてくれたという批判

個人配信をしてたFunnyAstoroもこれに同意して意見を述べると、2日目からは個人配信可能に。NA EMEA運営Faceitの柔軟な対応には敬意を表する

一般のOWプレイヤー達も自分がよく使うロールのプロ個人視点は見てみたいし、チームVC聞けるとチームに思い入れも湧く。勝ち負けにかかわらずチームブランドが成長する。批判も人気のバロメーター。国際大会ボコボコで批判されても人気チームというのはたくさんある。むしろ批判されるから選手を守るように応援する本当のファンが浮き彫りになる


やらない理由としてめんどくさいとか、少しでも作戦漏らしたくないとか、PCや回線がしょぼくて配信するとフレームレートやラグが発生するとか、チームの会話がコンプラ的にひどいとかあるかもしれないが、その辺クリアできるなら視聴者1人2人でもちょっとづつ応援する人を潜在的に増やしたほうがいいと思う。OWに限らずなぜか2024年はどのFPSも盛り上がってきてるみたいだし


欧米では現在スクリム配信すらやってるらしい。今のOWCSはメタ変遷やパッチ変更すら激しいから構成のネタバレに直結しそうなのに、ネットのオープン文化というかナレッジ共有についてはやはり先駆けてる。


どうせ最初の試合で構成バレるというのもあるが、スクリムはしょせんスクリム。韓国はスクリム情報でJQメタと言われてたが本番はドゥームできたし、優勝候補アトランタはロンドンとのスクリム圧勝だったらしいのにプレイオフでまさかの敗北。みんなスクリムで修正した一つ上ものが本番の試合でくる。むしろスクリムの結果そのままであぐらかいてると上位チームすら大事な本番で足元救われるので、一つ前の自分達は見せても構わないかもしれない。チームコンテンツとしてはメタ変遷の激しい試行錯誤ほど面白いし


盛り上がってるうちに、チームとしても個人としても配信含めたコンテンツ出して波に乗る方が将来につながるかもねという話でした