beansgunのOverwatchメモ

ブロンズプレイヤーがAIM研究やオーバーウォッチリーグを楽しむブログ

【AIM考察55】腕で大雑把に動かし手首や指で微調整する2段階AIMではなく、マウスの芯ひとつだけでAIMする

Ryanguruコーチがとても有益な動画を上げてくれた
まず一度見てほしい


1年前コーチの動画で「センサー中心で動かすことが大事で、持ち方は関係ない」という言葉の証明だ。いろんなプロの動画を切り抜いてもそれぞれの動きに適応したのか分からなかったが、コーチ1人でいろんな持ち方で動画にしてくれるとめちゃわかりやすい。

持ち方は関係ない。

が、この動画で証明されてる事はとても大事だ。


特に動画後半は浅いツマミ持ちから曲芸のようにマウスの角度を変えて動かしている。
それなのに画面はチートのように正面の敵に張り付いたまま。


僕が最初これを奇妙に思ったのは
「腕で大きく敵に狙いをつけ、手首や指で微調整する」という2段階でAIMを考えてたからだ。

手首や指で微調整するというのは細かな範囲は「手首を軸にマウスを傾ける」ものだと無意識にでも思っていた。それぐらいならいいだろうと。角度戻すのも小さい範囲だから問題ないだろうと。1年前の(日本語字幕がちょっとつたない)リャングルコーチ動画では否定されてたにも関わらずだ。

(無理やり手首を曲げているが画面はまっすぐ敵を捉えている)

そうじゃなかった。
今回の動画はAIMの微調整にも手首や指はあとから付いてきてることが証明されている。「マウスのセンサーを中心に動かせば、指や手首でこんなに遊んでもAIMはぶれませんよ」という証明。


仮に
1「大雑把に敵を捉え」
2「微調整して撃つ」
としてもそれは手首や指に頼らず

1「センサーで狙って撃つ (マウスの角度では絶対狙わない)」
だけだ。

微調整するとしても全部センサーを動かすのであって、マウスの角度でセンサーを微調整してはいけない。


マウスの角度で微調整してしまうと、他に軸(主に手首軸)を持つ事になる。
するとマウス角度リセットとしてマウスの置き直しか、指の持ち直しが必要だ。
これではブリンクした敵や、次の敵狙う時ワンテンポ遅れてしまう。
さらに敵が逃げてこの指手首微調整が延長すると筋肉はロックしてしまう。


指や手首を使わないというと語弊がありそうだ。
もちろん指を使ってAIMするし手首も腕もついてくる
言い直そう

軸は1つ
「AIMはセンサー1軸だけでする」
「マウスの角度でAIMしてはいけない」
動かしたいセンサーの位置に手首も腕もついてくるから動画のように手首は基本浮くと思われる。

きっとちゃんとセンサーだけ意識して動かせてる人はこの動画を奇妙に思わず、パフォーマンスとして無駄に手首や指を動かしてるように感じるのだろう。


蛇足:
僕の勝手な解釈なので実はこの手首のウネウネも微調整に使ってるんだよ。あるいは無意識に使えてるんだよ。この動画では大げさにしすぎたけどね。という可能性もなくはない。


これはあくまでリャングル式であって、ValorantのSmithのようにハイセンシで手首つけて結果出してる人もいる。去年ATLでLIPを超えるパフォーマンス見せたStalk3rも配信見た限りハイセンシで手首中心のAIMだ。腕も時に使うがハイセンシゆえほぼ手首軸1つのみで手首を払い続ける。逆にハイセンシでない多くの人はリャングル式が理にかなってるだろう。
 
リャングルコーチみたいな曲芸ができるようになるまでは、マウスを回転させても画面が動かない持ち位置に小さなグリップテープを貼るなり、センサーソールが一番高くなるようセンサーソール意外のソールを剥がしてセンサーの位置が指に伝わるようにするとか、センサーソールを2重に貼るなどで意識するのもいいだろう。