beansgunのOverwatchメモ

ブロンズプレイヤーがAIM研究やオーバーウォッチリーグを楽しむブログ

OverwatchのFSR2.2を試してみよう

今日 シーズン5スタート

グラフィック設定にアップスケーリング技術のFSR2.2がいつの間にか出現しています。

アップスケーリング技術なので基本的にはゲーム内のレンダースケールを落としてフレームレートを稼ぎ、ボケた画像を機械学習や、超解像アルゴリズムで足りない情報をクッキリ補完する仕組み



レンダースケール50%
負荷高いアンチエイリアスもOFF
FSR OFF
これだと結構ジャギジャギでボケ感もあります



FSR 1.0 (強度1.0) 
まるでレンダースケールがグッと上がったようなシャープな映像に
ジャギ感は強調されたような


FSR2.0 (強度1.0)
レンダースケール50%のままなのに、ジャギ感は大幅減少でなめらかクッキリの映像に。


ascii.jp

簡単に説明すると、FSR 1.0では1枚のフレーム内でエフェクトを加える箇所を決めていたが、FSR 2.0では前後のフレームも参照するようになったという違いがある。本機能はゲームに組み込まれていないと利用できない技術のため、どのバージョンに対応しているかは、ゲームによって異なるが、対応していればゲームの設定画面から誰でも簡単に利用できる。

 

g-pc.info

FSR 2.0は、高度なテンポラル・アップスケーラであるため、空間アップスケーラであるFSR 1.0よりも負荷が高くなる。

  • 時間データを用いて、ネイティブと同等以上の画質を実現します。
  • 高品質なアンチエイリアスを搭載。
  • FSR 2.0は、ゲームフレーム内のあらゆるTAAを置き換えます。
  • すべての画質プリセット/解像度で、FSR 1.0技術より高画質です。
  • 専用の機械学習(ML)ハードウェアを必要としません。


ゲーム内で最高品質のアンチエイリアス選ぶとレンダースケール50%ではまだ少しボケ感が出ますが、FSR2.0内のアップスケーリング前提の高機能なアンチエイリアスはそれもありません。

低スペックPCでさらにフレームレート稼ぎたいなら、負荷がより軽いFSR1.0の方がおすすめ。


OWを4Kでやる人はいないと思いますが、解像度1080P グラボRX 5700XT でFSR2.0使う場合 0.6ms以下の表示遅れが出るもよう。人間が感知できるレベルではないですが、感覚的に気になる人はOFF推奨。


news.mynavi.jp


今回公開されたのは、AMD FSRの最新バージョン。これまでのFSR 2.1よりもさらに品質を向上する点に主眼をおいたとしており、特に高速で動くオブジェクトの描画品質を改善。まっさきにレースゲームへの搭載が行われ、「High-Velocity Ghosting」の低減が図られているという

今回のFSR2.2は高速で動く残像感も減るようです。
トレーサーやゲンジ使いだったら画面ブレの激しい近距離戦で違いを感じるでしょうか?


OWは処理軽い方のFPSで、最近のゲーミングPCならレンダースケール100%でULT乱発しても充分144や240フレーム出るなら必要ないかもしれませんが、シャープさや残像感にも影響するので一度試してみる価値はありそうです。


8年前の Corei 4790K GTX1060で戦ってる僕にはかなり画面改善されてとても大助かりな機能でした。


追記:
FSR 2.2はレンダースケールが最大でも67%になって、遠距離がボケがちなようです。
FSR 1.0だとレンダー100%も選べてシャープですがジャギーアンチエイリアス高設定にする手段もありますが、100%+アンチエイリスだとフレーム稼ぎにくい。

beansgun.hatenablog.com
そこで Nvidia Freestyle。
Geforceのグラボ側で設定できる画質調整です。
シャープさや、輪郭見やすくするための彩度、テクスチャーの鮮明さもいじれるのでこれとFSR 2.2を組み合わせるといいかもです。