【AIM考察26】ダイヤル持ち



ツマミ持ちの亜種。
腕、肘、手首を浮かせて、指に重心を預け、金庫のダイヤルを回すようなイメージで左右の微調整を行う操作方法。マウスセンサーは回転の中心から少し上か下に外れている必要がある。

図がちょっとわかりにくいな。



こういうエルゴノミクスマウスなら親指をサイドボタンの上に置くぐらいてっぺんをツマム感じ。

欠点としては、奥のサイドボタンが戦闘中は押せないとか、マウスによってはホイールも届きづらいとか、そもそもメインクリックの根本が軽いマウスに限られるとか、一番致命的なのは「持ち上げにくい」こと。これは軽量マウスや、グリップテープで補完する必要がある。


さまざまな欠点を持ち、しかも使えるマウスが限定されるであろうダイヤル持ちではあるが、それを踏まえてなおメリットが有る。指先の力をマウスに伝えづらい点、手首のロックが軽減されて可動域が増える点だ。


サイドやホイールを使わず、持ち上げない範囲ならどのマウスでもボット撃ちで試せるので興味ある方はやってみてほしい。100人に1人ぐらいハマるかもしれない。


指先の力が伝えづらいというのは、指をすぼめるほど同じ力でちょっとしかマウスが動かないということ。微調整の下限が増えるということである。しかも左右の微調整は「回転」なので安定する。大きく動かしたいときはマウスごと動かせばいいのでそのときは力は五本指で充分伝わる。指をすぼめて微調整は鉛筆のように、大きい動きは筆のように。


マウスは普通手首で左右の微調整を行う。
しかし手首の可動範囲には限界があるため、OWのような360度敵が飛び回るFPSでは手首がロックしてそれ以上追えなかったり、マウスを持ち直す必要が出てくる。


しかし、ダイヤル持ちは回転の基準が手首ではなく「指のダイヤル」なのだ。
手首も肘も、指で大きくマウススケートするとき自動的についてくる関節でしかなく、回転の持ち直しも手首ではなく指の置き直しでずっと簡単だ。指でダンスダンスレボリューションを踊ろう。


もしマウスを持ち上げない範囲のボット撃ちで感じが掴めそうだったら一考の余地はあるだろう。持ち上げにくいという欠点解消のため、

・軽量マウス
・クリック根本が軽いマウス
・上部が掴みやすいマウス
・小型マウス
・必要に応じてグリップテープ

といった特徴でマウスを選びたい。
小型マウスがおすすめなのは、軽量もあるけどダイヤル持ちでマウスを置き直すとき、筆を払うようにマウスを払うと思う。このとき大きいマウスは払いにくく扱いづらい。

最近流行りの、EC2クローン Xlite ワイヤレスだと122mmの標準サイズはやはりこの持ち方では大きく、ホイールも少し遠く、根本のスイッチは固いと感じてしまう。ダイヤル持ちには適さないかもしれない。(でも今度EC3クローン? のminiが出るらしいね)


 

図解に利用したDeathAdder V2 Miniは個人的にお気に入りのマウス。
114mmとかなり小型で、Razer第一世代光学スイッチは根本押すにも軽い。
ホイールにも届くし、ホイール下のボタンもダイヤル持ちでは扱える。
上部が掴みやすい形状とはいえずグリップテープ必須だが、確か標準でついてたはず。
廉価版センサーを使ってるせいか価格もかなり安い。

そこそこ条件は揃ってるものの、小さすぎるのとやはり天井をツマムというのは安定して持ちやすいわけではない。


そこでダイヤル持ちにおすすめなのが、MM720だ。


CoolerMaster初の光学スイッチは根本も押しやすく、49gと超軽量。
長さ105mmはかなり小型のようで幅は広いのでちょうど丸っこい。
グリップテープ無しでもあまり滑らないサーフェスと形状。
センサーも都合よくちょっと前方より。
薬指が置けるつかみ持ちマウスというのは、癖があって人を選ぶが、、

これをダイヤル持ちで扱う場合、丸い土台により小さなマウスが乗ってるとイメージして上部をつまむととてもしっくり来る。



つかみやかぶせと違って、ツマミ持ちは指でマウスに圧をかけてトラッキングやフリックを調整するといった事は難しいが、MM720は薬指で圧をかけれるためむしろツマミ持ち向けのマウスとも言えるだろう。


指先でマウススケートし、ダイヤル操作で微調整するダイヤル持ち。
100人に1人はハマるかもしれないのでお試しあれ。