これまでの考察の点と点が少しづつ繋がってきたのでまとめ。
■親指の肉でAIMする
イメージとしては親指がマウスの底に潜り込むぐらいにベッタリ下を持つ(掬う?)
(お尻の部分に○つけてるのは僕が浅いツマミ持ちゆえ)
これはeDPI 25000の超ウルトラハイセンシを試したとき、こんな超高速センシをどうマウスをコントロールすればいいのかと悩んでたどり着いた動かし方。親指とマウスパッドにくっつけ肉厚や傾きだけで操作しないとコントロールできない。
実はこの方法はミドルセンシやローセンシでもドット単位の調整するのに有効で、親指そのものがグリップとなり止め性能も抜群だ。ミクロ調整でひとつの到達点だと思う。
欠点は親指擦れる感覚が嫌だとか、逆にグリップが効きすぎるとか、親指すれてぶん回しにくいとか、とっさにサイドボタン押せないとか、ローセンシにすればそこまでの微調整必要ないとか。
これは慣れるか、自分と相性のよい擦れても気にならないマウスパッドを探すしかない。指サックで回避するのは指の繊細な感覚が狂うのでオススメできない。サイドボタンは捨ててホイールやキーボードにスキルを振る必要がある。
■マウスの端を意識するソール配置
前回マウスソール剥がして、センターソールだけ残す事でセンサーを意識する方法を紹介したが今回はその発展版。マウスのプライマリファイアーボタンの先端を意識するソール配置。
矢印の先端にマウスの荷重がかかるようにするために、丸の位置やその延長線上に2重に貼り重ねた点ソールを貼る。0.6mmを2重にしたら1.2mmほどの高さ。リフトオフディスタンスで反応しない場合はLOD調整できるマウスを。
丸の位置を高くすれば意識せずとも対角線のマウス先端と端に荷重がかかる。今まで「面」で捉えてたマウスが端に傾いて「線」になる。ここのクリックはソルジャー、トレーサー、ハルトの盾、ウィドウのスコープなどトラッキングするためのボタンにしよう。
ちなみに僕は右クリックをメインにしてるためこの画像通りの点ソールだが、普通は左クリックがメインなので左右逆になる。
僕個人に関しては右クリックメインだとトラッキングしながらホイールスキルを同時に扱いやすいというメリットも有る。
親指側がわずかに浮くので、親指をマウスの下に潜り込ませるぐらいベッタリつける、親指の肉で動かすのともつながる。
点の位置だけ高かったらお尻が浮き上がり、対角線中心にちょっとぐらつく。この大欠点があるため普通は4点ソールや面ソールになる。 このソール配置は左お尻が1mm浮く感じになるので、ぐらつかせないためにマウスの右ラインを押さえつけ、右に方向け「ひとつの線」として扱うことに意味が出てくる。
■マウスをお箸のように動かす
特集2 お箸のはなし(2):農林水産省 (maff.go.jp)
お箸は「薬指の支え箸」があって、親指、人差し指、中指でもう一方の箸を自由に操作する。これは大きなAIMを薬指、細かなAIMを親指、人差し指、中指で行う感じ。
マウスはこんな形してないって?
マウスとの対比はこうなる。
薬指でマウスの直線としてお箸として敵を指し示し、親指で微調整する。
ここで親指側が1mmほど浮いてて、マウス右端先端に荷重がかかってる事がつながってくる。
雑な絵で申し訳ないが、お箸をマウスパッドに寝かして敵を指して、親指(+左クリック人差し指、右クリック中指)で調整という感じだ。マウスの面ではなく、お尻の左がちょっと浮き上がったマウスで支え箸の「線」を操作する。
以上。
多分浅いツマミ持ちの僕自身にしか意味がないメモかもしれない。
全長が短いマウスよりも、普通に長いマウスの方がよりお箸っぽく、敵を指し示す半径の広さを感じる。でもマウスによってはホイールが遠くなりかねない。
マウスを「面」ではなく「線」で動かせるか、、ここまできたらもうペンデバイスでいいのではと妄想しながら、さらに研究を続けよう。
ゼロデバウンス光学スイッチ、75gの軽量ワイヤレス、僕にはちょうどよい箸のような長さ、浅いツマミから親指で微調整するのに幅の広いお尻。グリップテープなくても高いグリップ性能。最近お気に入りのメインマウス。