beansgunのOverwatchメモ

ブロンズプレイヤーがAIM研究やオーバーウォッチリーグを楽しむブログ

【AIM考察25】コントロール系マウスパッドに乗り換える

 

約5年間使いこんだお気に入りのガラスビーズコーティングマウスパッド、紫電改
かなりスピード系の部類で、表面のガラスビーズがすぐに剥げて1ランク滑りが落ちてもまだ剥がれないガラスビーズコーティングが残っており充分すぎるほど滑る。

しかしFPS初心者?な僕が扱うにはピーキー過ぎたようだ。


そこで半年前から使ってるのがX-RAYPADのEQUATE。
X-RAYPADの中では一番コントロールなパッドだ。

https://www.fumo-shop.com/x-raypad-equate-black-galaxy.html


紫電改からの乗り換えのせいか、ツマミ持ちだと3日ほどはずっしり操作が重たく腱鞘炎になるかと思った。しかし、1週間も使ってると繊維が寝てしまったのかむしろ滑りやすいとも感じつつ程よい抵抗感。

乗り換えや慣れのせいではないと感じるのは、EQUATEの上に他のマウスパッドを載せて使った後は、裏面ゴムの圧力でEQUATEに繊維の毛羽立ちが戻るのか同じずっしり感が一時的に戻ること。つまり1週間ほど使い込んでからが本来の滑り性能とも言える。


マウスのセンシを落とすほど細かなAIMができる反面、センシ落とすほど振り向きやキャラコン、上下の反応が難しくなるという弱点が増えるが、マウスパッドもコントロールほど精度が高くなるなら抵抗強い方がいいじゃないかとはならない。


コントロールほど最初の動き出しに引っかかりが生じるからだ。それでは細かなマイクロフリックが難しくなるし、繊細な力が台無しになる。マウスの動かしはじめの静摩擦と、動いてるときの動摩擦はほぼ比例するので、静摩擦を軽く、動摩擦を重くというのは難しい。個人それぞれのマウスの重さ、センシ、掴み方、ゲームタイトルとの組み合わせでも求められる物は違ってくるだろう。


実は1週間使い込んだEQUATEでも滑りやすいとは感じたが、公式サイトにアムンゼン織とあった。

X-raypad Equate Gaming Mouse Pad – Black Galaxy – X-raypad

 


アムンゼン織は古くはArtisanの飛燕に使われてて、最近いろんなマウスパッドメーカーが滑りやすく停めやすいハイブリッドマウスパッドとして採用しはじめてる。

ほとんどのマウスパッドは糸を輪っかで編んだ編み物で、

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こういう風に目が敷き詰められてる。
編み物はしなやかで肌にピッタリ吸い付き柔軟性が高い。


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織物は縦横にまっすぐ糸を通すため剛性が高く、曲げるとシワになりやすかったり、肌触りがサラサラしてる。剛性あるぶん編み物よりヘタリにくい。糸の性質や太さによって一概には言えないが、同じ糸を使う限りはそういう違いがある。


そしてザラつきがある織物のほうが、マウスソールにピッタリ張り付かないため初動の軽さに有効で、織物でコントロール系(公式説明はハイブリッドともある?)というのがオススメできる点である。


EQUATEよりもう一段ねっとりしたマウスパッドを試したかったので、レビュワーによってはG-SRより滑らないとされてるMM200 Proも買ってみた。


確かに滑らず、ねっとり重いのは狙い通りだったが、やはり普通にマイクロファイバー(細い糸)で編まれたコントロールマウスパッドは初動のひっかかり感もすごかった。初動の引っ掛かりがあると、マイクロフリックを犠牲に単に力加減が重たい方に振れただけで制御可動域が増えるわけではない。これはこれで使い方しだいなんだろうけど。



そして最近発見したのが、マウスソールを剥がしたらどうか?
という実験だったが、これがEQUATEにピッタリはまった。初動の軽さはそのままに、動摩擦はねっとり感が増えて個人的には理想的な静、動摩擦のバランスになった。

正確には4つあるマウスソールの、メインクリックの下ひとつにだけ標準マウスソールを張ったりしてバランス調整している。


マウスソールを剥がすと、マウスパッドとの相性によっては操作感や、シュッシュと操作音が気に食わないとかあるかもしれないが、動摩擦を増やすそういう手段もある。 

アムンゼン織りで初動の軽いコントロール系(ハイブリッド?)マウスパッドというのは、面白い立ち位置なので、10人に1人はこの操作感が気に入るかもしれない。