beansgunのOverwatchメモ

ブロンズプレイヤーがAIM研究やオーバーウォッチリーグを楽しむブログ

【AIM考察53】センサー基準で動かすのがなぜ大事か?

www.youtube.com

 

ペンを端っこで持つ人がいないように、マウスのセンサーもなるべく近いところを持って基準とするのが大事。

手首でマウスを傾けるとエイムが水平に動くと考えてる人が多い


でもそれは間違った使い方


手首などの軸があるとマウスの下が基準だと無意識に思ってしまう



それはコンパスで正確にきれいな円を書くようなもの


安定はするし、水平にも当たる。

しかしコンパスでフリーハンドのような絵は書けない。
もちろん何百回と細かく軸を移していけばコンパスだけでどんな絵も描けるだろうけど、素早く自由にというわけにはいかない。

手首や指にロックがかかり持ち直しが多くなるほど、特定の場面だけ強く、安定性は減りAIMの底上げができなくなる。



、、、というのがRyanguru先生の説明なんだけど、センサー基準の動かし方やってて他にも大事な利点があって、それは「フリックが感覚的に当たるようになる」こと。




僕がFPSはじめて6年好きだったのが浅いツマミ持ち。
マウスのなるべく後ろをつまむので実際のセンサーは指先にくる。
手首でマウスを動かすとてこの原理で大きくマウスが動き、手首だけでとても振り向きやすかった。もちろんダメな持ち方だ。


ペンでこんなに後ろを持ってたらそりゃペンをぶん回しやすいが、字が綺麗に書けない。中距離でゆっくり動く敵はともかく、いざというときに弾が当たらない。


実は中距離の敵をゆっくり動かしてトラッキングする分には問題ない。
「ゆっくり動かす分にはちゃんとマウスの中心を捉えてるような感覚になる」
ゆっくりなぶんズレはあまり影響しないからだ。

問題は近距離で高速に動く敵やとっさに現れた敵へのフリック。
「早く動かしたときに、ゆっくりのときと感覚がセンサーの差ぶんずれる」
ゆっくりのときこうなら、早く動かしたときはこう!! といった自然な感覚が狂う。




普通にセンサー基準で持てば、素早くフリックしたときの感覚のズレは起こりにくい。
ゆっくりトラッキングしたときと同じ感覚が早いフリックでも使える。


マウスデバイス界隈だとセンサーの位置は前につくべきか、後ろにつくべきか話題になることがあるけど、自分の持ち方でセンサー基準に動かせる方に近いマウスを選ぶべき。じゃなければマウスに持ち方や手の位置を合わせよう。


自分の基準よりセンサーが前にズレてると、感覚で素早くフリックしたときAIMは行き過ぎる。

自分の基準よりセンサーが後ろにズレてると、感覚で素早くフリックしたときAIMは届かない。

これはゲーム中9割の場面をゆっくり動かすときは問題ない。
9割の場面で慣れた感覚がとっさのときズレるゆえいつまでたっても修正できない。


フリックで行き過ぎる問題をセンシが高すぎるからと考えセンシを落とせばそりゃ的もでかくなり当たりやすくなる。だが問題の本質はセンシが高いからではなく、自分の無意識の基準と実際のセンサーの位置がズレてるからだ。これを解決しないとAIMの底上げや安定性は一生あがらない。



Ryanguruコーチの言うように、フリーハンドで線を引けるようになるためにセンサー基準にすべきだ。そして、フリックの感覚のズレを発生させないためにマウスを持つ位置はきっちりセンサー基準にするよう年に1度は見直してみたい。マウスを新調したときは必ず。