beansgunのOverwatchメモ

ブロンズプレイヤーがAIM研究やオーバーウォッチリーグを楽しむブログ

【AIM考察48】終点を意識して動かす。段階的な内的意識ではなく、外的意識の活用

リャングルコーチの話題からたくさんの人が解説してくれています。

手首を使うのが駄目とか、クレーン持ちがいいとか、センシをどう調整するとか、力を抜くとか、一つ一つを意識するのではなくセンサーを自由に動かし続けるのに邪魔なものを全部排除して、センサーを意識、終点を意識すれば、指も手首も腕も力加減も全部後からついてくるだけということなんですが。


KHさんのどこかの動画コメントでとても良い言葉がありました。
「武術界でいう動作の終点だけを意識すると動きがよくなる」


Notheption R6Sのamenboコーチも外的意識についてまとめてくれてます。 

 

 

こちらマウス屋さんも内的意識、外的意識に言及。

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これ、AIMの話であり体の動かし方の話なんですが、チームについても同じ事が言えないでしょうか?

「自分たちのチームはどのゴールを終点にしてるか?」という外的意識。

これが本気で優勝とか世界一であれば、チームの指も手首も腕も姿勢も自然とそれに向かって動き出すはず。最初から世界16位とか、予選突破が目標だとチームの内的意識はそれに合わせて動く。これだと同じスタートラインに立てません。

というのはトップチームの争いは「優勝」「世界一」という外的意識をみんな持ったチームがまずスタートラインで、世界強豪相手に胸を借りる、一矢報いる、程度の外的意識では同じスタートにも立てないから。


ちょうど同じときに2023 WBC で日本が優勝しました。

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このとき大谷翔平選手がいった、「アメリカのスター選手に憧れるのをやめましょう」「勝つことだけに集中」という鼓舞の仕方も、外的意識の切り替えのひとつ。
(大谷翔平自身が歴代最強のスター選手だろというツッコミはともかく)

FPSも相手が強すぎるという前提で立ち回るとどうしても消極的になり、まともに撃ち合うこともできないまま敵の思う壺になります。例え何度か撃ち負けても本来の強気な姿勢を崩してはチャンスは掴めません。

Overwatchリーグのチームでも、個々の選手はとても強いのに外的意識の統一がなければ最初から諦めがちで消極的にグダグダになってしまいます。

逆にOWでもValornatでも、強豪チームには外的意識の強いメンバーが集まりやすく、残ってるスタッフがそれを引き継ぎやすく、選手が総入れ替えになっても強豪チームは強豪チームのままという不思議な現象がおきやすい。終点がはっきり意識できていれば、メンバーもスタッフもそのように動き、集まるわけです。

優勝を宣言する必要はないのですが、外的意識をそこに置かなければスタート地点から大きく遅れることに。

目標は外部に秘密にしておいたほうが「ビックリさせてやろう」という内的モチベーションの高まりにつながるようです。

逆に絶対に達成できない、口に出したら笑われるような低い立場であれば冗談として「優勝を目指す」と宣言するのはあり。周りが嘘だと思ってるからこそこれも「ビックリさせてやろう」という内的モチベーションが高まります。


そしてこれは企業でも、人生でも終点を意識して動くのは同じなんですよね。
居心地の良い現状、居心地悪くても動かず変わらないことによる安心感。
自分の常識を壊し組み替える、コンフォートゾーンから外れるということらしいです。


話をAIMに戻して

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これまでAIMで色んなことを考えて来ましたが、それこそ指で指す月のようなもの。
指に集中せず結果を五感で感じろ。今までしてきたこと考えたことを総合して感じろ。


最初からできる人は結果を感じるところから初めてて、最初できなかった人ほど理屈や頭で考えるから、内的意識でドツボにハマっていく。再び赤ちゃんのように全体で結果を感じとる事が必要だ。