以下はプロゲーミングチーム Northeption R6S部門コーチ amenboさんのツイート。
ゆっくりAimの人はどんなセンシにしたって安定してるし、フリックAimの人はどんなセンシにしたって不安定になる。そういうものだよ。
— amenbo🔨 (@amenboy_) 2022年7月27日
Aimで一番重要なのはトラッキングや普通に合わせることなのに「フリック」が重要視されているのはよくないよ本当に
— amenbo🔨 (@amenboy_) 2022年8月5日
格闘ゲームでもそうらしいですよ。まずはコマンド入力をキレイにしてそれを素早くして再現性を高めていく。汚いコマンド入力で頑張っても高みには行けないわけよ。
— amenbo🔨 (@amenboy_) 2022年7月27日
格ゲーのランクマのみで素早く崩撃雲身双虎掌を練習しようとしたら身につけるまで何年かかかるかもしれません。コンボを一つづつ分解して、トレーニングモードでゆっくり再現して正確に出せるようになって、それをどんどんスピード上げ、実践でとっさに無意識に出るようになるまで繰り返すわけです。
eスポーツでなく、プロのスポーツ選手でもスイング一つに10分かけてミリ単位で理想のフォームを追求していくという「正確なフォームの試行錯誤」は重要視されています。
十種競技日本チャンプ武井壮がよい解説しています。8分頃。
「頭の中で思った通りに動いてるつもりで、思った通りに動けてなかった」
「自分の体を思った通りに動かせる練習をしてから、スポーツをやろう」
僕はワークショップでボットの速度50%にして、2時間ぐらいかけて300%に持っていくような練習してました。300%のスピードに慣れたら100%がゆっくりに見えると思って。
ですが、フォームが全然定まってないのにスピード上げていくのはダメ練習でした。300%で練習してもデタラメなフォームやクセが付くだけです。
50%トラッキングのみで練習したら体感的にとてもAIMの調子が上がっていい感じに。フォームの試行錯誤で速度50%の敵に正確に当てれるようになるほど、全く練習してないフリックもできるように。正確なフォームの再現性が無意識のフリックに少しづつ反映されてる実感があります。
どうやったら50%速度のランダムBotを完璧に捉えられるか、自分にとっての正しいフォームの試行錯誤するのは正しい努力。
プロとかグラマスとかKovaakトップランカーとかならまた違った練習も必要でしょうが、そこに至るまでは「ゆっくりトラッキング」で完璧に当てれるよう試行錯誤するのがいいかも。
ちなみに50%速度のBotというのはOWのヒーロー移動設定の最低数値が50%なので、ワークショップいじれる人だったら25%とかも作れるかもしれませんね。