beansgunのOverwatchメモ

ブロンズプレイヤーがAIM研究やオーバーウォッチリーグを楽しむブログ

アトランタの包囲戦術が凄い

サンフランシスコショックには過去最強のMVP選手、OW神Properがいます。そこに KR ContendersをほぼMap落とさず圧倒し優勝したO2から HeeSang Junbin MAXが加入。さらにルシオで評価高いVindaimを迎え入れ、最有力優勝候補となりました。

そんなショックがスクリムとはいえアトランタにボコボコにされたと?
いや、毎年ショックに一杯食わせるのはアトランタだし、ゆうてもスクリムだし…

さっそくアトランタを見てみましょう

(パッチですぐリプレイ見れなくなると思うので注意)


4BFB07
南極アンタークティック ペニンシラ

特徴ある2ラウンド目から見ていきます

このMapはVigilanteゼニに注目
敵本隊の進路を確認後、味方と離れて隠れながら大まわりなフランク

ゼニヤッタは味方から浮くとすぐフォーカスされるのでこれはいけません


右下のVigilante、味方から離れこんなとこまで上がってきましたが、Properと遠距離のHeesangに撃ち抜かれDead。いや、ランクマのJjonakじゃないんだから。Heesangもそこからよく当てたな。

しかし、ここはStalk3rがVindaim、Properを撃破してキャリー
Vigiranteのミスをカバーします



Vigilante またも敵の進路見て隠れて大回り。
こういった包囲戦術を破るのは簡単で「足のないやつをフォーカスして先に落とせばいい」
後ろの敵無視してチームで動くことです

実際、逃げ切れないLipキャスが落ち、さらにFielderアナが狙われる。

ここでアナを追うショックの隊列が縦に伸びてる事に注目




LipとFielderが落ち、その代わり後衛のFinnを狩ることに成功。
これはマイナストレードで拠点取れませんが、アトランタのやりたいことはまさにこれです。



Vigilante、ゼニヤッタだけに一人浮いてるように見えますが今回は一応自陣側。
しかし帰ったように見せかけたJunbinハルトが狙ってます。



盾視点で確認したのか、すかさずチャージキャンセルブンブン
Vigilante ちょっと味方から浮きすぎですね


でもここはスリープデッドアイで有利な1v1交換となり拠点取り返します
ナイス Fielder Lip



Vigilante さすがに今度は本隊に
最後はLipのヘッショとStalk3r で後衛Finnを狩ってエンド
Vigilante は Stalk3r Lip Fielderに謝ってください



第3ラウンド
Vigilanteまたも敵の進路みて大回りフランク
ランクマじゃねえんだぞ!
どうやってアナがヒールすんねん!

でもここはStalk3rトレとHeesangソンブラの1v1交換


そしてまた1人追い回されるFielderアナww
ここもショックの隊列が1列に伸びてます



Fielderを犠牲に最後尾のFinnをカットで1v1交換
Vigilanteのアシストログもあるので調和か不和も入ってます
アトランタとしては足のない奴を囮に、Fielderが落ちる前に後衛を倒すのが理想


しかしFielderがいた場所はアトランタリスポーン側なので、Stalk3rの復帰差で殲滅します
後はHeesangのソンブラが刺さらず、Vigilanteが大暴れしてスノーボール


Vigilanteの立ち回りを欠点のように挙げましたが、このマップ、ファーストスナイプやキルログをたくさん出して大活躍のVigilante。ゼニヤッタがいたら火力で負けることはないけど、ゼニはスピブでもお狐でもフランカーにも追いつかれ轢き殺されるのが欠点。

Vigilanteは1アクションでは届かないほどの大回りで距離を開け、ドゥーム、トレーサーに続く3人目のフランカーとなってるのがポイントです。距離取って不和つけた壁越しの戦いなら1vs1も有利に立ち回れ、壁に隠れたときサポートパッシブとシールドHPでスキル無しでは一番自己回復早かったりもします。アトランタとしてはアナとゼニのどっちに敵が流れるかを見極めて包囲する戦術。



YYPH9F
クイーンズストリート


ここはLipお得意のソンブラと、Donghakボール構成
初動、真っ先に偵察にでたjunbinボールがハックされ味方のフォローもらえずDead。
ルシオがいないので Finn Vindaim Proper もそのまま狩られます。



Proper達のリスポーンが遅れ、Junbin Heesangが先行中。
Fielderはロボット押してますが、アトランタはVigilante含めとても広くポジション取ってます。
Vigilante危険そうですが、一応アナの射線内。



Proper達が戦線に付く前にまたしても junbin がハックDeath。
Lipソンブラいるのに先行しすぎでしょうか?



そのまま Lip は Proper の死角からEMP
一瞬で合わせるのは2ブリンクしてきた Stalk3r
Vigilante またも強気な立ち回り

逆に左下のFielderはロボットからもかなり引いた位置にいます
普通はこんなに戦線離れないのですが、Properに1、2発撃たれてるのでロボットの後ろにいたらダイナマイト避けれなかったり、距離減衰効かなかったりで死んでたかもしれません。



Lip Stalk3rは Vindaim Finnまで殲滅


ロボットが進んだ次の盤面。アトランタはまたも広く展開しつつ、アナゼニが前線からかなり遠い。Junbinはちょっかいかけてますが、遠すぎてHeesang がフォーカスいけない。



Junbinがサポートに絡んでうまく分断?
ならば前線は4v3でアトランタ不利?
包囲されたHeesangはスキルきって逃げます


ここでProper達3人が前線カバーしようと前に出るとき、隊列がまた伸びてしまい、Vindaimが3人にフォーカスされ落ちます。少し遅れて Vigilante Fielder が出てきたのも良かった。Vigi Fielder は Junbin を追い返して合流したことで人数有利に。アトランタの思うまま。

南極でゼニかアナを餌にしてたときとは違い、ここでは前線から遠く離れVigilante Fielderが遅れて出てくることでフォーカスされないようにしています。



Vindaim アナが落ちれば戦線維持無理で Proper 達も狩られていく



しかし5v2ながら Heesangトレーサー個人技でサポ2人を撃破!
ここでやっとアトランタ止まります
さすがO2 2022のエース


次の盤面。今度は広くエリア取ってるのはショックの方。ちゃんとカバーラインがつながってます。ProperはStalk3rを牽制。Fielder Vigilanteはまたフォーカスされづらく、前線はカバーできない位置。Lip と Donghak はULTレディですが5人で合わせるタイミングがない。



そんなのかんけーねー!!
Lip は一人合わせる味方がいれば充分
いつもの15mギリギリEMPから自分で火力出す
敵の混乱と同時に Stalk3r が Proper に仕掛ける



ハック1.5秒内に Vindaim をキルしたので、Finnの虹彩発動は間に合わず



リプレイでは瀕死のProperに虹彩届いたように見えたが、Stalk3r Donhakのフォーカスに撃沈



次の盤面。こんなに引きの画面で撮らないといけないぐらい、Fielderの位置が遠すぎ
Vigilanteのカバーはできるが、さすがに遠すぎない?
先程から前線から遠いVigiranteよりさらに遠いFielder
理由として2人が襲われたとき

○ゼニアナお互い固まってない方がULTに巻き込まれにくい
○2人同時にフォーカスされない
虹彩、ナノ、ヤクザキック、瓶の巻き込みなどの関係上ゼニを擬似タンクとしてアナがサポート
○アナはスコープ使って一方向に集中したいため2方向から挟撃されない位置

などが考えられます。


でもちゃんと詰めてきて、リコール、ブリンク全部使ってもHeesangは囲まれ追い込まれる
Junbinは ULTレディ



Junbinバックラインへマイン パイル!!
Heesangとフォーカス合わせたかったが、ここでHeesang Dead


寝かされてフォーカスもULTも不発。残念。


次の盤面。O2のJnubin Heesangコンビだけでサポを瞬殺できる能力はある。それもあって KR Contendersは無双できた。この2人が初動から先行してるのはサポを探し、2人でセットアップするため。(Vigi Fielderがあんなに前線離れてるとは思わない) いまFielderが前線近くにいる! やっとアナを狙う準備が整った!!



が、ここでHeesangの背後に単独EMP!
せっかくJunbinが準備んできたのにまたしても、、またしても先手はアトランタ!!



1.5秒内にフォーカス余裕
リコールは切らせない



次の盤面。JunbinはLip相手のボールを諦めDvaに変更
そのDvaをスルーして、Finnを待ち構えるStalk3r
またも広すぎるアトランタの配置と、前線に届かない位置で隠れるFielder Vigilante



Stalk3r が Finn を急襲した小部屋に Donghak のマイン
全員の視線がそこに集まったとき、Vigilante Fielderは遅れて参戦



Heesang 運悪く小部屋から一つだけ漏れたマインにブリンク Dead
Vindaim は味方に瓶、Proper にナノ、Donghak をスリープと全て対応



だが Fielder も Vigirainte にカウンターナノ、全力ヒールでProperを撃破
DPSいないショックはまたまたまた殲滅される



再度ショックを救ったのは戻ってきた Heesang
Fielder にパルスつけて最終ポイントを追い返す
もう Heesang しか勝たん


次の盤面。やはり遠いFielder Vigilante



ProperがDonhakを見つけて射撃音鳴らしたタイミングで Vigirante 侵入
Proper 後ろ後ろ!!



瀕死 Proper を Finn が神出鬼没、鈴、お狐 全部使って救出しさらに反撃!
Proper もボブを乗せるがスリープ
Lip は Vindaim をハックして追撃


Vigi Fielder すぐ前線から引いていなし、2ULTを吐かせる事に成功



Heesang が Stalk3r に追い返されて瀕死だが、Vindaim は Lip に絡まれたままヒールに手が回らない。先に Lip が瀕死の Heesang を撃破。



さらにパイルで Vindaim も撃破。Proper も撃破。アトランタやりたい放題。



一方 Junbin Dvaは奥のサポ2人を抑えていたが、さすがにアナゼニのヒールを上回る火力はDva一人じゃ出ない。そこに生き残ったFinnキリコが合流。



この状況でも Finn キリコの火力でゼニアナ狩るのはさすがSFS。
一発逆転狙いでメックを着替えた Junbin だが、Finn も狩られ、結局 Junbin も狩られ、ショック側が合流遅れることに。(苦し紛れに出したDvaだがやはりMAX担当キャラか?)



完全に翻弄されたショックはここでEND



本来サポを探してJunbin Heesangでフォーカスするはずが、前線のどこにもサポートがいない。遠くでJnubinが見つけても1人で2サポは狩りきれない。無理して前線離れて追っかけるとJunbin Heesangが逆に包囲される。ボール、ソンブラ、トレーサーは全部追いかける対象じゃなくて、向こうから来るのを待つしか無い…


大事なことなのでもう一度言おう。
アトランタの配置は、ショックからするとOWの定石でやる先仕掛けや、セットアップするための敵がどこにもなく、ブリンク、ステルス、突撃ハムスターから仕掛けられるのを待つしか無い。」

そのためアトランタは全て先手で戦闘を仕掛け、数秒後にはサポ2人が合流している。
惚れ惚れするほどがっちりハマった包囲戦術。自分で逃げきる事ができるボール、ソンブラ、トレーサーに、ある程度の敵フランクはスリープ、不和右クリックでタンクもワンちゃん殺せるアナゼニというのもあるが、全盛期の上海より連携が数段上。


しかし連携してるというよりも個人技を最大限活かして崩した後、偶然生まれるフォーカスも多く、意図的にフォーカス合わせてるのはStalk3rトレだけに見える。あとはLipがEMP持ってるときぐらい。これは上海のときもそうだった。リーグレベルだと2人フォーカスでも秒殺狙えるため、Stalk3rトレが合わせる意外は臨機応変でいいのかも。




ほんとは南極のショックがやったように、OWは基本固まって動いた方が強い
Goatsしかり

お互いカバーできてヒールが回って、足のない浮いた敵に突っ込むか、敵の正面が弱ければ正面に突入すればいい。後ろから攻撃してくる奴は無視が定石。ファラマの対処だってファラマをちょっと追い返したら無視して速攻で地上を叩くのが定石。



しかし追いかけるとき隊列が伸びる弱点がある
包囲側は、この後ろを機動力高い3人で狙えるとよい



包囲というからには3点以上必要だ
前後2点での挟撃もありだが、プロだと2点の挟撃は(ウィドウが真後ろにいるとかでもない限り) 固まった5名それぞれでさばけてしまう

だが攻撃射線が全方位3点あると、フォーカスできずとても脳が追いつかない
クイーンズストリートの Proper でも捌ききれなかった
(でもキャラコンやばすぎで、どんなにふっ飛ばされても最大限対処してる Proper 視点も凄い)


これはさっきのショック構成だが
本隊に3人。ボールトレーサーのフランカー2人で3点包囲できるだろうか?

これは「包囲し続ける」という点で難しい
ボールやトレーサーは一度追い返されるからだ
包囲側はヒールが届かない事も多いため、どうしても包囲抜けが多くなる
包囲を柔軟に補完する3人目が必要


こうやって、3人目のフランカーが代わる代わる交代すれば運と偶然で解けにくい包囲陣ができる。



一方に圧力かけてきたら、伸びた隊列の後ろを狩っていく

これが「碁」ならフランカーが1人足りないショックは、先行したJunbin Heesangが1人ずつ囲まれ、後ろに固まった3人が囲まれ、碁の包囲で面(エリア)を失い続けている。5つの石で碁をやるとき離れたところに2つしか置けないと包囲難しい。包囲には3つめの布石が必要だ。



ATLは布石が3つあるので、運や偶然でも包囲出来る機会が多い



布石2つでは運や偶然は呼び込めず、確実なセットアップを作らないといけない
ちなみにここ、4つ目のVigilanteがまたフランクしてる


そこでフランカー3人体制のアトランタ
しかし本隊がサポ2人だけではあまりに脆弱で轢き殺される



なのでサポ2人の本隊はまず遠く離れる
敵1人なら対処楽勝というか敵が手を出しづらい
敵2人までならスリープ、瓶、不和右クリックで対処できるかもしれない
かつ前線も3vs3で不利にはならない。




銃声が複数鳴ったとき、初めて合流
サポが出てきたとき包囲が完成


ここは Lip がリーグでも特別すぎるソンブラだからという事情もある
加えて Stalk3r が Proper Lip クラスに化け物


でも南極ではボール ソンブラを使わなかった
ドゥーム、トレーサーは飛び回ったがキャスディは裏取りせずアナを守ってる
リプレイ見て欲しい、とんでもない火力で暴れまわった3番目のフランカー




自己回復付きゼニヤッタである。スキル無しで最速自己回復できるのは遠くから反撃受けても、すぐに場所変えて別の角度から顔出すときには回復しているため働く時間が長い。あとゼニヤッタは足音がなく、ほんとにOW2で隠れてフランカーしやすくなったかもしれない。(右クリチャージ中の音は敵に聞こえるので注意)

自己回復ないキャスディだとフランクでダメージ受けたとき、ヒールもらえなければノソノソとパック取りに行かなければならない。あと距離減衰あるし。



このスクリムはもう1マップオアシスがあって構成はこう

この場合、単独で動くことが多いChiYoのイキリルシオが3番目のフランカーとなる
詳しくは以下の記事

beansgun.hatenablog.com


まるで囲碁のようにマップを広く使い、遠くに布石を打ちまくってエリアを崩していく3フランカースタイルアトランタが確立したなら、OW2で2021上海の進化系がリーグの新しいスタンダードになるかもしれない。


ちょっと昔話。

OWの歴史においてハルザリ構成、ウィンDvaダイブ、オリホグ、オリシグといろんなメタがあったが、相手に飛び込めるウィンストンDvaドゥームも、一度本陣に戻ってヒールを受ける必要があるため、わりと盤面の動きは制限される。
(ドゥームはちょっと軌道自由すぎかな?)



タンクの中ではボールだけが単独で動き回り、ヒールパックで回復する真のフランカーと言える

でもダメージトレードや継戦能力不足で、OW6年間でボールメタは上海が優勝した2021年のみ。2022年のOW2リーグは1タンクなのに2021年優勝のボールを引きずった前半の上海、Huntersは大敗。ショックもトーナメントをMikeyyのボールで落とした。ワンパンマンパッチでHP150シールドとパイルドライバー短縮の大きなバフが入り、ダメージトレードと継戦能力を得たここから面白くなるかもしれない。


振り返ると「固まってタンクを範囲ヒールした方が強い」究極系がGoats

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OWL 2019 Stage2 ファイナル

6vs6時代のGoats頂点を決めるSFSとVAN(Runnaway)

Goats 最終基本構成
この頃までオープンキューしかなかったので3タンク3サポート構成が可能でした
ザリアはHP400でタンクはOW2ほど強化される前


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OWL 2019 Stage3 ファイナル
リーグでオープンキュー最後の試合
(この後Stage4から222ロールロック制とシグマ導入 )

当時のGoatsチャンプSFSを上海がついに倒してStage3優勝
基本構成は1タンク3DPS2サポ

Gamus Youngjin DDING Diem Luffy Coma
このときドゥームはHP250のDPS枠でした


当時No1ウィドウのDiemと、マーシースペシャリストComaが付いたDDINGファラマが光ります。今のアトランタにつながるかもしれないボール、ドゥーム、ファラマ、ウィドウで場を荒らし尽くす包囲戦術。固まってる相手にパイル、スラム、アッパー、範囲爆撃 スナイプを色んな方向から撃ち込みます。今思うとGoatsを破壊したこの先にOWの未来があったのかも。


動画見直すとショックも半分オリーサホッグだったり、3サポではあるものの、あのsinatraaがザリアじゃなくソンブラだったり、思ったほど純粋なGoatsやってないですね。上海がマップピックで構成有利な高台マップを選んだ(ボール、ドゥームの)対抗手段ぽいですが。

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OWL 2021 GrandFinals
この年はハルトDvaや、ウィンストンザリアなんてシナジー薄いと思われた組み合わせまで流行り、East Westそれぞれでメタが違い、いろんな試行錯誤が楽しい年でした。メタの最後を飾ったのは上海の基本構成。

よくこれでDvaのヒール回ったな

グランドファイナルなのにボコボコの4-0 watchでかなり冷えた決勝となりましたが、ついに上海初優勝。これもボール、ソンブラ、トレーサーの3人がかき回す戦術です。Hunters(パンダ)みたいにずっとボールにこだわるチームはあれど、リーグでボールがメタに入った初めての年でした。

書いてて気づいたけど、今回解説した包囲戦術の 6vs6 バージョンはここで完成してると言えますね。ブリゼニの本隊は隠れてこそなかったけど、最初は少し戦線離れてマトリクスと盾で守られ、硬すぎ本隊に敵は手を出しづらい。ボールソンブラトレーサーで全部先手を取った直後、不和も調和もパックも投げながら合流する戦術。Dvaは4番目のフランカー、あるいは本隊の護衛として後から戦線入るのでDvaを先に回復する必要もない。まさか2年越しに上海戦術の一端を理解するとは、、

上海が強すぎるので各チームこの構成をコピーしようとしましたが、肝である Lip ソンブラと上海の戦術を誰もコピーできず惨敗。Lipソンブラに関しては昔の記事が詳しい。

beansgun.hatenablog.com

今とソンブラの性能違うけど、やってることは一緒


ボールがこのままナーフされなければ、Lip 率いる2021上海の進化系がアトランタで見れるかもしれません。(でもシーズン4は再度ソンブラリワーク来るんだっけ?)


相方のStalk3rにも大注目

去年はたくさんの大型新人が入って2段階ぐらいリーグのレベル上がりましたが、Properが群を抜きすぎてみんなかすんでしまいました。

しかしウィドウ、アッシュ、ゲンジ、ソジョーン、トレーサーを全てトップクラスでこなしたのはProperとStalk3rだけです。(普通はウィドウとゲンジで感度合わないためどっちか使わない。2人のeDPIはそれぞれ5600と5888で高め。)

自分のTwitter検索すると古くは2020 のGen.G時代から

去年Profit Fitsの控えとしてソウルに入りました。

 

トップソジョーンは去年随時入れ替わりましたが、Stalk3rもその1人。

レイオフ最後は決勝2チームのダラス、ショックに敗北。
Profitキリコという奇策にも出たが刺さらず。プレイオフのソジョーンはFitsが担当、Stalk3rはリーパーで大活躍でした。(これもし Stalk3r ソジョーンだったら?)

今季20チームの中、一番先にロスター抑えたのはアトランタでした。移籍金はまだ上海にチームオプションで残ってたLipだけですね、多分。


Reign vs. Shock
YQ38AM
YYPH9F
4BFB07

Twitterでこれだけべた褒めしておきながら去年リーグのリプレイビューワーがなく、個人視点を通して見る機会はなかった。今回スクリム個人視点見たら自分の予想以上…だと…。

Stalk3rはProper Lipクラスのバケモンすよ。
今年はネクストレベル上海であるアトランタ優勝!!