はたしてこの記事はOWLのチームアナリストが金払ってでも読みたいレポートか?
はたまた、LIPファンボーイの妄言か?
2万文字を超える詳細なソンブラ分析レポート!
今季PLAYOFF MVPにも選ばれたLIP。
2020年のデビューからずっとNo1ソンブラで他を圧倒的に引き離している。
Power Rankings | The Overwatch League
IBMワトソンによるAI判定でもダントツ。100超えてると勝利貢献してるということだけど、ソンブラの報告やフォーカスやハック評価などはスタッツ上に現れにくく、DPSとしては低火力なためAI判定で全員下振れする傾向にある。
ちなみに JinmuとLeaveはシーズン通してソンブラ多用してるわけではなく、共に相方のトレーサーやファラが凄すぎて後期勢いある勝利チームとしての参考値。チーム成績にも引きずられるレーティング(負けが多いチームは個人技凄くても100を割る)にも関わらず中堅や下位チームながらベスト10に入るASSASSIN、FITS、HEESU が次点のソンブラプレイヤーにあげられる。
LIPの強さはAIMがいいから?
確かにリーグでもトップレベル。だがAIMだけならどのチームも名だたるDPSが揃っていて今季は過去最高にレベル高かった。さらにLIPソンブラは遠くからサブマシンガンを撃ってる場面が多く、その特別なAIMに依存していない。つまり、立ち回り運用に大きな差がある。
改めてソンブラの特徴をおさらい
ソンブラは他のDPSと比べた場合
・デメリット
「バーストダメージが出ない」
「継続ダメージも出ない」
「本人に火力がないため、人数不利になったとき他のDPSのようにクラッチプレイで巻き返す事が不可能」
「ロケーターで戦線を離れた瞬間、一時的に6vs5になる」
・メリット
「ハックがかなり強力」
「EMPがSランクULT」
「ひとりでチョークポイントを抜けることが可能」
「相手のセットアップ情報が手に入る」
「かつ自分たちのセットアップや敵へのフォーカスが容易になる」
といった、ハックやEMPが強力だが、火力が出ないキャラ。情報を取ってハックしてフォーカスする、まさにチーム戦でこそ力を発揮するキャラになる。ハックを失敗して追い返されたり、EMP溜めるのが遅かったり、チーム連携に失敗すると、単純に火力不足で前線が負けてしまう。
LIPはその強みをどう活かしているのか?
どう弱みをカバーしてるのか?
OWはゲームスピードが早すぎるため、LIPの個人視点見ても、
「やっぱAIMすごいじゃん!」
「そもそも上海の他の5人もフォーカスすごいから火力出せるのでは?」
という感想になりがちで、立ち回りの個性が伝わりづらい。
そこでまずリーグで上手いソンブラがどういう立ち回りをしてるか分析し、次にLIPの立ち回りを比較し解説する。
評価高いASSASSINのPlay-In戦ソンブラ
ASSASSINのソンブラは今季調子悪く、プレイイン直前のIBMレーティングは下がり調子でキャスター陣に心配されるありさま。
しかしプレイインの2試合は覚醒したかのごとく大活躍。チームを牽引しプレイオフ進出。試合後キャスター陣が慌てて先日のグラフを反転して紹介することになったほどだ。
そのASSASSINのプレイイン動画。
ヒューストンに大接戦の末勝った調子のよいときのプロソンブラがここにある。
コントロール開始18秒で接敵。8秒間ちゃんと敵の配置や相手を選んでステルスを解除。ここはトレーサーに逃げられるもののハック決まれば勝負ついてた場面。味方の攻撃で体力半分だったのが見えてたら撃ってもよかったかもしれない。
ダイブ構成で固まって、正面自陣後ろから安全にハックして火力を出す。素晴らしいチーム連携で初動獲得。ハックフォーカスだけでファーストキル取れるので、この連携力が鍵となる。
味方と固まってるため、ダイブしてくる敵はいいハックの的。
「ソンブラの心得 その1」
ダイブに対して自陣からハックする防衛ソンブラはとても強い。
例えば敵陣にマクリーがいるときにフランカーはあまり飛び込みたくないが、それでもマクリーの性能は1vs1限定で、みんなで飛び込まれる瞬間にデッドアイ撃つ猶予はない。
ソンブラは飛び込んできたダイブにハックするのが強く、特に飛び込んできた敵へのEMPカウンターはゴリラのバリアもDvaのマトリクスも容赦なく無視して餌にできるため、マクリーよりカウンター性能が高いと言える。ステルス状態であればソンブラがどこにいるのか確認しづらいのも利点。
とはいえOWは先に仕掛けてなんぼ。防衛ターンでも諜報活動(敵のビーコン探し含む)や、バックラインハックなどソンブラができる仕事は多いため、防衛でこのように自陣にこもってるソンブラは少ない。LIPもすぐどっかいってしまうので、こういう場面は見ない。
サブマシンガンで高いバーストダメージ出すため、とことん距離を詰めるアサシン。リーガーのAIMなら拡散のサブマシンガンでもヘッショバーストが期待できるため、ソンブラで10m以内に近づけるかがポイント。
ヒューストンの光彩、ラリーが同時に来たので、敵とゼロ距離のアサシンは勢いを止めるためその場で4-EMP。敵の中央は即死の危険あるのですぐにロケーター脱出。
しかし追撃でDantehもEMP入れたので形勢逆転。
特にHPは減ってなかったのですが、形勢不利なためロケーターで即退避。この場面で余計なハラスしてリスク取ることはしない。
次のセットアップはバックラインのゼニにちょっかいかけていく。味方が遠くブリに守られてるのでキルには繋がらず。
まだHP140残ってたけど、人数不利となるとロケーターで逃げる判断がとても早い。ヒーラー2人落ちてるので、ハラス続けても逃げ遅れた味方を助けることは難しいでしょう。
偶然Dantehのロケーター発見。これは1キル確定で拠点取り返せるか?
どうせ次のあたりあいまでに設置場所変えるだろうと思ったのか、敵地側にいることを警戒させたいのかすぐ壊しちゃいました。
すぅーと場面かわって、拠点がいきなり43%に。
このPOVシリーズは、当たり合いが始まる直前までスキップされるのでこういう場面転換がちょくちょくあります。ヒューストンはアサシンが遠くにいる情報を得たので、逆にリスポーン側に詰められたのかもしれません。ロケーター壊した後、まだ敵陣に残ってたのは失敗でした。
じっくり配置とタイミング見計らって交戦再開が60%。ソンブラ視点だと味方リスポーン含めセットアップに37秒間かけています。これは当たり合いを1回放棄してるのと同じ。これがソンブラの大きな弱点です。味方にソンブラがいることで、前が弱くなったりセットアップに+10秒、+20秒ぐらい余計に時間がかかり実質当たり合いの回数が減ります。
でもコアレッセンスで確実にJAKE撃破。拠点取れたので、あれだけセットアップに時間かけたかいあったかな?
固まってフォーカス連携しますが、ヒューストンはまたしても光彩で反撃。
アサシンは粘らずすぐ退避。
戻った所にボールと鉢合わせ。当然ハックをしかけるのですが、
相手もプロなので反撃して0.65秒かかるハックをキャンセル。
ハックはハムが逃げるときにしたほうがいいかもしれない。
ハックの最大距離15mからトレーサー狙い
しかしPiggyに中断されました。
ソンブラは射線確保に体晒して交戦距離短く詰めないといけないため、あまり壁や柱頼りづらい。
Dvaをハックしたら勝てそうなんですが、3度目、4度目もハックキャンセル。
ソンブラはハックしないと始まりませんが、相手にソンブラ、トレーサー、Dva、ハムと散弾が4つもあるためなかなかハックさせてもらえず、火力も出せません。警戒してる4人にこうも体晒さないといけないのは辛い。
4度のハックが中断され、距離詰めすぎてフォーカス浴びたので火力ゼロのまま退避。ロケーターは前線に置いてるので、まだ火力出せるチャンスあります。
ヒールもらって前に詰めますが、背後からHappyに襲われHP2で回避。
コントロールは前に詰めるとき、後ろから襲われやすい。
ロケーターはずっと前線に置いてるので、紙一重でヒールもらいつつ2-EMP発動。逆に追ってきたブリギッテを落とします。
人数有利から敵ハムを拠点まで追ったら、前線がまたも光彩負け。正面からサポULTで押し切られる時、ソンブラで対抗するのは難しい。
Dantehのロケーター出現タイミングで先手攻撃。瀕死までいくも敵3人のカバーが入って追われます
4人にフォーカスされつつも脱出。結果的に4人釣れたのが大成功。意図しなかったこの釣りが拠点獲得につながり、アサシンお手柄。
2ラウンド目。ここでもハックスタート。しかしこの距離のハックは、、
やはり切断される。
2度、3度目のハックもキャンセル。Dvaに見られてる。
ダメージは受けてないが、人数不利とDvaにびびって前線離れる。良い意味で臆病、かつ感がいい。相手も最大限警戒し、ハック中断してソンブラ追い返せれば勝てる状況。
次の交戦。さすがにもうハックは使わないが
ハックなしだと、タイマン性能最弱のソンブラは逃げるしかない。
軒下から今度こそハムのハック成功。これで拠点取り返します。
ゼニ狙いで「カモンオーバーヒアー。グループアップウィズミー。」
LIPはこの集合ラジオチャット使わないんですよね。
というのもLIPは仲間待たずに狩りにいくので、、
アサシンは確実にフォーカス連携を取ろうという意思が動画から感じられる。そういえばLIPは最短で前線と殴りあうため、ゼニ狙いのEMPはほとんどなかったですね。
3ラウンド。初動でDreamerに捕まったため、ロケーター脱出。6vs5になり初動負け。ソンブラが先に見つかると追い返されて負けてしまうのも弱点。
バーストダメージ出すために体晒して10m以内に詰めていくアサシン。ワンマガジンでロケーターに戻るを繰り返す。しかしこの戦い方では正直火力が足りない。やはりハックが必要。
ファーストキル取ったから勝てると思っても、すぐソンブラいなくなるので人数差戻ってやられる。それはDantehソンブラも同じ。お互い継戦能力のなさ、火力のなさが苦しい。
プレイイン通して、DecayとMAGはめちゃくちゃキルログを出すことになります。
「カモンオーバーヒアー」
アサシンの合図で、MAG Decayと共にゼニへバックアタック。
そこにピッタリカウンターをあわせるDanteh EMP。これでマップはヒューストン。
「ソンブラの心得 その2」
飛び込んできたダイブ構成へのEMPこそ最強。
バックラインにフォーカスを合わせるということは、まとめてカウンターを喰らうリスクでもある。飛び込むスキルを使ったところで光彩やEMPが待ち構えてたのではいい餌。時間かけたセットアップの駆け引きが必ずしもプラスになるとは限らないどころか、ハイリスク・ハイリターンの駆け引きにわざわざセットアップの時間を消費するだけ損になることも。
アヌビスB攻め。Dantehをハックキルしたことで人数優位。人数優位後のソンブラはハックも通りやすく強い。
4人落ちてもうゲージがなく復帰してきたDantehが敵ど真ん中EMP狙いでステルス解いたのを見て狙った先打ちEMP。これでDantehのEMPが潰されB確保。ソンブラ使いはみんな考えてること同じ。
変わってB防衛。自由な立ち位置でタンクをハックし続けファーストキル貢献するアサシン。ここは安全にリスポーン戻れて復帰も早く大活躍。
少し押されても、EMPで確実に2度ゼニを狩って追い返すアサシン。サポの至近距離なのでJAKEブリギッテが超反応で止めるしかないが難しい。アヌビスBはどっちが先にハック決めるかの勝負でアサシンが上回りワシントンマップ獲得。1-1。
アイヘンヴェルデ。味方のプッシュに合わせてボールハックしバーストダメージ求めてどんどん前に詰めます。が、コントロールのときのように右に回り込んだHappyトレーサーに撃たれて撤退。ソンブラがもっと遠くから撃てると壁や柱で他の射線切って、回り込んでくるトレーサーも視野に入るのですが。
でも復帰タイミングと、逃げてきたボールが噛み合って見事ファーストキル。偶然でしたがこれで人数優位からA確保。
うまくボールハックしたところ味方5人が追撃します。
が、またもDantehのカウンター5-EMPくらって崩壊。
アヌビスで何度かうまくいってたゼニ単独EMP。今回は光彩で返される。
ソンブラ関係なく、Decay強すぎて撃ち勝つ。
次の当たりあいのまえにバックライン潜り込もうとするアサシン。運悪くDvaにぶつかりステルス解除。
逃げたロケーター先にギリギリ射線届くぐらいまで追われて、ハックキャンセル。
いったんかわして仕方なく次のポジション探し。バックキャップ狙いつつ
ペイロード押しながら敵陣をクロスファイアできるベストポジション獲得。。。なんですが、ここまでのセットアップのもたつきで、BEBEが先に死んでます。ベストポジション取るために前線離れたのはたった7秒。わずか7秒の6vs5で当たり合いに負けました。
ソンブラのセットアップ時間はほんと火力の弱点。マクリーぐらいULT含めたバースト火力高ければ7秒のお散歩も帳消しにできるかもしれないですが。ただ最初Dvaに見つかってなければうまく挟めた可能性は高い。
再度「グループアップウィズミー」
ゼニのカバーに入ったPiggyを下に落としてハックフォーカスキル。理想的な連携プレイ。
いけるかと思ったところHappyに1-1交換とられ、ラリーも発動し再度セットアップに戻ります。
安定の敵バックラインポジションから戦闘開始。もう一度フォーカス合わせられるか?
味方が飛び込んだところをまたもカウンター4-EMPで迎撃される。フォーカスセットアップを逆手に取られ1ULTで壊滅。ULT状況はずっとヒューストン有利のスノーボール。
次の戦闘に戻る前。よくわからんけどDecayがやってくれて人数優位。
そのまま敵中央でEMP。5人狙いだったが城に引かれて2ハック。
城に引いた敵にフォーカスされ撤退。
って、戻りすぎ!!
人数有利なのに!
2-EMPかかってるのに!
多分ロケーター壊されたくなくて奥に置いてたんだろうけど、6vs5 が 5vs5に。ここからだとあたる前に死んだ敵ハムと復帰差はほとんどない。これはアサシンやらかし。
複数EMP巻き込むためロケーターで戻るのは仕方なく、階段下の大パックに置くとDantehに壊されやすいとしても、もう少し近い所におく工夫がほしかった。ソンブラは自分でチャンス作り、自分でチャンス潰すほんと難しいキャラ。
アサシンが戻る頃に5人で粘ったMAGがレイジ発動。そのときおこぼれのゼニをゲット。
ついでに復帰から弾かれたボールもハック落下で勝負あり。このときライブではキルしたアサシンカメラで沸いてたけど、個人視点だと実はやらかしてて、ほんとはMAGが偉い。
第3ポイント。敵陣半周回って全ポジションをまず報告。2階からゼニの射線も見える。ソンブラの大事なお仕事。
またも敵バックラインハック狙い。柱の影のグッドポジションからDva狙いで戦闘開始。
Dvaをハックしたものの、真上から降ってきたブリギッテに捕まってファーストデス。そのままチーム崩壊。ブリギッテに近すぎましたね。このターンはポジション確認したうえで捕まるアサシンのミス。真上のゼニと一緒にいることは予測してたはず。
リスポーン後、再度敵陣深くまでセットアップ。EMPレディ。ディレイキルされたDva復帰を待つ。
前線がここまで下がってるので、ここから戦闘再開。ペイロード引っ張る釣りはしません。左の門にゼニブリギッテ。ロケーターはちょうど門の上の棚。
敵の中央で3EMP。やっかいな2tankとブリギッテをハック。しかしCrimzoしっかり光彩で反応。
敵陣ど真ん中のEMPだが運良く不和もフォーカスも受けず味方がなだれ込み、ロケーターで逃げずに済む。すかさず追いハックでハムを再フォーカス。
しかしここでHappyがファインプレイ。人数5vs5に戻されいったん仕切り直し。
次はDanteh のEMPでスタート。2タンクがハック。Decayはほんの数cmでEMPを回避。互いのEMPが熱い。
アナのヒールでなんとか逃げ切る2タンク。ワシントンもEMPをうまくいなす。
実は戦局を決めるほどのEMPは敵の飛び込みに合わせるDantehのカウンターEMPだけで、他はどちらもあまりうまくいってない。去年からずっとですが、リーグのEMPほんとに成功率低いですよね。どのチームも対策万全なんでしょうが、じゃあなぜソンブラを使うのか?
そしてEMP使った側がいなされて負けることもよくある。EMP直後はソンブラが戦線離れないといけないため、ハックした側が一時的に6vs5になるのが理由のひとつ。
ここで問題。
OWヒーローの中で「味方の人数を一人減らすULT」はなんでしょうか?
互いのメインタンクが落ちてる状態。サウンドバリアもらってるので火力だそうと最前線に体晒すも
そこは敵もオーバーウォッチリーガー。ハックにバッシュのスタン地獄から、トレーサーで追い打ちされて、、
HP400あってもロケーターを使うスキなど与えない。
セットアップする時間もなくOverTime。味方のいない苦し紛れの5-EMP後に死んで、ペイロードは第3の39m。さっきのターンで勝負ついたのでここはしょうがない。
防衛。逃げてきたボールを偶然発見してファーストキル。
敵に包囲されるなか、ステルスで自陣に潜む。
ボール狙いでステルス解除。いい狙いのハック
しかしハック間に合わず、パイルダメージでキャンセル。ここでMAGが落ちる。
ソンブラはステルス解除(装着とも)に0.75秒。ハックに0.65秒かかるので、ステルス解除からハックまで1.4秒かかる。
いいポジションからフリーでDvaを攻撃するも、アーマー相手にはつらい距離か?
MAG落ちてるし、火力でないし、さくっと諦めてフォーカス受ける前に撤退。ソンブラなのでこういう判断多く、無駄なハラスはしない。ボールをハックできるかどうかのコンマ数秒が勝負の分かれ目だった。パックハック、ロケーター深めに設置。
ゆっくり戻ってきたら、もしかしてワンチャンあったのでは? という場面。諦めず最速で動いていたらあるいは?
A取られた直後。ハックミスの帳消しにはならないがCrimzoだけは狩って帰る。
第2。前に出てDvaハックするも、Danteh EMPに反応して脱出。
EMPデッドアイだったので戻ってきたころにはチーム崩壊。このULT組み合わせはしょうがない。
次の戦闘開始と同時にロケーター破壊。Dantehキルにはいたらず。
敵が押すペイロードの上で2EMP発動。
が、相変わらずEMP単独では決まらず、逆にハックもらって自爆に巻き込まれるアサシン。あれ? もしかして試合負けたDantehの方がうまい?
第3。39mまであと4m。バーストダメージだすため、ひたすら前に出てワンマガジン撃ち切り、ロケーターでリスポーンに戻るのを繰り返す。ソンブラあるある。
MAGがファーストキル取ったけど、マインフィールドのゾーニングと
自爆によるダブルゾーニングで、ペイロードに触れずここはヒューストン勝利。
WAS 1 - 2 HOU。
ドラド防衛。初動は乱戦の中、うまくハックしたウィンストンを挟み込んでゲット。アサシンの初動はいつもみんなと一緒に動いて毎回火力出してる。初動はほんとアグレッシヴで上手い。
高台ロケーターも駆使して畳み掛けるソンブラ。
調子に乗って、いつの間にかタンクよりも前に出て、、
ハックくらって死にそうになる
そんなアサシンの窮地を助けるBEBEのコアレッセンス。
ずっとトレーサーみたいな距離で火力出すが、ヒールが厚いのでロケーターで戻る必要はない。バックライン取らずにこういう戦い方の方が向いてるのでは? まあそれだとトレーサー使えって話。
「こっちに来て」
やっと敵陣深くガッチリ5EMPが決まり、再々度ヒューストン崩壊!
ここまでアサシン大活躍!!
リスポーンでいいように翻弄される。これこそみんなが望むソンブラEMPの姿!!
次はヒューストンのハック自爆でMAGが落ちいったん仕切り直し。リスポーン地点で2分20秒と充分な時間を稼ぐ初動に強いワシントン。
ペイロードが進んだのでいつもどおり裏から挟むアサシン。10mまで距離詰める必要があるので高台から降りるも、ここはブリギッテに追い返され一時的に6vs5に。
戻ってくる頃には、毎度Decayが狩ってたり狩られてたりで5vs5。
ここも追われて退避したので、またすぐ 5vs4 に。
再び戻るころには特に火力貢献出来ないまま第1勝負あり。ヒールもらいながら正面から火力出してたときは強かったのに、裏回ってブリギッテに1回追い返されただけで戦闘に参加出来なかった。
ヒューストン、第1取った瞬間気が緩むのかトレーサーをハックキル。
仕切り直して、敵の真ん中で3EMP。
同時に寝かされるが、最強メインタンクMAGがバリア置いて守ってくれる。
眠りからさめてロケーター脱出後、暴れゴリラをハック。
ソンブラ同士の1vs1と思いきや、後ろからHappyに撃たれて一瞬でHP0に。
乱戦中、4EMP喰らい
Closer アサシンが先落ち。
ロケーター設置ちょっと失敗。
またもバックラインからゴリラをハックキル。
結構後ろに置いたはずのロケーターを戦闘中見なかったトレーサーに壊されたのか戻れずデス。
橋から降りつつEMPチャンス。
が、EMPモーションで少し上に上がってしまいまさかの射線切れ
ハックはPiggyのみ。
最前線のペイロードに降りたため残念ながら退却
Decayのデス・ブロッサムも刺さらなかった模様
いつものバックラインフォーカスから、毎回5EMPで返されるやつ。EMPはカウンター待機してるDantehが偉いですね。
ラストアタック、真ん中で3EMP。
トレーサーも巻き込んだもののパルス放った後。EMPが1秒遅かった。ヒューストンはリスポーン地点こそ手を焼いたものの、OverTimeでゴール。
しかしバックラインフォーカスの駆け引きは五分で、後ろに回る事ができないリスポーン地点でアサシンの活躍、Dantehが正面構えてからのカウンターEMPと、2人とも正面で戦った方が強くない? という疑問が。
ドラド攻撃。バックラインからトレーサーハックキル成功。
初動はみんなULTないのでEMPカウンターの心配もなし。ハック一つで勝てるソンブラはやはり強い?
常に敵バックラインからハック狙ってソンブラらしい活躍。なんなく第一突破。
偶然ロケーター先でトレーサーと鉢合わせしてデス。第一突破した直後なのでまあOK。
またバックライン取ったつもりが
ボールに飛ばされ味方と大乱戦。しかしこのヒールもらいながら火力出すアサシンが逆に強い。味方陣地に飛ばしちゃ駄目です。
自爆をロケーターで避けて
ロケーター使ったのを上から見ていたトレーサーに追われ
HP2 でギリギリ味方に助けられる
おなじみペイロードからの3EMP。Crimzoがしっかり光彩反応して耐える。
高台のいいポジションとってハック
すぐに対岸へ次のロケーター設置。こういう高台で挟むソンブラの動きいいですね。
高台からずっと火力出して第2突破。
ソンブラ定番スポット。DantehのEMP発動時にロケーター破壊。
しかし戻るまでに1-1トレード。Dvaを無効化して
Decayが頑張ったので前に進みます。
EMPレディ。「グループアップウィズミー」
Crimzoの光彩までULT10%足りず他にカウンターULTないのでゴール。
2周目。1分しかないヒューストン。またリスポーンで止められるかと思いきや、ヒールを知らないヒーラーCrimzoが2キル。リスポーンは突破。
またバックラインハック。
距離が近いので今回は高台から降りずに火力出します。
HappyのEMPは1ハックで自分が死んで不発? おかげで人数有利。。
と思ったら、また戻りすぎ!
ロケーター隠して置きたかったのか 一時的に5vs5。
橋下まで急いで走る!
OverTime。戻って即ロケーターインEMP。
4ハックで決まり。
畳み込むとき正面からは撃たず、あくまでクロスファイアを狙うアサシン。
あれ? キルログ決まってねえw
DantehがコピーDvaで粘ってた。
ソンブラに慣れてないのか Happyがまたやらかし。6vs5。今度こそ決まるか?
ヒューストンは人数不利、ULT無し、ペイロードから離れられないので後ろからハックして詰み。
ワシントンも2周目。またもバックラインからトレーサーハック。
しかしPiggyがきっちりカバー。逆に人数不利。
そのまま交戦はせず、味方ほっといて次のセットアップへバックライン大回り。
途中Dantehソンブラの設置音が聞こえたので、ロケーター探索タイム。
20秒探したが、とくに戦果はありませんでした。
時間かけすぎたので急いでバックラインハック。
高台からフレイルとんできてキャンセル。プレイオフを決める一戦で余計なことしたので、敵の位置確認し忘れるほど焦ってます。
Dvaとの撃ち合い。一応味方からヒールは届いてるが
遠距離の撃ち合いは意味ないのでバックラインへ。一応あの距離のDvaならダメージレース有利なんですけどね。
ここまで特に働いてないが、Dantehが無理したのかFuryが天才なのかもう形勢有利。
ヒューストンこの後ラストアタック。自爆、EMP、ラリーでどうしのげるか。
先行したDreamerが落ちて、EMPもひとり。安全にバックラインからハックでドラド勝利。ワシントン追いついて 2-2。
DantehのEMPカウンターや、アサシンのバックラインハックが決まりまくって確かに強いソンブラ。しかしお互いイニシエートEMPはなかなか決まらず、セットアップの時間ロスが多すぎて、すぐ6vs5になるソンブラ。強みと弱みがハッキリ分かる試合展開。
お互いのソンブラがファーストキルや、ファーストデス(一時的6vs5含む) のキーマン。
ラスト、ブサン。初動ハムハックキルでまずは拠点確保。
タンクにマシンガンは当たるものの20mは遠すぎ。ハックも最大15mまで。このポジションはすぐ放棄して
バックラインにからみに
まだULTないはずのゼニはハックせず、マガジン半分ほど撃ってULT貯めて
脱出。
前線も戦闘してるのでフォーカスで味方呼ぶのは無理。
うえでハムに弾かれて珍しく壁ごしに遠距離射撃。
ロケーター壊して、パイルで追ってくる憎いやつ。
積年の恨みをはらさんがごとくの目をしたハム。
マイン巻かれパイルドライバーで打ち上がった上空の2EMP。マインごと無効化。Furyのお掃除自爆も発動。
トレーサーと1vs1。なのに飛び出しでハック構える癖があり、普通に撃たれてダメージもらい退却。
メカベースをソンブラらしく立ち回るも、後半火力だせずEMPも間に合わず。ヒューストン王手。
敵を囲おうとしたCrimzoとそれについていくJAKE。もうひとつ外に隠れてたアサシンとMAGでフォーカスして初動獲得。
Dvaに見つかりふっ飛ばされた勢いで空中EMP。かっこよすぎるキャラコンでCrimzoゲット。試合も大盛りあがり。
「グループアップウィズミー」
最後までバックラインフォーカス。
その期待にいつも答えるMAGとDecay。
大詰め。「カモンオーバーヒアー」
しかしMAGはフレイルで飛ばされて届かず。
Dantehが偶然投げるところをステルス中見てビーコン破壊。
Dantehゲット。
ゼニ狙うも光彩回避。
ロケーターインで共に2EMP。5vs5。
きっちり2ヒーラー狩ってアサシン大活躍。コントロールで乱戦中の方が裏取る時間少なく火力出る。
JAKEが飛ばせなかったのか、MAGに追われてたCrimzo見つけて終了。
以上が、プレイイン時点でLIPの次に評価高かったASSASSINソンブラの立ち回りです。実際試合を決める一手を何度も打ち、キャリーにふさわしい活躍。ミスやトラブルも多かったが、それもソンブラの弱点に由来するものなのでトレードオフとも言える。
EMPの成功率はカウンターで使うDantehほど高くないが、バックラインハック、チームフォーカスや連携を最重要視して、お手本となるリーグトップクラスのソンブラと言えるだろう。
そしておまたせ。ここからが面白い。
LIPのソンブラは全て逆を行く
グランドファイナルのスクショで解説。
動画はロールチェンジごとにチャプターが分かれてるのでソンブラだけ選んで見れます。
コントロール。開始10秒でいきなり正面盾割り。
アサシンが18秒かけてバックライン取ってたのと違って元気がいい。
お互いタンク落ちて5vs5。しかし相手がハルトマクリートールビョンでは正面勝てません。あの2人にソンブラ正面は分が悪く拠点はアトランタへ。
それでも味方戻るまでヒール受けながら正面から前線でハラスするLIP。
でも俺の心の声が叫ぶ。
そんな遠くから何してんの?
早くバックラインポジション探そうよ。
味方戻るタイミングでバックラインの柱の影15mからハラス。
外にタレットあるのでこの角度しか取れず柱から出れない。
いや、だから何してんの?
遠くてダメージ通ってないじゃん!
それ、キル取れないって!!
しかも先にハックしない!
ハックは15mギリギリ届くよ。
アンチのトールビョン、マクリーいやならキャラ変えなよ!
おっと、Dvaが釣れました。
ここで初めてハックして、Dvaを無効化!
タンク一個ハックするか、釣るときにスキル使わせたら正面勝ちやすくなります。
まさかこれを狙って?
いや、Hawkはボールを追ったついでに見つけた感じ。
ATL側は後ろからペチペチしてるだけのソンブラなんて無視したいけど、15m届くハックもめんどくさく、どうせ逃げられるので追っかけて倒すのも無理。移動スキル使って一人釣られてでも15m先のソンブラを追い返すか、後ろのダメージとハック無視して前に進むか悩む微妙な立ち位置。他のソンブラみたいにもっと近くまで来てくれたら追い返すのも簡単なんですが。
ちなみにこんなめんどくさい釣りするソンブラを追い返すには、マクリーで頭一発当てるか、ハンゾーで抜くとか。近寄らずスキル使わず追い返すのが理想。
Dvaが動かなくなったので、ATLの前線崩壊中。
アーマーでマシンガン通らないハックDvaは無視して、LIPは20m先のハルトにフォーカス。
いや、20mからハルト撃ってどう、、、
あれ?
ゴリゴリ削れるが?
見事にATL前線崩壊。
いや、結局ロケーター戻らず火力出し続けるとはさすがLIP。
俺は信じてたよ。
ATLは全員で下がりながらLIPを追い返しつつ包囲を解くか、LIP無視してトレードしてでも前のヒーラーを轢き殺しにいくが正解か。ここで戦力分けてはいけない。
「ワンポイントアドバイス」
みんなサブマシンガンの火力を過小評価しすぎてる
DPSロールで一番火力低いのはメイのつらら(75ダメージ/0.8秒=93.75)だが、メイは単発ヘッドショットの期待値を含むので、ヘッショ期待値込みではDPS160でも、散弾かつ距離減衰するソンブラが期待値最低になる。
そんな火力で遠くからHP50や100削ったところで余裕で回復されるというのはもっともだ。しかしこれを見てほしい。
拡散とはいえ一応DPSは160。20mから余裕で大きなボットは倒せる。さっきのアーマー削れた後のハルトと同じ距離だ。ソンブラのワンマガジンは3秒で撃ち切るが、約15m先のアナも2.7秒ほどでキル。もちろん敵は動くのでワンマガキルは無理だが、リーガーのAIMなら瀕死に持ち込む有効なダメージソースになりえる。
距離減衰が15mスタート(DPS160)で35m最大(DPS48)、拡散2.4度というのもポイント。同じような拡散のトレーサー(72-240DPS 減衰12m-20m 拡散3.6度) は近距離のバースト火力向きで、ソンブラはギリギリ中距離向き。
「ソンブラの心得 その3」
つまりソンブラの有効射程は15m以内である。
「ソンブラの心得 その4」
ちなみにハックかけずにサブマシンガンを撃つ場合、ハック0.65秒かかる間に、理論値で160x0.65=DPS104(xヘッショ)を叩き込める。ハックキャンセルの可能性が高い場合、サブマシンガンを撃ち込んだ方が有利取れる場面も多い。これも覚えておいてほしい。
だが、これだけではやはり低下力と言わざるをえない。
プロが悠長に3秒も撃たせるわけないし、その距離ならマクリー、ソルジャー、ハンゾーなんかの方がよっぽど火力でる。サブマシンガンはそこそこ火力でるけど、ソンブラそのものに継戦能力がないのが次の問題となる。
壁と柱を盾にひたすら遠距離ハラス。
ミテマスヨに速攻でカウンター15mEMP。3ハックでアトランタ崩壊。
この絶妙な距離感。
15mギリギリでEMPを決めると、そのままサブマシンガンを撃てる。
つまりEMPを放った味方のソンブラが消えて火力が減るという6vs5の現象は上海では発生しない。
これも、LIPが継戦能力高い要因のひとつ。ちなみに2020デビュー時は15mの距離図りかねて、ゼロEMPキングだったのもLIP。でも回転率高いから試合は負けてない。
サブマシンガンの距離減衰は15mから。
ハックの距離は15mまで。
EMPも半径15m。
「ソンブラの心得 その5」
15mはソンブラの魔法の距離
次はパイル自爆が決まったので後ろから撃ち放題で楽勝。
相手もトレーサーソンブラでお互い翻弄されるが、ハックを決めてKAIトレーサーキル。トレーサーソンブラミラーならやはり上海。1-0。
HANAMURA攻め
チョークポイントはLIPも当然裏を取って、
セットアップのため味方を待っ、、、待たねえ!!!
最速で目の前のシグマをハック!!
味方まだボールしかきてねえぞww
いやいや、バックラインフォーカス連携はどうしたw
バティストかマーシー狙えよw
無理無理無理!!!
狭い通路でシグマとオーバーロードだぞ!?
なんでギリギリまでハラスしてんの????
はよロケーター使えって!!
逃げれた、、けど!!
拠点と近すぎて、釣りとしてもほんのちょっとの効果。
いや、オーバーロードは使わせたか。
さっきの釣りが効いたか動画からはわからんが、なぜかマーシー死亡。
最短で戻ってきて、回復もそこそこにジジイにケンカ売るLIP。
だから相手選べって。
味方とタイミング合わせろって。
今のHP ジジイのヘッショ一発で死ぬぞ?
オーバーロードなくてもアーマー持ちで、まずキルできないぞ。
それ意味あんのか?
アサシンみたいにじっくり潜り込んだらタイミングよくHAWK狩れてたぞ?
ほら~、キルログ見たら言わんこっちゃない。
てか、バティストとすら戦えるHPじゃないのに前に出過ぎ!!!
「W」キー壊れてんのか?
いやほら、4vs3で人数不利だよ??
KAIと、IRISと、タレットからフォーカス受けてるよ?
なんで最速でケンカ売りにいくの?
ULT貯めに行く状況かなあ?
人数余裕あるペリカンがソンブラ探してるのを、「W」キー壊れてるLIPが「偶然」発見。
リロードのタイミングでステルス解除し、偶然ペリカンをキル。
LIPこういうの多いよね。
ほんとタイミングよく、流れるように敵と遭遇してキルするやつ。
ただIZAYAKIも死んでるので人数差は不利なまま。
そこいく?
上海スタッフに業務連絡。
これはグランドファイナルです。
誰かLIPのキーボードを交換してください。
あっ、ここか。
ライブで「LIPがGATORオリーサをリスキルしにいったのかな?」
と思ったら、「偶然」タイミングよく通りかかったんだな。
報告通って生き残ってたFATEとFLETAが、ゴキブリのように湧いてハイエナみたいなフォーカスキル。
フォーカスできるじゃん。
それよ、それ!
OWはチームで戦うんだよ!
でもVoid割られてMasaa先に戻ってるのでまだ実質 4vs3 の人数不利で厳しい。
しかしこれでオリーサが復帰遅れるのは確実かつ、A拠点は攻めの方が近いので
「ゆっくりグループアップ」すれば確実に人数差で取れます。
LIPはそのまま最短最速で、15m EMP! 2ハック!!!
KAIは超反応でモルテンコアカウンター!!
まてまてまて!!
LIP お座り!!!!
Sit Down!!!
グループアップうぃずみー!!!
いま見えないIRIS含めて相手4人いるじゃん?
お前のWキーについていってるの、画面上にいたボールだけじゃん?
もうちょっと「ゆっくり!」つってんだろ!!!
せめてそこの回復パック取れよ!
もっと深くで、4人にEMPしたらいいじゃん!
さすがにそのEMPは浅いわ。
モルテンまかれて入れないでしょ?
ほんと頭いかれてて、ツッコミ追いつかねえ。
いやなんか勝ててるけど、、
なんだこれ。
まさか階段奥に謎マインばら撒いたFATEが偉いんか?
KAIを釣ったLIPが偉いんか?
イモ壊したFletaか?
理解不能。
いつのまにかLJG戻ってるから人数ほぼ同数だったわけだが、にしてもセットアップ有利にできたはずで、、
結局、初動意外1回もグループアップしてない。
こんなの俺が知ってるオーバーウォッチじゃねえ、、
「ソンブラの心得 その6」
EMPの価値は軽い
LIPがイニシエートでEMPを使うことは少ない。
ミクロの戦術優位を重ねて、さらにもう一つミクロの戦術優位を重ねるためにEMPも使う。連携ではない。速さだ。自分が火力出せないEMPに価値はないと考えてるかもしれない。
B攻め。周りを確認し、一番外側のペリカンからハック。
惜しかったがお互い瀕死で逃げられる。
なぜこのキルログでWキーを押せるのか?
アサシンのように落ちついて見てられない。
「ソンブラの心得 その7」
Wキー壊れたキーボードを使えば、最速でULT溜まる。
LIPが倍速でウルト溜まるのは当然のこと。
ステルス中、邪魔なタレット破壊を対角線のFLETAマクリーに依頼。
周りの敵配置確認して
高台に多くて3人しかいないと確認したLIPは珍しくロケートインEMP。2ハック。PELICANは超反応でコピー回避。
LIPがロケーターEMPをやるのは珍しい。
15mギリギリで発動しないとそのまま火力出すことが難しいためだ。
その状況から無事生き残ってLIPがGATOR撃破!!
仲間のフォローがあったとはいえ信じらんねえ。
ロケーターINから、階段に逃げるルートで動いていた。
ULT4つ使われて KAIとPELICANにまくられるものの、B拠点79%。
ATLは充分警戒して分散してたにも関わらず、迷いなくどんどん仕掛けるLIP。
次のあたりあいなのになぜか88%溜まってるLIP。
もはや彼の頭はサブマシンガンぶち込むことしか考えていない。
そこからソンブラでハラスするやつおらんやろ。
LIP「おるやろがい!」
あれ、Dvaとメイが釣れた、、、、
2階すぐそこの大パックにワープ。
「ソンブラの心得 その7」
ソンブラはタイマン弱いので、みんな喜んで釣られに来る。
これがマクリーやリーパーだったら降りたくない。
「ソンブラの心得 その8」
敵を釣って正面の人数を減らす。
スキルを使わせてミクロ有利を作る。
ソンブラには簡単で大事な仕事。
弱いソンブラだからこそ、あれぐらいのハラスでも釣れたりします。
ロケーターはクールダウン6秒。今回のように近くに置いておくことでソンブラ自身も戦線を維持可能。遠くまで戻りすぎるのは6vs5になってアウト。
そんな下からEMP打つやつおらんやろ。
LIP「おるやろがい!!!」
イニシエートEMPではなく、LIPの崩しからさらにチームに崩され、KAIは死に、メイは下に落ちたので、そこまで流れを作ってから EMP 4ハック。ゲームセット。なんだあのハラス? って思った人、一緒にごめんなさいして。
「ソンブラの心得 その8」
EMPをイニシエートで決めるのは難しいが、人数有利のまま相手の反撃を断つトドメに使うのは強い。
そしてお気づきだろうか?
「ソンブラの心得 その9」
頭いかれた奴がソンブラをやると「ソンブラはすぐ戦線から離れて6vs5になる」という最大の弱点が無くなるのである。
むしろ、LIPがずっと前線に居座ってる。
メリットは
「継戦能力、継続的高火力」
「高回転ULT」
「敵の崩しや揺さぶり」
デメリットは
「バックラインハックとか、グループアップとか遠回りで確実なことあまりやらない」
「本人が味方待たずに最速すぎて、フォーカスがもうひとつ合わない」
なるほど、火力の出し方はわかった。
15mから届くサブマシンガン、
6vs5 にならず火力出すEMP、
1秒でも 6vs5 にならないよう高速前線復帰で継戦能力高める方法もわかった。
ソンブラのデメリットは充分カバーしてるが、でもこれでは逆に時間かけてバックラインハック仕掛けにいくとか、味方を待ってフォーカス連携するというソンブラ特有のメリットも同時に消えてないか?
そう、デメリットを補ったことで新たに出てくるフォーカス連携力問題。
これが最後の課題になる。
LIPは「壁」「柱」などから離れずに、15mぐらいの距離で正面から撃ち合う。15m確保すればいいので、こういうときはFPSの基本として複数の敵に体を晒さない。たださすがにダブルシールドトールハンゾー相手に正面から戦うのは分が悪いのかここはハンゾーに交代。
キングスロウ 2週目の攻めでソンブラ。IZAYAKIがオープニングキルしたのでなんなくA確保。
Aで特に何もすることなかったのでULT溜まってないLIP。
逃げ切れないハンゾーを奥までハラスしにいって
さらにゴール超えて奥へハラス。オリーサにフォーティファイ使わせます。
ロケーターで戻ってヒールもらい、また遠くまで走ってハラス。
味方の援護もあったのでオリーサにバリア使わせます。
ペイロードは全然進んでません。
細かく4度目のハラス。再度オリーサにバリア使わせます。
本体があたるまで戻ってヒール、戻ってヒールで4度も細かいハラスを最短距離で繰り返す地味に忙しいLIP。敵の進行を遅らせつつ、ULTを貯めます。
コントロールで37秒間何もしなかったアサシンと比べると、同じ37秒間、最短で4回殴りに行って、味方のヒールULTも貯めつつ自分のEMP100%溜める時間にしてるのはすごい。ここだけで大きな差になります。
「ソンブラの心得 その10」
OWは遊んでる時間などない。
これはタイムアタックゲームである。
おかげで特に活躍してなかったLIPがもう96%。
オリーサのスキル吐かせたことで足止めにも貢献し、ここで第2ポイント1回目のあたりあい。
後ろの通路にロケーターを設置。
ULT報告。
通路内で安全にステルス解除。
一瞬の射撃で2%稼ぐと同時に5-EMP。
再度通路に引っ込んで、安全にサブマシンガン撃ちまくり。
EMP後、自分も攻撃に参加できる立ち位置、タイミングで発動。
15mならそこそこポジション選択肢あります。
直線的すぎるキングスロウでソンブラはいったんここまで。3-0。
ラストHAVANA。まずはいつもの15mハラス。ソンブラ警戒してるのかさっきの相性悪そうな構成。
案の定、正面火力で押され続ける
バティストハックから
オーバーロードが釣れて退却。
あれぐらいのハックと釣りから味方がうまくキルとれてるのはチームの力。むしろLIPに合わせてみんな動いてるのか? LIPの最短に合わせるためのボールやトレーサーやエコーなのか?
ボンゴとラリーを確認。
LIPとしては珍しくハイリスクな6-EMP使って、即ロケーター退避。EMPのあとマシンガン撃てないのはこの試合初めてかな? すぐ横にKAIいて怖すぎ。
ラリーボンゴをEMPグラビティでカウンター成功。ハイリスクな賭けに勝利。
もらい事故ありえるハンゾーが死んだので、体さらしてまた欲張り追撃。
オーバーロードとの1vs1はさすがに勝てないので退避。ATLもしっかり構成対策しています。しているのですが、、
KAIがメインヒーラーをワンショット。これは引くしか無い。ATLはもうチーム力じゃ勝てないのでKAI頼み。
一瞬だけペイロード止めつつ、また少しでもULT稼ごうとするのですがブリギッテに捕まりデス。敵の10m圏内はさすがに危険。
EMPの準備はできたがMasaaに咎められ退却。
ヒールもらえないまま流れ弾にあたり、2度も最速で使うタイミングが失われ退却。
3度目、ヒールパック拾ってからまた最短で下から2Takn狙いのEMP。
やはり味方のフォーカスやタイミングはあまり考えてない軽すぎるEMP。
しかもKAIに右から撃たれて自分も火力出せずじまいで失敗。
タイミング的に「偶然」フォーカスが合ったようにしか見えないが、ハムと一緒にこの距離からマクリー撃破。ただ、15mから撃ち合うLIPソンブラにとってハンゾーマクリーはかなり相性悪いのか、ここでソンブラは終了。4-0優勝。
プレイオフ苦戦した試合がなかったので、いまいちテンション上がらないまま優勝した上海。
Overwatch League 2021 - Playoffs - Liquipedia Overwatch Wiki
上海はNA強豪4チームを圧倒してプレイオフ優勝。
ATLもNA4チームに辛勝して勝ち上がったのですがこの差は大きすぎました。
そう、俺は勘違いしてた。
プレイオフのダラスvs上海戦あたり見ながらこういう感想を述べてたのだが
めったにソンブラ視点にはならないけど、流れるようにうまいこと敵が目の前にいるよなLIPのソンブラ
— beansgun (@_BeansGun) 2021年9月24日
「偶然」じゃなかった。
だってLIP 「W」キーしか押して無いじゃん!
そりゃ「うまく敵に合う偶然」が「最速で敵に合う必然」になるよ!
俺たちがドラゴンクエストでのんびりしてるとき、あいつはロマンシング・サガ並みに敵とエンカウントしてるんだよ!
「ソンブラの心得 その11」
最速で戦線に居座り続ければ 6vs5にはならない。
他のソンブラは前線離れるデメリットが大きすぎて火力も仕事量も0.5人、LIPは1.5人分の仕事をこなしていて、ソンブラ同士であれば実質 5.5人 vs 6.5人 の対決。リーグのソンブラがチャンスを失い続けて弱い理由である。ただ見方を変えれば、瞬間でフォーカスする仕事の質はLIPよりアサシンのソンブラが高く、LIPは崩しの仕事ばかり大量にこなしてるとも言える。
改めてLIPソンブラが正反対なのわかるだろうか?
OWLのソンブラ | LIPのソンブラ | |
---|---|---|
EMPレンジ | 敵の中央でなるべく6人狙い。 |
15mギリギリで2-4人 |
EMPタイミング | 当たり合いの最初に EMPファースト |
流れが有利になってから |
ハック | 基本ハック仕掛けてから、 マシンガンで削る。 |
サブマシンガンファースト。 |
サブマシンガン レンジ |
10m以内につめて バーストダメージを狙う |
15mぐらいから |
ロケーター設置 | ヒールパック近い所にランダム。敵にソンブラいるとロケーター隠すため前線から遠くに設置することも。 |
ヒールパック近い所にランダム。すぐ戻れるよう3ブリンクぐらい後ろ。 |
ポジション | 敵のバックライン |
遠回りせず最短距離の敵へダッシュ。そのまま正面であたる事も多い。 |
味方との フォーカス |
◎ 洗練された連携でEMPやハックからファーストキルを狙う。 |
▲ |
ソロキル | ULT貯めるついでに狙いに行く。 |
遠回りするぐらいならハラスダメージ優先。 |
釣り | 自分から10m内に近づくので 釣果は少ない |
15m後ろに移動スキルや攻撃スキル使わせて釣る |
「W」キー | 接敵「してから」押す | 接敵「するまで」押す |
15mのサブマシンガンを信用してるかどうかが大きい。
アサシンは1マガジン撃ちきらずに帰っていくところ、
LIPは3マガジンぐらい居座ってなお高速で復帰する。
リーグソンブラの優先度がチーム連携のフォーカスであり
「EMP」>「ハック」>>>「サブマシンガン」
とすると
LIPの優先度はあくまで自身の火力であり
「サブマシンガン」>>>>>>「EMP」>「ハック」
となる。
すぐ溜まるEMPの扱いすら軽い。
全てバーストダメージやハックを仕掛けるためではなく、
継続ダメージを出すための立ち回りと思っていいだろう。
最短距離でハラス繰り返すならソルジャーやマクリーの方がいいのでは?
それはそのとおり。
しかもマクリーの距離減衰は20m-40m。
ソルジャーの距離減衰は30m-50mで散弾しない。
しかしソルジャーやマクリーは
チョークポイントを自分で抜けることはできない。
釣り行為もリスク高すぎる。
フォーカスから逃げ切ることがソンブラよりずっと難しい。
ハックも当然できない。
バックラインから味方前線に一瞬で戻ることもできない。
頻繁な回復はヒーラー任せ。
OWを攻略するという意味において、正面の圧力含めこれだけたくさんの事が「ローリスクでできる」LIP運用のソンブラは、ソルマクよりも働いてる時間がずっと長い。
ソルマクからしたらバスティオンは「俺達より火力あるけどできる仕事少ない」のだけど、ソンブラからしたらソルマクが「私より火力あるけどできる仕事少ない」かもしれない。
逆にソルジャーのスキルセットがソンブラだったら最強じゃないか?
LIPは武器こそ15mのサブマシンガンだが、ステルス、ロケータ、ハック、EMPが使えるソルジャーと思えばヤバさが伝わるだろうか?
LIPソンブラ運用まとめ
「OWはファーストキル取れば80%勝てるゲーム」
「ゆえにOWは先あたりが強い」
「でも先あたりをすかしてカウンターを当てる「後の先」も強い。」
「ULTカウンターであれば練習しなくても簡単にカウンターできる。」
「体制整わないうち、あたりあいが発生しないと思われる所を襲う「先の先」も強い。」
結局連携どうしたらいいんだとチームは悩む。
LIPの出した答えは
「敵を倒すのではなく、ハラス火力のためのサブマシンガン。」
「チョークポイントは敵を後ろに釣って下がらせる。」
「敵を釣るときに、たくさんスキルを使わせる。」
「EMPはビッグULTじゃなく、崩し続けるためのEMP。自分が火力出すためのEMP。」
「ハックする0.65秒で100ダメージ与えた方がいい場面も多い。」
「よほど相性悪くない限り敵を選ばない。常に最短距離。」
「遊んでる時間を作らない。これらをタイムアタックのように最速で繰り返す。」
「敵のULTカウンターを避けるため、自分達からキルフォーカスにこだわらなくていい。」
つまり、、
「ソンブラの心得 その12」
「フォーカスして一気にキルを取るのではなく、その前の布石が大事。ミクロの優位を重ね続けるだけでいい。」
「ソンブラの心得 その13」
「俺のサブマシンガンで最速最大のダメージ出し、敵を釣って、スキルたくさん使わせ続ければ、フォーカスしなくても自然にキルやチーム連携につながる」
「ソンブラの心得 その14」
「どう必殺技を決めるかが大事なのではなく、ウルトラマンが必殺技打つ前に怪獣が動けなくなるぐらい弱らせれば良い。」
となる。
LIPがそう言ってるわけじゃなく、このレポートの独自解釈。
これこそ、LIPはチームフォーカスしてるように見えないのに、偶然(必然と)チームフォーカスできてる理由。ゆっくりグループアップを待たない最速崩しの連続こそが最高のチームフォーカスにつながる理由。全てのNAチームが惨敗した理由である。
我々の間には、チームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。
あるとすればスタンドプレーから生じる、チームワークだけだ。内務省 公安9課部長 荒巻大輔
OWという概念を変えるLIPはまさに攻殻機動隊から送られてきた電脳ハック隊員かもしれない。
LIPの解説したあとだと、アサシンの記事の部分や動画も違って見えるだろう。
www.youtube.comLIPの動画も改めて違って見えるはず。
もうひとつPOVあったのでこちらも参考に。
アヌビス戦はFitsソンブラとの対決。