beansgunのOverwatchメモ

ブロンズプレイヤーがAIM研究やオーバーウォッチリーグを楽しむブログ

2024 OWCS KR Stage2優勝のファルコンズ短評

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グランドファイナル全マップ個人視点見たのでファルコンズ短評


[Stalk3r] メイ
縦壁でうまく味方助ける場面が多数。
もちろん横壁でブリギッテの分断、Properと偶然重なるショットもよかったが、全体的に中遠距離での右クリ当て感は難しそうだった。
(そもそもメイの右クリでキャリーするプレイヤーは数少ない。KRだとLIP Checkmate Becky。JPだとNeivis Qki。)
トレーサーやベンチャーほどの活躍にならないためか、インタビューでメイ以外やりたいというのもわかる。

 


[Hanbin] ラマットラ
時々正面ほったらかしにサイド展開した結果、よいローテーション、よいベイト、稀にサイドキルにつながる場面が多くて良かった。もちろんお散歩崩壊もある。

とはいえローテーションに関してはProperがサイド制圧した成果の方が大きかったり、残された4人が正面崩されず強かった点、Viol2tがずっと対面弱いブリギッテ変えなかった他の要因もあり一旦評価保留。

ラマ視点だとほとんどの当たりあい自体はULT差、人数差で決まり、そこまで耐えるかULT吐かせるために凍らされてボコボコにされる役目なので見てて辛い。



[Chiyo] ジュノ
99Divineのアンターコーチからダメなジュノの例としてクソミソに言われたスキル回しがとても改善されていてかなりグッド。 

 

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これね。

 

自動翻訳つけるとほんとひどいwww

要約するとスキル貯まるたびに考えなしに使って回転率上げるだけで、魚雷も効果的なタイミングや味方を入れる事が考慮されてないうえ、なんならULT持ってるのに魚雷先に使ってULT撃つとか。動画はPokerFace戦だけど次のCR戦も個人視点見たら同じことしてた。これ改善されたのはでかい。

そして来週ASIA大会第1試合がFLC vs 99Divineに決まったので敵に塩を送った形にw

さすがにCR戦も改善されなかったスキル回しが、動画出た後のグランドファイナル改善されたためそんな動画知らないとは言わせない。

スキルタイミング改善されたChiyoはとにかく安全にヒールしまくり、ULT中も欲張らず無茶しないのがチーム支えて好印象。

 

 


[Proper] アッシュ ソジョーン  (トレ ベンチャーソンブラも少し)

サモア、ルナサピは圧倒的Properキャリー。POTMにも選ばれ大会ではいいところばかり映ってたが、実は同じくらいお散歩や裏取りが刺さらずチームに負担もかけている。Decayと同じハイリスクハードキャリー傾向でやはりCR戦は不安残る。

まあ、たとえLIPがアッシュ正面でアーマーバグったラマットラ撃っても仕事にならないだろうし、このジュノパッチはFLCが制したメタという大会だった。

ソジョーンはアッシュほどエリア有利とる圧力もなく、オービタルオーバクロックのみ刺さる。ジャンカーシティでソジョーンだったのは詰められやすいためスライディングで逃げる選択肢だったか敵Dva出てくるより前にソジョーンに変更。

ソジョーンより有効なアッシュもProperかつミラーだから通ったものの、正面で戦うのもきつく、ヒール届かないほどのサイド展開や裏取りは圧倒したこの試合でさえ3割成功、3割失敗、4割は味方が耐えたおかげもあってやはりリロードナーフ、腰撃ちナーフ厳しい感じはある。




[Fielder] ブリギッテ アナ キリコ
真のPOTM


フレックスサポながらブリギッテを見事に使いこなすレベルに到達し、Dva相手にはブリギッテ、ラマ相手にはキリコ、時にブリザードも鈴でいなし、ロングはアナと柔軟な対応でZETAにハッキリ差をつけた。

それなりにブリでラマと対面しないといけない場面も多くウィップ当て続けてヒール回すので精一杯。ラマが変身やULT残してる状態だとブリは詰めれないのでエリアの仕事がまるでできなくかなりつらいのは見て取れる。


ジュノ構成でポイントとなるのが、無茶しないでヒール回しに徹するジュノと、相方がブリ、アナ、キリコ全部トップレベルで使えること。この点シーディングディサイド戦まではFinnジュノと全部できるViol2tのZETAが一番評価高く、Viol2tの攻撃的なキリコで組むと「競技のジュノは弱い」と言われた初週からラウンド完封してた。(ほとんどは攻撃的Viol2tジュノとアナの組み合わせを試してダイブで殺されたが)
 

でもシーディング戦まで一番柔軟性あってジュノ構成有利と思われたViol2tは決勝全マップブリギッテでラマと対面し差が大きく開いた。

推測だが今回のラマメタにおいてViol2tの攻撃的キリコも、(阻害除く)攻撃的アナも必要なく、Viol2tはチームから「一番堅実にプレイする事故の少ないブリギッテ」を要求されたかもしれない。

 

逆にFLCはFielderがヒール最多サポなのに、そこへスーパーヒールChiyoジュノが誕生したことでULT以外では絶対落ちない「オーバーヒールファルコンズ」が生まれた。


競技シーンのサポートは取得技術と役割の差でルシオのキャラコン、ブリギッテのデッドラインを学ぶメインサポート。精密なAIMが必要なキャラ全般を担当するフレックスサポートで採用が分けられる。(敵を剥がして味方守るメインサポ、味方をヒールしながらAIMで敵も殺すフレックスサポ、という捉え方もある)

フレックスAIMキャラとも言えるジュノをChiyoが使いこなし、メインサポであるブリギッテをFielderが使いこなす。互いにメインサポ、AIMフレックスサポの役割を超えて大活躍したFLCに称賛を送りたい。


 


あとがき:

試合を動かしたFielderとProperの視点は見てて楽しかったが
耐えて耐えて耐え抜いて凍らされる役のラマットラ。
ULTは確定で決めつつも、壁で盤面動かすのは結構難しく右クリスパムのメイ。
ひたすらヒールとULT回してる間に画面外でワンピック決まるジュノ。
この3つの視点は退屈で全部見るの辛かった。理解が浅いかもしれん。


しかし短評とはなんぞや。
いつものスクロールバーが消える文量に比べれば短評か?