Baconjack - Liquipedia Overwatch Wiki
I translated the retirement message that Baconjack posted on his Facebook page.
— Chengdu Hunters Facts (@CDHuntersFacts) 2020年10月16日
Link to original post: https://t.co/4a7RtMZzSf pic.twitter.com/fMbQuD5Az3
推しのBaconjackがOWを去る。
去年のGoats時代はYangXiaoLongの控え。
今年はLEAVEの控えとして主にウィドウを扱ってた。
ウィドウで撃ち合えてはいたが、トップウィドウたちに撃ち勝ってはない。
僕が推しになったきっかけはOWLがまだなかった時代、台湾で行われるパシフィックリーグやワールドカップでの活躍。そのときのトレーサーは韓国APEX選手にも引けを取らないどころか、世界一トレーサーに思えました。海外チーム見始めた最初の頃ゆえ、思い出補正があるかもしれないが、今季トレーサーで活躍したSTRIKER、Shax、Yakiなどに決して劣らない腕だったと思う。
だが今季はトレーサーとしての出番はなし。
去年はGoats、2盾でトレーサーの出る幕はなかった。
、、が、意外と1時間は使っていた。
1時間というと3map分だが、さすがに当時のGoatsや2盾相手にフルに使うわけもなく、特定のポイントや復帰に使うぐらいで映像記録もあまりない。(あまりカメラに抜かれる選手でもない)ので言葉で補足しながら語っていこう。
The Overwatch League - Stats Lab: Players
公式 STATS LABで、2019-2020トレーサー使用54分以上で抽出すると、Baconjackはファイナルブロウ5位、エリミネーション10位、なのになぜかヒーローダメージは26位である。
これはGoats時代にトレーサー使うプレイヤーがほぼなく、2020年のトレーサーたちと比較しなければいけないので正確な比較ではない。よくいえばアーマー、シールド、マトリクスだらけでパルスピストルが通らない中、26位のダメージで5位のファイナルブロウを得る腕前とも取れる。Baconjackが今季トレーサーをメインで使ってたら2020だけで比較できたのだが。
2019 Stage2 Toronto Defiant VS Chengdu Hunters
https://www.twitch.tv/videos/392125300?t=1m10s
Baconトレーサーは 1分-7分まで。
わずか6分間で、あまり映ってないうえ、このMap結局負けちゃうんだけど、第2までBaconトレーサーが火力を出しまくっていたのをULTゲージなどで確認して欲しい。というのも、シーズンパスで個人視点が見れたtwitch時代なので、ここのウィンストンGosats相手に無双するBaconトレーサーをずっと堪能してたのは日本で僕ぐらいじゃないだろうか。
Goatsはブリギッテとルシオのヒールが常時入ってるので、キルログが流れまくるわけではないが、まさかのトレーサーがGoatsに通用する可能性を見れて、今後の期待に繋がる試合だった。
Game 3 CHD @ PAR | Stage 2 Week 1
https://www.twitch.tv/videos/407347588?t=2m
2分-5分 と
2周め22分の攻め。
使用4分ぐらいだが、この試合パリ相手に4-0で完勝する。
まだパリに韓国人選手がいなかった時代とはいえ、ハムでメタを荒らす台風の目となってた頃だ。
Game 4 CDH @ SFS | Stage 4 Week 4
https://www.twitch.tv/videos/468282769?t=12m50s
12分50秒-17分
こちらも5分程度。Stage4は222ロックが始まり、すでに王者SFSは完成され敵はヴァンクーバーのみという時代。パンダは当然SFSにボコボコにされる。
しかしBaconトレーサーは王者に一矢報いるのだ。Mapは落として負けてしまうが2019オールシーズンオフメタのトレーサーで、ここまで食らいついたBaconを讃えたい。
今季トレーサーは復帰ぐらいでしか出してないので、ここからはOWLより前の昔話。
Baconの動画でBacon以外を語ろう。
Overwatch Pacific Championship 2017 - Season 1 - Liquipedia Overwatch Wiki
OWLはじまる1年前。Contenders PACの前身とも言える、台湾主催の太平洋8チームで3ヶ月のリーグ。
プレイオフ決勝は台湾 FlashWolves 対 オーストラリア代表のBLANK esports。ダラスのメインタンクTrillもいる。FlashWolvesはBaconjackとライバルチームだったZONDAが合流した台湾最強チームだ。オーストラリアも台湾もほぼこの2チームからワールドカップ選手が選ばれてる。
FW vs BLK | W2D1 Match 1 | OPC S1 PLAYOFF(リンク切れ)
FW vs BLK | W2D1 Match 2 | OPC S1 PLAYOFF
FW vs BLK | W2D1 Match 3 | OPC S1 PLAYOFF
FW vs BLK | W2D1 Match 4 | OPC S1 PLAYOFF
ダイブ構成にソルジャー加えるとか懐かしい。
このリーグは日本からも2チームが参戦。
国内優勝を果たしたSunSisterにはXQQ選手も加入。
DeToNatorからは国内ハイレート選手を勧誘した新チームで参戦。AmeKen選手 SamuraiDeeper選手も所属して、SABAGOD選手はリーグ終盤からの加入です。
とはいえ結果はボロボロ。esports元年と言われる日本からはまだ世界の壁が厚かった。若い選手たちでいきなり海外生活3ヶ月というのもハードル高かったでしょう。しかし、XQQコーチを含めた4人は1年後、CYCLOPS athlete gaming としてパシフィックを席巻することになります。台湾で3ヶ月ボコボコにされたのが糧となったかもしれません。
実は日本チームがボコボコにされるの見たくなくて、このリーグ追うのやめたんですが、今見るとなんか新鮮です。
Overwatch Pacific Championship 2017 - Season 2 - Liquipedia Overwatch Wiki
リーグはシーズン2まで続きます。期間は2ヶ月に短縮。
入れ替わりが2チーム。
パシフィック予選から勝ち上がってきたのは当時日本国内最強のLibalent Supreme。
後にCYCLOPS athlete gaming へ移籍する5人目、 jasperさんが所属していますね。
もう1チーム予選を勝ち上がったのは韓国のArdeont。
今では現役リーガーの、
diem
Erster
Michelle
ANAMO
JEFF(AIMGOD)
smurf
の6人が勢揃い。当時は誰の名前も見たことなかったですが
今見るとこんなの絶対ずるい!!
このときsmurfはオフタンク控えだったんですね。
当然のようにレギュラーシーズンは14連勝。落としたマップは2つのみ。
Flash Wolvesも11勝と強いのですがArdeontには全く歯が立ちません。
プレイオフスコアも圧勝としかいいようがない。
当時結果を聞いたときは「韓国Apexリーグで勝てないチームがPAC荒らしに来たのかな? 」とか思ってたんですが、今メンバー見なおしたらApex優勝すら狙えそうなチームでした。ちなみにPAC APEXどっちも優勝賞金1000万円。ウォンと台湾ドルの為替差で数十万ほどPACの方が得。
そのプレイオフ決勝。
FlashWolves VS Ardeont。
なるほど。リーグの印象しかなかったけど、この時代のdiemはトレーサー使いだったのか。この動画のBaconが一番カメラ映ってて活躍がわかりやすいです。圧倒的チーム差があっても全体的にdiemトレーサーを上回り、将来のリーガーチーム相手に大健闘といっていいでしょう。
このあとArdeontは解散してメンバーは中国のLucky Future Zenithへ移籍。
Marve1 と iDKを加えて中国のContenders2シーズンほぼ無敗で荒らしまくりOWL入りとなります。
それにしてもパンダ。去年トレーサーはオフメタ、今季はLEAVEがいたとはいえ、これだけ火力出せるBaconトレの起用が今季一度もなかった事は悔やまれます。スクリムの結果が良くなかったのか?
ファンボーイとしてはRUIコーチに文句のひとつも言ってやりたいですが、起用がなかったわけではなく、ウィドウで抜くという重要な使命を与えられ、そこで圧倒的成果が欲しかったところでしょうか。今季ずっと迷走していたパンダ運用の難しさを感じますね。
Baconは学業の道に進むということで、実はリーグトップレベルにも負けない台湾トレーサーがいたんだよ、ということをここに記録しつつ送り出そうと思います。
培根加油!