【Overwatch Scrim募集開始!】
— 吉﨑 智宏 (@yoshi_chihiro) 2019年11月22日
12月よりOverwatch SCrimを開始するにあたってチーム登録フォームを開設致しました。平日22:00~24:00を予定しております。参加希望チームは奮ってご応募下さい!実況致します!登録フォーム:https://t.co/wKzAougXwE#オーバーウォッチ #Overwatch pic.twitter.com/1h4TEWPeXT
吉崎アナウンサーが個人で企画してる公開スクリムですが、先日、初の対戦両チームによる感想戦が行われました。
【祝🎊 OVERWATCH SCRIM 初解説!】
— 吉﨑 智宏 (@yoshi_chihiro) 2020年1月10日
本日22時頃から
V3 DiabloDeathTouch(@V3EsportsJP)
vs
AKIHABARA ENCOUNT(@AKIBA_ENCOUNT)
試合をV3DPS Rrmy選手(@BiLaLeRoAv3)がぶった切る!ファラ無双の立ち回り聞きたいなぁ!!https://t.co/olT38RyTrC#オーバーウォッチ #Overwatch
(ろろみや選手のアーカイブ配信はサブスク限定なので登録するか、次回の感想戦チャンスを待ちましょう)
『第3回 Overwatch Scrim』のV3 DDT戦の感想戦配信をまもなく開始します!
— め い そ ん (@mason_ngteam) 2020年1月14日
出演者はSethコーチ、Tomo選手、Solo選手、そして自分Masonが参加します。https://t.co/WHG9zgkAVQ
『第3回 Overwatch Scrim』V3 DDT戦 感想戦 アーカイブ
日本のチームで感想戦配信やるのは、僕の観測範囲だとナチュラル北海道が優勝して以来ですね。個人的にはContenders見るより面白かったです。
V3 DDTの配信でほぼ全体の解説が行われたのですが、おかげで特に解説するところがないと言うAE側も意思決定やどういう意図で立ち回ってたのかの答え合わせや補完になっていて、公開スクリム見てた自分としては両方ともおもしろかったです。
すでにチーム内で反省会はやってたようですが、この配信を通してまだ共有されてないチーム内の意図なども再度言語化することで確認できたようでした。
この感想戦は、他人にわかるよう選手自ら解説し、他人に分かりやすく説明する事に少しづつ慣れていくことで「ここなんで勝ったかわからない」「ここなんで負けたかわからない」がリプレイ記録だけでなく、それぞれの選手と相手チームの考え方込みで補完しつつ、解像度や理解高くなることがメリットだと思ってたのですが、、、
雑談だけでも充分面白いですね。
その場にいないMAZZLESSさんや、MAFINさんのプレイをいじるなど、AEの人間関係やひととなりが分かるので「日本語のOW情報に飢えてる」視聴者勢としては、プレイに関してのツッコミや言い訳だけで酒の肴になります。V3も、SETUKIさんがツッコミ役でTwitchチャット欄から参加してましたね。
初の感想戦は全然知られてない配信なので (僕も知らずにV3の前半見逃した) 両方とも視聴者70名前後でしたが、チームのファン層が増えるコンテンツなのでかなり可能性を感じます。
普通はOWL、Contenders、PAC-OpenDivisionとリーグひとつだけでも全部は追えないため、日本のチームに視聴者がつくとしたらトップチームの配信者ばかりになるのですが、こういう感じでチームや選手のキャラクターが分かると、トップチーム以外でもぐっと身近に感じます。
それに日本の他のチームも、両チームをよほど上回ってない限り今のメタをどう解釈してるか、今どの地点にいるのか気になるところでしょう。配信知ってたら他のチームも雑談まじりに見たかったんじゃないでしょうか?
正月に上げた記事の本文にいくつか追記修正しましたが、日本のストV選手達や、パキスタンの小さなゲーセン鉄拳チームが、ゲームも練習法もいろんな事を対戦相手と情報共有して強くなっていく第一歩にも見えます。
メリットは上の記事にいろいろ書きましたが、デメリットとしては配信慣れしてない選手が恥ずかしいと感じる人もいる事でしょうか。そのへんは出演を上手く調整する必要がありそう。
感想戦を見た感じ、視聴者との関係性が出来てないうち1人でやるのは大変そうです。2人以上なら身内で好き放題雑談するまま、チームのプレイに文句言ったり、言い訳するだけで自然とボケツッコミになるので、リプレイ記録が残ってるうちであれば特に準備もいらず、回を重ねるほど視聴者との関係性ができそうですね。(身内以外の悪口を言わない、だけ注意すればいいですし。)
でもその場にいないと、自分の立ち位置や意図を言い訳する場もなく言われたい放題の欠席裁判になりかねないので、チャット側でもいいから参加した方が得な気もしますw
他にも、AE側の配信欄にV3側の選手が質問する、という形があっても盛り上がると思います。「このV3を狙うポイントか、狙う選手がいたとしたら誰ですか?」とか。
OWを盛り上げるコンテンツとして、KARQの1Tip講座は役に立つのでとても人気で、元日本代表ザリアJasperさんが「よしあきヒールして!」を何十回も叫んだり、DPSの方が得意と嘘ばっかつく動画は面白くて人気なんですが、この感想戦は選手それぞれがツッコミと言い訳をすることで、メタや立ち回りの役にたつうえ、選手の認知度が高まるほど面白くなるという、一大コンテンツの可能性があるんですよね。
しかも、OWに限らずチームゲー全般に当てはまるコンテンツ。
まだチームゲーをみんなで感想戦配信する文化がない(と思う)ので、動画配信やDiscordが広まった時代だからこそという気もします。
もちろん、大会の感想戦でもいいですね。
配信に耐性があって、チームのカラーによっては負けた試合後にガチでコーチに怒られる反省会配信もありでしょうか? 一度の反省会で感想戦配信もできます。
コーチからガチで怒られるときクローズドで落ち込むよりも、配信で視聴者が怒られるのも応援してくれると、芸人が嫌な事あったときラジオで公開するように、コーチが怒りやすかったり、選手も怒られやすい環境になる、、、かな?w
案外、ネタとしてやりきったほうが「お互い言いにくいことを配信で全部言える」というよくケンカする夫婦の知恵とかにありそうですけどね。みんな空気読んで、相手は察して、ウヤムヤのまま改善しないよりは。
公開スクリムと感想戦。企画した吉崎さんと、V3、AE両チームは小さくとも偉大な一歩だったんじゃないかと、個人的に拍手を贈りたいです。