今日はルーザーズ4戦。
注目は去年の王者上海ドラゴンズと、サンフランシスコショックのLip Proper対決。
その前に今年のサポートロールスター4名が決定。
キャスターやメディア関係者での投票。
MVPノミネートにもなってるShu。サポートながら火力も抜群。
回復特化でダラスを支えるFileder。
回復はFilederが持ってくので、火力とイキリでファインプレイ重ねるChiyo。
ブリギッテのスペシャリストでもある。
Izayakiはトップスタッツないので数字でてこなかった。
でも昨年のチャンピオンチームを支えるサポート。
個人的には本職じゃないところから、ルシオダメージ1位、ヒールもトップクラスという偉業を成し遂げたViol2t と
ソウルで大活躍キャリーのVindaimルシオもおしたい。
ルーザーズ 第1試合 Phily vs グラディエーターズ
予想はこちら。昨日も見ましたが…
先日のウィンストンスタッツはこちら。
PhilyもGLAも同じロンドンにボコられた数字。
何か変えないといけないPhily。
今回Carpeじゃなく、ルーキーエース Zestリーパーが出場。
ケガは医者にOKもらったそうです。
ただ試合は波乱もなくGLAが圧倒。
いつものGLAらしい押し引きがしっかりした試合運びで、レギュラーシーズン成績通りの結果でした。Philyはここで敗退となります。
MN3ソジョーンも奮闘しましたが、それだけでは力及ばず。
最初のコントロールはAIMGODキリコがキルを重ねてキャリーしました。
流れを変えるバトルキリコで結構キル狙ってましたが、さすがにサポートのキルだけではうまくいかず。
Carpeは今季もうひとつ活躍できないまま終了。
Valorantに転向するニュースが流れてるので数々の記録や名シーンを打ち立てたOWレジェンドも見納めかもしれません。
Overwatch League 2021 - May Melee - Qualifiers - Liquipedia Overwatch Wiki
Carpeの勇姿を見たい人は2021年のMayMeleeの動画を漁ってください。
キャスディでの裏取りがめちゃくちゃ刺さって4連勝です。
ただトーナメントは上海に破れ、その後の試合は裏取りも完全に対策されました。
Carpe評なんですが、やはり中遠距離得意なハードヒットスキャンOW選手は(OW1の頃から)みんな不遇。ProperやLipがまさにミスターOWですが、DPSでも近中距離から圧力かけてエリアとる、オールレンジかつ近距離でアグレッシブに結果だす選手が求められます。
また、チームを囮に裏取りや、どフリーで打てるタイミングで現れてウィドウやキャスディのとんでもないクラッチを取る選手でしたが、そのチームを囮にするという一手が正面不利にもなる理由でした。
印象的なクラッチの裏にはチーム犠牲があったため、個人的には勝利貢献の評価は高くありません。観戦的にはドラマチックな人数逆転劇は全然ありなんですけど、人数減ったOW2ではなおさら噛み合ってなかったかもしれません。
Phily そのものはステージ準優勝7回。
優勝0のノンタイトルでした。
しかしSayaplayerが成功してるように、Valorantのゲーム性だと話が変わって大活躍の可能性があるためOW勢として応援したいです。
(WAS時代の写真暗い…)
GLAはReinerウィンストン、Happyソジョーン、FunnyAstroルシオ、ロンドン戦ではうまくいかなかったKevsterリーパーも絶好調です。
ひとつ気になるのはShuキリコ。
FunnyAstroがULT溜まるの早すぎて、ShuはAIMGODよりULT遅れる場面がいくつかありました。元々バティストやゼニアナでかなり火力出す選手ゆえ、ヒール担当がAstroで、火力担当がShuかもしれません。ダラスのFilederがヒール担当で、Chiyoが火力出してるのと逆ですね。
そのルート66後でスタッツ出てて、回復が表示されてないので分かりづらいですが、やはりダメージはShuが多い。
サポの火力役とヒール役を明確に分けると、お互いULT溜めやすかったり火力がイキリやすいなどのメリットはありますが、ダラスと逆の選択をしてるのは面白いところ。本来ヒールも両立させる選手なので、この試合でその傾向があったというぐらいですが。
参考までに、この両チームに勝ったロンドンキリコはヒール全開と少ないダメージでファイナルブロウまで取る大活躍でした。個人視点見たいところです。
ルーザーズ 第2試合 ショック vs 上海
試合前、ソジョーンシーズンスタッツ1位のLIP
Properともども、なぜルーザーズにいるのか?
予想は割れて上海有利。
Proper Lipの超人合戦がほんとに異次元でしたが、勝利したのはショック。
今季WhoRUゲンジの出ない試合は下位チームにも負けることのある上海でしたが、最後に熱い戦いで今季終えました。上海は何人か引退する選手がいると噂されてます。
That might've been the last time we see this iteration of the Shanghai Dragons roster play.
— Jonathan Larsson (@Reinforce) 2022年11月2日
Who knows with unconfirmed rumors about player retirements, but if it is then I'm truly grateful for the highlights and memories they've created for us these past few years. Thank you. 🫡 pic.twitter.com/fG9OCSawJQ
Fletaについては初日に語りましたがそれなりに見せ場もあったリーパー、ウィンストンで活躍したFate、味方を守ったIzayaki、劇的なバックキャップを決めたLJGと熱い勇姿。
しかしやはりこの男。
特にアイヘンヴェルデでの遠距離スナイプはProper以外も全部抑えるワンマンキャリーの絶品。オールレンジで戦える選手ですが、遠距離戦は少しLipに分があるようです。
最近はずっと負け続けだったMikeeyですが、最初のコントロール戦を勝ちきったのも大きかった。その後を引き継ぐColuge、サーキットロイヤルでのKilo シグマ ダブルヒットスキャン構成が刺さり、先落ちはたまに目立ったがルシオ1位のViol2tと得意な構成押し付けるマップがあったのもよかった。
そして勝負を決めるProper。
サーキットではウィンドウも出しトレーサーで1wave最速パルスを決め、最後はLipをスライディングメレーで倒すなど、オールレンジで戦いながらより近距離戦での異次元AIMに定評があります。
ショックの不安要素としては、リーパーではなくトレーサーとして呼び戻されたStrikerと、未知数のFinnキリコでしょうか。ここまで勝ち残ってるから決して弱い選手ではありませんが次のGLA戦、Kevsterリーパーや、Shuキリコの前にどこまで抗えるか。サーキットロイヤルで確実に1勝取れたらありますね。
ATLからは初戦ボコボコにされたリベンジ戦。たった2日で打つ手はあるか?
コーチにオフタンクのHawk1本でいくと言われ、ずっと控えだったメインタンクGatorがここで登場。HawkはオフタンクとしてダメージトップをHanbinと競うほどの選手でしたが、さすがにウィンストン使いではない。Gatorはメインタンクなのでウィンストン使えますが、どちらかというとリワーク前オリーサスペシャリストの印象が強いです。
結果、最初のコントロールは抗うも惨敗。
ウィンストン、ソジョーン、リーパー全てで差をつけられました。
悪童Gator。バッドマナーが過ぎてハワイのスクリムで負けた時、Reinerのマウスと、Dantehのヘッドセットをいたずらで破壊。ハワイオフラインで勝ったチームは本来相手の選手へ握手しにいきますが、このときキレてたReiner及びGLAチームは試合で勝っても無視して帰りましたw
Dafran Dogmanなどはショーマンシップで悪役演じることもありますが、DakoやGatorと悪ガキに事欠かないチーム。一旦リセットしたほうがいいかも。
Neroは安定感ある選手なんですが、今季目立ったハードキャリーはアイヘンヴェルデのゲンジ5Kのみでした。Checkmateリーパーは相手が悪い。
Kai ソジョーンも中遠距離型ハードヒットスキャン。
今季は一番最初にソジョーン無双して勝ち星重ねるも、ProperやLipが派手なダイブし始めて、ソジョーンが近距離戦になってからは難しい立場に。
イリオス-ルインでは得意な距離に持ち込めましたが、ルート66は詰められて振るわず。結構正面から火力出し続けて打ち勝てる有用なスナイパーなので、スナイパーメタやマップ次第では来季も起用機会あるかと思われます。
NA Contendersを何度も優勝したサポート Ultlaviolet と Ojee はあまり目立ったミスもないが、目立ったシーンや数字も残せず。サポートはあまりカメラ映らないためほんとは凄いプレイあったかもしれません。
結果論ですが、お金あるATLは去年の才能が惜しいですよね。
Hawk
Pelican
Edison
Masaa
Iris
Hawk以外他のチームで大活躍のメンバーですが、これならまた決勝も狙えた。
特にEdisonはジャンカークインメタで近距離型トップハードヒットスキャンに覚醒するという進化前SSRでした。そんなの誰も予想しなかったし、本人も予想しなかったでしょう。ダラスコーチだってそれ知ってたらGuriyo使ってない。ああ、でもKaiいたらEdisonが覚醒する機会ないのか。ダラスだからこそという運命は残酷。どっちにせよウィンストンの補強は必要でしたね。
Someone
Hydron
Checkmate
Anamo
SirMajed
再び大健闘のフロリダはもうこのメンバー信じて固定で良さそうですね。
Hydronソジョーンは元より、Checkmateリーパーが何度も人数不利を巻き返す大火力リーパーでした。先日のソウル戦はサポ運用や、Smurf相手に厳しい戦いでしたがこのまま修正していくしかなさそうです。
下馬評はALL スパーク
ちょっとこの戦いは寝落ちして夜にじっくり見たので細かく解説。
ウィンストンの比較は、Muzeがダメージ5位、ファイナルブロウ2位。
Guxueがダメージ4位、生存1位で、Guxueが2枚は上手か。
しかしトロント、全マップまさかのHotbaウィンストンが大活躍します。
さらにFinaleがもう一つリーパー活躍しきれないので、 ソジョーンに初スイッチ。
Heesuがリーパー。そしてFinaleソジョーンもまさかの大活躍。
Edisonに続きトレーサー使い向けのキャラかもしれません。
SparkもエースAlphayiを抜いて、中国のpineappleを投入。この組み合わせのときTeru以外の4人は英語ではなく、中国語ベースの細かいコミュニケーションやセットアップが可能になります。この選択はAlphayiのキル能力と交換。
優勝するためには何か変えないといけない試行錯誤の2チーム。
しかし最後を決めたのはやはりShyソジョーン
大接戦を制したのはSparkでした。
急造ウィンストンも、DPSスワップも大活躍してたトロントメンバーですが、気になったのはTwilgihtのお狐様。
リテイクのとき、敵をキルするためではなくエリアを広げるために浅いところから撃ってるんですね。
Houとの1回戦でもよくかわされてましたが、これは高機動フルダイブ相手だと避けやすくあまり時間アドバンテージ取りづらい。狭い場所はお互いお狐様カウンターで重ねてましたが、これはコントロール2Map落とした一因と思われます。
同じコントロールでTeruは自分が最前線なほどトロントに深く狐さしてます。
でもそれで接戦になったのは、Teruキリコにも問題があります。
例えばセットアップ必要なあたりあいで、飛び込んでる最中に裏回って間に合わなかったり、かなり自由に単独で動いてバトルキリコしてる場面が多い。これは中国語でセットアップできないTeruが、ほんとに4人と別行動してそうです。
また現状リーグ1のバトルキリコゆえ、キルは取るのですがあまりヒールを回しません。一気に火力殲滅を狙い、一瞬でキル取れなかったら戻ってみんな回復して再セットアップを繰り返す戦術。今季ずっとこのキリコだったらGuxueは生存1位取れてないでしょう。
これはこれで、ソジョーンの一発にヒールは関係なく、リーパーの火力のまえにヒールでダメージトレード不利と考えるとバトルキリコ戦略も理があります。
さらにアグレッシブにキル取りに行くAlphayiと、自分でキル狙いに行くTeruキリコも相性よくない。Alphayiにヒール回らず死ぬ原因になります。この意味でもパッシブに動いてくれるpineappleの方が良いのかもしれません。
最後のコントロールだけAlphayiがでてリーパーで大活躍。
コントロールマップは中国語での細かいセットアップ必要ないとの判断かも。
かなり攻撃に振ったバトルキリコ運用。
回らないヒール、中国語運用とコミュニケーションエラー。
不安の種は多いですが、Guxueの生存能力と、確かにキル取ってるキリコ、そしてShyの爆発力というプラス要素に賭けて次のメイヘム戦に挑みます。
コントロール2MapをAlphayiが取ってくれるとなおいいですね。
トロントはここで残念。
Finaleはリーパーこそ刺さらなかったものの、トレーサー、ゲンジに加え最後のソジョーンでまた一つ価値を上げました。
DantehやHotbaの急造ウィンストンが意外と機能するのは、ソジョーン、リーパー、キリコ、ルシオでお狐様が乱舞する超火力高速展開フルダイブバトルにまだみんな経験も定石もなく、アドリブの乱戦適応力が試されてるからかもしれません。
Heesuは確かな実力ありながら、Phily トロントで3年目なのに長らく上位入賞へ食い込めてません。大半はソンブラでMap落としてるのがまずいのですが、毎年LipだProperだで、リーグのレベルがグンと跳ね上がるのもきついですね。
今日はルーザーズ2試合と、ウィナーズ2試合。
Day3はまだ実力差ハッキリした試合もありましたが、ここからは全て熱い試合が期待できます。
ちょうど、Teru SirMajed Shuの 攻撃イキリコ ルーザーズと
Fileder Landon Creative の回復全快キリコのウィナーズでキリコ運用が分かれてます。
どちらが正解というわけでも、キリコだけで試合が決まるわけでもないですが、残り3日どこが優勝するか楽しみですね。
Day4