4gamerやミオニさんの記事見て、一度触ってみたかったMionix CASTOR。
公式によるとその形状はかぶせ、つかみ、つまみとなんでもフィットするとか。
Amazonレビューでも形状は絶賛。しかしホイール耐久性レビューで躊躇してましたが、、
【国内正規品】 ゲーミングマウス Mionix CASTOR Ice Cream Optical Gaming Mouse MNX-01-26007-G
- 出版社/メーカー: Mionix
- 発売日: 2017/04/28
- メディア: Personal Computers
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ふもっふのお店で、2390円のCASTORクローンを発見!!
形状もボタンも 122x70x40mm も親指の側面ラバーも同じ!
なんならロゴの輪郭すら似てるw
品質はともかく形状が試せるいうことで買ってみました。
(4gamerより)
クローン触ると分かるのですがCASTORの何がいいって、左サイドが下へゆるやかにえぐれてるところ。もちやすいし、親指の配置がナナメで広いし、サイドボタンがちょっと親指上に傾けるだけで押せます。たまに形はいいのにサイドボタン押しづらいマウスとかありますからね。
(4gamerより)
また、右サイドは「薬指」「小指」のちょっとした窪みがあって、指を置くにもたたむにもしっくりハマります。「薬指」に関しては奥がよりえぐれてるので「かぶせ」の持ちやすさにもなってます。
この両サイドの形状が、どの持ち方にもピッタリハマってフィット感が凄いです。
これまでのマウスは「かぶせが一番最適」「つまみが一番最適」というようなそのマウスに一番あった持ち方が伺えたのですが、このマウスに限っては初日使った感じではどれもいい感じでゲームができました。
この価格で、メインマウスとなりえるフィット感と形状です。
18.5cmの手だと「かぶせ」で深く持つなら、ちょっとだけ薬指と小指をたたむ。あるいはちょっと浅くもつかになるので、手が小さいとよりかぶせでジャストフィットするでしょう。
手持ちのカメラが無いので海外の動画からも紹介。
オリジナルと違ってマウスの底面がモヤモヤと光ります。
ケーブルはナイロンで包まれてますがFinalmouseのファントムケーブルや、Razerのケーブルと比べると太くて固く、最初のケーブルを束ねられた折り目を自分でほぐす程度は必要ですね。あまり気にならないですがケーブルバンジーはある方がいいかな。FinalmouseやRazerはバンジーもほぐす必要もないぐらいですが。
ソールは普通です。ぼくはすぐ カグスベール に変えました。
ここで驚愕の事実。
オリジナルCASTORが公称93gなのに、V60 は121g。
この計測は硬いケーブルの影響もあると思うので、パッケージを見ると
Weight: 102 ± 10g (without wire)
という謎のプラマイ10g表記がw
僕の実測でもケーブルに気を使って116gでした。
いくら持ちやすいと言っても、この重さは困りものです。
どうせ工場クローンなのになぜ?
底面LEDだけで30gも違わないでしょ??
動画で分解の様子みると、、、
中に重りが入ってやがったあああああああああ!!
しかもこっちで測ったら19gもあるじゃんか!
俺はビュンビュン飛び回るOverwatchやるんだよ!!
重りなんぞいらん!!
(もしかしてこの重りが19g固定でなく、個体ごとにプラマイ10gの重り適当につけてるのでは、、、)
底面はREDを半透明プラスチックに通すため2重になってますが、、聞いて驚け。
これプラスチックじゃなく、薄いスチールなんだぜ。
持つと薄く広いから重く感じないがこれだけで12g。
そんなスチールなんぞいらんのだ!
このままネジを止めて使う!
ただこのままだとマウス滑らせて「シャーシャー」言うので
カグスベールのソールを2重に張って解決!
すると奥さん!オリジナルより軽い実測85gのCASTORが出来上がりです!
裏返すとLEDランプの間接光が直接クリスマスツリーみたいに輝いて眩しいけどな。
(たぶんソフトウェアでLEDは消せる)
スイッチはオリジナルと変わらず2000万回耐久のオムロン。
センサーはオリジナルCASTORが
PMW3310,トラッキング速度 215 IPS、加速 30Gに対して
V60 は
PMW3325、トラッキング速度 100IPS、加速 20G。
センサー性能を考えると数字高い3325の方が後で作られた廉価版センサーか。
価格差はこれかな。
一応、NINJA FX シデンカイ でのマウステスター。
僕はPMW3389 50Gのマウスも、PMW3360 40Gマウスも、HEROもあるけど
正直、100IPS、20Gでも体感で違いはわからない。
100インチパーセコンド、というと1秒間254cmのマウスパッドまで認識可能。
0.1秒で25.4cm振るプレイヤーまで耐えられる。よほど高速に動かすプロじゃなければ大丈夫ですね。215IPSだと、0.1秒で54.6cmなんで、44cmのXLマウスパッドを端から端まで0.1秒で動かせる人でも大丈夫。
CSGOが発売された2012年なんてこれ以下のマウスばっかりだったろうし。
「スペックよりマウスの形状が100倍大事」
という事は実感できる。
形状同じならスペックいいに越したことはないんだけど。
なので余裕のある人はCASTOR COLOR 買ったほうがいいかと。
つまみで軽さのと小ささが極上のFainalmouseに勝てるとはいいませんが、このフィット感はひとつの完成形サブマウスとしてひとつ置いておきたいところ。壊れてもリピートしていいぐらいですね。いつか名機と言われる ZOWIE ECシリーズ や Xtrfy M1 が手に入ったときとも比べてみたいですし。
もひとつ気になったのは、この塗装のせいかちょっと汗ばむとペッタリくっつく感じがするんですよね (親指のラバー部分以外)。ロジクールやRazerの普通の黒いマウスではちょっと汗ばむぐらいではまだサラッとして、ペッタリくっつく感じしないんですが。
ヤスリがけとかしないといけないかな?
ふもっふのお店には、他にレッドパープルとブラックの在庫があるんですが、こちらは千円高くて3250円。ブルーだけやたら安いのは世界的に売れ残ってたんでしょうか。塗装のせいかわかりませんが、もし買い換えるとしたら、ブラックか、オリジナル CASTOR COLOR かも。
以上、 CASTOR クローンの MTOSPEED V60レビューでした。