beansgunのOverwatchメモ

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OverwatchLeague Playoffs Day1 感想

始まりましたOWL プレイオフ!

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新メタ

ウィンストン、ソジョーン、リーパー、ルシオ、キリコ
11/16あたりからライブサーバーにも適用されるので、主に上位レートで支配しそうなメタです。

いや、フルダイブは予想したけどまさかリーパーが入るとは。

個人的にフルダイブはこうなるかと思って、邪魔なウィンストンバリアからは戦う場所変えるかと思ったんですが、ペイロードや、拠点などポイント踏む際にはどうしてもバリアが邪魔で、キリコの御札も通らなくて最速で割らなきゃ行けないみたいですね。

そのためのリーパー。
そしてお狐様とデス・ブロッサムは笑っちゃうほど相性が良いです。
この構成でデス・ブロッサム止める手段はレールガンで頭打ち抜くしかありません。


ヒューストンのDantehが使ったようにこのタンクなら、フックで釣ったり、ジャベリンやスピンで防いだりもできます。ただこの2キャラは飛ぶ場所がなく狭い所での戦いですね。

クランクさんが解説してくれましたが、オリーサだとフルダイブで飛び越えられたり無視されたり、ウィンストンは体力減っても高台に逃げて何度も体制立て直して攻撃できるため、フルダイブは押し引きがとても有利です。

ヒューストンがマップによってはうまくオリーサ、ホッグで刺したようにこのラスト6日間でカウンターメタが生まれるでしょうか?


4試合見たところソジョーンはもちろんのこと、さらにこの2キャラで差がついてるようです。

リーパーはいかにダメージ出す立ち回りで、デス・ブロッサムを決められるか。
キリコはいかにお狐様を通して、クナイを最大限活用できるか。


ヒューストンはうまくTwilightのお狐様をかわしました。
今までにない高速な戦闘エリアの移動が見どころです。

過去にもルシオモイラのフルダイブはありましたが、今回はお狐様の移動スピードアップが加わることで過去一展開が早くなって笑えます。


各試合を振り返っていきましょう。


第1試合 Phily vs London

ハルトでも押し引きうまいロンドンがフィリーを圧倒。
フィリーはルーザーズに回ります。

Zestの右手のギプスは完治してないもようで控え。

 

Valo移行のニュースが噂されるCarpeラストプレイオフはリーパー担当。

MN3のソジョーンはこの後どこまで暴れられるか。
印象深いハードキャリーを何度か見せてくれているので、プレイオフで爆発してくれたら優勝も見えてくるのですが。


このメタでは厳しそうなフィリー。
ルーザーズで打つ手はあるか?

Hadi はウィンストンでも大活躍。ついにハルトは出てきませんでした。
今季大きく評価上がったメインタンク。

Sparkr ソジョーンも大活躍。プレイオフに残ったソジョーンは12人ともバケモンです。



去年はフィリーを率いたロンドン ChrisTFer コーチ。
ドゥームメイン ストリーマーChipsaのお兄さん。
リーグのメタとは違う構成で、必ずしもトップ選手5人を揃えたとはいえないチームでときにトップチームを倒すほど素晴らしい采配を行い評価を上げました。今季のプレイオブザコーチに選ばれるかも。


ロンドンの押し引きはこのフルダイブでこそ真価を発揮するかもしれません。これまではトップチームに及ばなかったけど、次の優勝候補グラディエーターズ戦は見ものです。




2試合目 杭州(ハンジョウ) スパーク vs 上海ドラゴンズ

去年のグランドファイナル優勝チーム上海がまさかの3-0でルーザーズ行き。
キャスター予想、PickEM予想全員外してます。

とはいえ今季の上海は、WhoRUがゲンジを使わない試合で下位チームにも結構ボコボコにされています。そのゲンジが封じられてる今回の上海はプレイオフ厳しそう。

上海の不調のひとつにFletaのプレイスタイルがあります。

今季トレーサー150分で絞ると10分ダメージ量が群を抜いてワースト。
逆に生存は群を抜いて1位だったりします。
これはどのキャラ使っても同じ傾向。

つまり自分で仕掛けるのではなく、Lipやタンクが敵を崩したところから仕事を始めるプレイヤー。でも今回Lipのソンブラは使えません。さらにOW2は5人。例えばWhoRUのように、高台のクリアリングもして、木の葉でバリアを張って、拠点で耐えて、エリアも広げて敵も狩ってなどゲンジがオフタンクとしてDvaのような仕事量が求められます。同じようにDPSに求められる仕事量が大きくなったのに、Fletaは誰かが敵を崩してくれたら掃除するという一つの仕事しかしてません。


上海タンク陣のVoid Fateは去年まで高いA評価でしたが、今季比べられるのはHanbin Smurf Someone オフタンクとしてHanbinにつぐダメージ2位のHawkや、中国最強ウィンストンGuxue。そして最大限評価されたHadiです。彼らと比較するとVoidやFateですら中堅に。1.5倍ぐらい強くなったタンクでリードが取れないチームはいくらDPSが強くても厳しい戦いになるでしょう。

 

Lipは相変わらずバケモンソジョーンのような火力を発揮してます。ファーストキルや、人数ふりを覆すのもLipの印象。それでこの差がつくはチーム力としての差です。


上海ルーザーズはWhoRUリーパー出せるかどうかですが、1日2日で修正できるかどうか、はたして。

 

SparkはGuxue ウィンストン出せるメタになったのはでかい追い風。
今までザリア中心でウィンストンの出番少なかったですが、最強ウィンストンの一角です。



中国No1のヒットスキャンShyも絶好調。
ただしかなりリスクを取るソジョーンなため、とんでもないクラッチプレイもファーストデスも多い選手。プレイオフはShyが死んでAlphayiがキャリーするほど甘くないため、優勝はShyがキャリーするかデスするかにかかってるともいえそう。



 

プレイインで活躍したPinappleを起用するかどうかで不安があったのですが、


無事エース Alphayi リーパーの出番となりました。
今季Sparkの躍進、ハードキャリーの原動力でゲンジ、トレーサーどれも絶品。MVPノミネートされてないのが不思議なほどです。


そして新加入サポート TERU。
写真はVAN DPS時代でその時は目立ちませんでしたが、このゲンジ使いサポートのキリコが4試合で一番キルログ的に活躍しました。さすが元ゲンジ。あたりあいの前は常にワンピック狙いをして、神出鬼没で戻ります。サポートが弱いと言われたSparkにキリコに最適最善な補強。

開幕たいてい最前線にいるTeru


ほかsurperichのルシオはそこまで評価高くないのですが、他4人が優勝してもおかしくないメンバー揃えてるSparkはこの後のダラス戦。番狂わせ起こすかもしれません。

 

第3試合 メイヘム vs アトランタ

ここは、ウィンストンスペシャリストのいないATLの敗北。

ATLメインタンクGatorはどちらかというとリワーク前オリーサのスペシャリストで、

今回オフタンクとしてHanibinに並ぶダメージを出すHawkがすべてをまかないます。


Kaiソジョーンは、開けた遠距離のジャンカータウンでは大活躍してたのですが、他の狭い2mapではキルログ出せませんでした。OWは中遠距離のハードヒットスキャンが軒並み不遇で、Kaiもなかなか遠距離でフリーに撃たせてもらえません。求められるのは中近距離でトレーサーのように当てるリスク取ってキルできるソジョーン。

ソジョーンにウィンストン。
ATLはかなりこのメタに嫌われてて、よほど策がない限りルーザーズ難しいでしょう。
ただ、オリーサホッグを活用した次のヒューストン戦が参考になったかも。


逆にHydron ソジョーンは狭いMapでも抜群の安定感とキルログを達成。

エース Checkmate リーパーもいいです。こちらもMVPノミネートに入れていい選手。

タンクの大型新人、Someoneも今季メインタンクで大活躍。プレイインはザリアもこなしました。


アナやゼニをがっつり守るパッシブなルシオAnamo。
仕事量的にパッシブ優先すぎたのが個人的に評価してなかったのですが、OW2になってからは否が応でも乱戦に巻き込まれ、パッシブでも勝手にたくさんの仕事が降ってきてちょうどいいぐらいにw
Anamoが復帰してからメイヘムは負け知らずで調子がグッと上がってます。
手のひら返して高評価。


SirMajedより死なない安定した強サポート。


わりとリスク取ってガンガン前に出るサポート。
レート4700の実力は確かなものの、死にやすくてちょっと足引っ張ってました。しかしキリコだと生き残るかも。キリコで強引にウィンストンについていって狐の道を敷きます。

メイヘムのいまの体制は穴がなくSランクプレイヤーが揃ってます。
SirMajedキリコ起用がどう転ぶかぐらい。
優勝候補に入れていいかと。



第4試合 トロント vs ヒューストン

ウィンストン対決(Muze v Doge)でヒューストン不利になるかと思いきや、まさかのDanteh起用、しかもオリーサ ホッグまで活用する大胆なJake戦術でトロントを撃破。これは予想外でした。


Danteh
Goats時代ばりのザリアはじめ、その多才さでDva、ドゥームをも駆使し今季タンクを務める。強引にキル取りに行くプレイスタイルは直近の試合で優勝候補ダラスを3-1で下すほど。Dantehはエリア広げるタンクというよりキル取りに行くDPS。Houは3DPS体制と考えていいですね。いやまさかここに来てウィンストンまで使いこなすとは。


去年のルーキー・オブ・ザ・イヤーPelican。去年はエコーで下馬評を覆しアトランタを準優勝に導いた。今年もグランドファイナルいけるか?

Mer1t
集計期間次第ではソジョーンNo1にもなるトップレベルヒットスキャン。
オーバークロックによる3連ワンヘッドショットという今後破られないだろう記録をもつ。ProperがO2最後に優勝したときの相方もKiloじゃなくMer1t。


ヒューストンが真っ先に(狭いマップで)メタのカウンターを成功させた。
Dantehがウィンストンも使いこなしたというのは好材料です。この6日間でどこまで驚かせてくれるか一気にダークホース的存在に。

 

Hesuu もMer1tに劣らず大活躍。今年もソンブラ使ったMapを結構落としてしまいましたが、ナーフでもうソンブラ出すことはないでしょう。不安だったハードヒットスキャンとしての消極性も今季終盤に改善されてきて、前へリスク取るソジョーンに変わってきてます。

Finale トレーサー、ゲンジでファイナルブロウの嗅覚がするどい新人。いくどもチームの人数ふりを覆す。ただ今回はリーパーが刺さらず、デス・ブロッサムが空回り。これはヒューストンの対策が出来過ぎというべきか。途中得意なトレーサーに変えてめちゃくちゃパルスボム貼るも敗北。


Twilight
Runnaway ヴァンクーヴァーの生き残り。
攻撃的サポートスタイルはOW2とかみあっている。
しかし今回はお狐様を何度かヒューストンにかわされてしまう。

Muze
トロントでFinaleと同じく一番マップ勝率高く、ウィンストン、ボール、ドゥームすべて5本指に入る上位スタッツを誇る。GLA時代とは違って評価見直された選手。


トロントはメタとしての選手は揃ってるのですが、ヒューストンのうまい押し引きの戦術にリーパー、キリコともにすかされ破れました。人材は揃ってるのでこれをたった2日で改善できるか。ルーザーズで問われます。


以上 Day1感想でした。
この後、トーナメント2回戦です。



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