EU Contenders S1 で優勝した BritishHurricane のルシオであり、今期ボストン内定もしてたのにブースト容疑でストリーマ化した Funnyastro。そんな自分の実力を示すかのように配信ではルシオで猛威を奮ってます。
昨日の配信前は
2位、FUNNYASTRO,
3位、UNFUNNYASTRO,
4位、NERFLUCIO,
6位、GARBAGEMERCY,(マーシーはゴミ箱へ)
のサブアカウント含む4つをランクイン。
配信みるとかなりアグレッシブなプレイでキルを重ねています。
このレート帯になるといくらルシオがスピブウォールライドしようが、ウィンドウハンゾーにヘッドショット抜かれるのは当たり前で、執拗なDvaに追い詰められ、単独行動多いですがそれでも勝つんですよね。
4アカウント入れるのもゲーム数かかるので大変ですが、ルシオでSR 4700超えというのが凄い。JJONAKやVIOR2Tがゼニで4700達成するのはゼニの凄さを見せつけられてなんとなくわかるのですが、ルシオってDPS が80という29キャラ中最弱の火力。マーシーのブラスターでさえDPS 100あって、Dva中身の DPS 93よりも火力のないキャラ。なんでこんなにルシオでキルできるんでしょうか?
厳密にはルシオの下にDPS 75のハルトや60のウィンストンがいますが、彼らは範囲攻撃で人数分の掛け算ができるのでやっぱりプロジェクタイルで80のルシオが火力最弱。
https://www.twitch.tv/funnyastro
というわけでちょっとFunnyastroの設定を調べてみましょう。
Overwatch Pro Settings and Setups – An always updated list on the Settings and Setups used by Professional OW Players - on-winning.com
まずDPI 3500 x センシ7 = eDPI 24500というおかしな数字がありますね。
ただこれは前のマウスでの設定。
Xornetというと、僕の持ってるNaga Trinity を2周り小さくしたような薬指置けるマウスでの設定ですね。
しかし今はContendersでもやたら見かけるロジクール Pro ワイヤレス。

Logicool ロジクール PRO LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミング マウス G-PPD-002WL
- 出版社/メーカー: ロジクール
- 発売日: 2018/09/06
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
こちらで、800DPI x センシ18 の eDPI 16400。
それでもOWLで一番センシの高い Geguri(15200)を超えてますね、、、
僕がチェックした中では一番センシ高いプロプレイヤーです。
Twitchのコメント欄では JjonakとDuo組んでくれとか冗談飛んでましたが、片やウルトラローセンシ(1800)のゼニと、片やウルトラハイセンシ(16400)のルシオで、共にSR 4700超えサポートとかほんと面白い。
ここからはルシオ考察。
低レートの僕からすると、ルシオはチーム全体の押し引きをコントロールしたり、ヒールしたり、敵を落としたり、敵を弾いて絡まれてる仲間助けたり、サウンドバリアで敵のウルトから守ったりというのが仕事で、Astroみたいな敵のタンクを分断する、自ら敵をキルしにいく、ファイナルブロウを取るみたいな判断はほぼありませんでした。
抜群のキャラコントロールとAIM力もあってのことですが、たくさんの選択肢から一番最適な判断をして、いくつもの仕事を両立させてくる。
動きを見てると、ブリンクリコールで横の移動に強いトレーサーと、2段ジャンプ壁登り立体機動に強いゲンジを足して2で割ったような感じですね。トレゲンほど特化はしてないけど、壁走りジャンプで横の移動にも強く立体機動もできる。
よく考えるとルシオでも200族のワンコンボキルは原理上可能。
メイン4発80 x ヘッドショット2倍 + 右クリ25 + メレー30 = 215。
キャンセルメレー入れないといけないので、スピブアンプで急接近しながら弾く方向へスピードが乗ってる必要がありますが、瀕死まで追い込めばワンコンボと言わずもう一撃メイン入れてもいい。
もちろんヘッドショットの火力まで考えるなら、トレゲンのほうがバースト火力高い。
トレーサーがルシオより劣るとしたら、自己ヒールができないこと。1秒撃つと1秒リロードしないといけないこと。(ルシオは4秒攻撃できる)。高台に逃げれないこと。なので、ルシオが前線の壁でぴょんぴょんしながら敵上空にヘイト稼いだり、仲間へのヒール含めトレーサーより前線維持力高かったり、その継続戦闘力からファイナルブロウ狙うチャンスやルートがトレーサーより多かったりするかもしれません。
ゲンジには風切りがありますが、横移動するにはこれしかないため迂闊に使う訳にはいかない。
Astroルシオはトレゲンほどのバースト火力は無くとも200族をなんとかソロキルできる火力と、継続戦闘力の高さでトレゲン並みの仕事してるかもしれません。
普段のルシオとしての仕事に加えて、時にトレゲン並みのフランクも平行して行う。そう考えるとDvaを超える抜群の汎用性と膨大な仕事量になるかもしれない。
今考えつくルシオの仕事を抜き出すと
●コントロール開幕ダッシュにスピブアンプ
●ハルトのチョークポイント突破にスピブアンプ
●足のないハルト、ザリア、オリーサ、リーパー、メイ、バス、シンメ、マクリーなどのお供
●あちこちの局所戦へ誰よりも速く駆けつけ人数有利に
●人数有利の追撃スピード
●人数不利の退却スピード
●継続的範囲ヒール
●リスポーン復帰のタクシー
●ダイブキャラと合わせてフォーカス
●絡まれてるヒーラーからのピール(引き剥がし)
●敵タンクの分断
●高台敵を下に落とす
●敵を崖へ落とす
●敵ウルトへのサウンドバリア
●味方瀕死へのサウンドバリア
●敵瀕死へのファイナルブロウ
●孤立した200族を狩りに行く
●敵の上空でヘイトを稼ぎ視線を奪う
あたりで他にもあるでしょうか?
キャラコン、AIMも含めこれらを無意識に最適な判断するのにどれだけのプレイ時間が必要なんだろう。