beansgunのOverwatchメモ

ブロンズプレイヤーがAIM研究やオーバーウォッチリーグを楽しむブログ

日本のサッカーと世界のサッカーは違う競技?

newspicks.com
サッカー素人だけど、このインタビューものすごくモヤモヤしたので書く。
後半Overwatchにつなげる。

(日本に)戻ったらレベルダウンすると思う
ヨーロッパと日本に上下があるわけではない
CL決勝とJリーグ、違う競技だなと思うくらい違いがあります。
日本が劣ってるわけではない
Jリーグは世界と比べれられないイメージ
Jリーグでの勝ち方、強さを見出している
モダンになっていく、ヨーロッパのサッカーに近づいている印象は一切ない
周りを見ながらプレー、技術やアジリティ、戦術眼、試合を読む能力がある
Jリーグで勝つことに専念している
現状が良い悪いではなくてヨーロッパ志向ではない
日本サッカーの成長としてレベルアップになってない。
やっていることが間違っているわけではない
世界基準でサッカーしていない
いったん落ち着こうとなる
ゆっくりボールを回すこと自体が悪いわけではない
普通の選手じゃない? 大したことないね?「Jリーグのテンポに合わせただけ」
EUのサッカーを全員がやればいいのかというと、そういうことでもない
Jリーグで勝つとなると、安パイな部分が抜けなくてインパクトに欠ける
決して批判しているわけではなく違うスポーツ
国内でやるという概念を壊さない限り、日本のサッカーは変わらない
どれだけ自分が意識を高く持ってやっても、それに慣れてしまう。
パフォーマンスを比較したら後退なのかもしれないけれど、僕らはサッカー選手であってプロフェッショナルで勝つためにサッカーをしていて、11人で勝たなきゃいけないからそれぞれが合わせていかなきゃいけない。
“違うスポーツ”でありながらも、Jリーグで勝つためにどのようなサッカーをしなければいけないか。
批判したいとかレベルが下がって不満に思っているわけではない。

頭なでて、ビンタして、頭なでて、ビンタして、メンヘラ男子か!!
レベル低くて不満に思ってるっていえよおおおおおお!

まあ、もの凄く各方面に気を使ってるのはわかった。
とにかく言葉を整理したい。
問題点は全てここでしょ。

例えば、日本のチームは「攻め急がない」。引いて守るとか、守ってカウンターだとか、いろんなスタイルがありますけど、その中で「攻めないことも正しい」というような雰囲気がある。

 ドイツで8年間、ヨーロッパリーグから2部までさまざまな経験をしましたけど、どのレベルであっても、その「攻め急がない」サッカーは“基本的に前の選択肢”を持っていないと捉えられます。

 となると、試合の展開に「速さ」が出てこないので、「日本のリズムってゆっくりだよね」「日本って迫力ないよね」となる。

 もちろんヨーロッパのチームにも「ボールを失っちゃいけない」という決まりはあります。ただ、それにしても圧倒的に前へのトライの数が少ないのが日本です。

 つまり、日本の場合「ボールを奪われないことが正しい」とされているけれども、それは海外と比べた時にはあまりにも消極的すぎるんです。

 守備も消極的すぎます。ゴールを奪いに行く観点から見ても、昨シーズンそれができたのは川崎フロンターレだけでした。それ以外のチームも「ボールを取りに行くためにチャレンジ」をしようとしたけれど、結局はやめてしまった。

ワールドカップで日本の試合何度か見たことあるけど相手チームに比べると似たような印象。ボールを手放さないけど仕掛けもしない消極姿勢。それでもベスト16にはなるので、手堅いプレイで大くずれはせず、そこまで弱いというわけでもない。

いわゆる「相手を研究しつくしてローリスク、ミドルリターン」を狙うプレイ。

ベスト8いくチームは「相手を研究してハイリスク・ハイリターン」を狙うプレイ」

その代わりハイリスクが災いして連続で点を取られるような崩れる場面もある。

日本はミスをして怒られないように、とにかくミスを恐れるプレイなんだろうね。でも型が出来上がってるから、研究した相手の戦術には強い。

EUはミスを恐れないハイリスク・ハイリターンなプレイで、スキルキャップの上限やわずかなチャンスの嗅覚を伸ばし続け、試合展開が型にはまらなくなった時の臨機応変な対応で差が出る。

日本のスタイルは研究した戦術には強いから、リーグ戦で手堅いプレイで効果を発揮する。生半可なハイリスク・ハイリターン戦術だと1度は通用しても次から研究され通用しない。だから結局やめてしまう。

EUが日本に勝つとしたら、ハイリスク・ハイリターン戦術の引き出しの多さだ。1つの戦術ではなく5つも6つもパターンがあると、研究しても全てに対応するのは難しい。対応しきれない「型破り」な引き出しの多さをもつ戦術と、ハイリスクプレイで上限の引き上げられた臨機応変な対応に勝てない。試合中の修正にも差が出る。

型破りなハイリスクには上限や戦術の幅に限界がないけど、型を守って相手を研究し尽くしてというスタイルはどうしても手堅い受け身で「ずっと追いかける側」なので目先の勝率は上がっても、その上限は常に後手後手でチャンピオンを超えることはない。

EUサッカーをやるには多分1試合とか今シーズンの勝利を目指すのではなく、川崎フロンターレ? みたいに、1、2年先を見越した意識改革が必要なんだろう。1,2年ハイリスクの試行錯誤や積極的な戦術を広げるため、プレイヤーの臨機応変なスキルキャップ上限伸ばすのにミスをし続け、負け続ける覚悟があるかっていう。

中学や高校から世界を意識したサッカーをしている人がどれだけいるのか。それを教えている指導者がどれだけいるのか

そういう前の選択肢を広げるチームばかりで戦ってるEUと、相手を研究してから対応する手堅いJリーグで主体性からも差がつくのだろう。


サッカーの話おしまい。
これまんまオーバーウォッチで無冠のニューヨークf:id:BeansGun:20190301044633p:plainと、
リーグ2連覇サンフランシスコf:id:BeansGun:20190301044637p:plainにも言える。


ニューヨークは受け身で相手を崩すのがうまく、当たりにいく回数が少ないにもかかわらず、Goats時代までリーグ勝率は上位で優勝候補でもあった。が、プレイオフトーナメントでは3年間勝てなかった。SBBもLiberoも消極的とはいえ死なずに仕事できるいいプレイヤーだったのに。

サンフランシスコは、とにかくラッシュが強く攻め当たる回数も多い。そのハイリスクで鍛えた嗅覚と、臨機応変さ、相手が見たこと無い戦術してきても試合中に修正する力が他の19チームより抜けている。Goats時代も唯一バティストを採用したり、DPSのArchitectをサポートに採用したり、メタの先へ進もうと、戦術の幅を広げようと自分たちの限界を広げていった。EUサッカーで言う「前の選択肢をたくさん持っている」チームだ。

ゆえに「メタを研究して追いかける側のチーム」は、サンフランシスコの戦術をひとつふたつ対応しただけでは倒せない。積極的な戦術の幅が広く、プレイヤーそれぞれがハイリスクで臨機応変な対応力を持つからだ。リーグで高い成績を残すチームと、リーグもプレイオフも圧倒的な力で世界一を取るチームの違い。

まあお互いメンバーガラッと変わったし今年はどうなるかわからないのが楽しみ。

ほか、個人にスポットあてると去年ヴァリアントf:id:BeansGun:20190301044629p:plainだったShaxとf:id:BeansGun:20210221042706j:plain


f:id:BeansGun:20190301044640p:plainアトランタのEdison

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この2人も、超がつくハイリスク・ハイリターンなトレーサーだ。

ただヴァリアント自体はラッシュが得意というわけではない。Shaxはチームでひとりだけリスク取りに行くので、対応され先に死ぬことも多い。これは日本のサッカーでひとりだけ意識高く活躍してもシーズン通しては勝てないと言うやつにあたるのだろう。

アトランタはむしろサンフランシスコより攻撃的で当たり合いが多い。
Edisonがそれを上回るハイリスクプレイヤーで死ぬんだが、チームとしての戦術が多くない。やはりメタを追いかけてる側の印象だ。メインタンクのGatorはオリーサがうまくそれがメタだったということもあるが、攻めの戦術を広げるには前任のPokpoの方が適任かもしれない。来季オリーサがメタというわけでもないだろうし注目ではある。


トレーサーではなく幅広いピックプールで臨機応変なリスクを取れる代表格は

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上海のFletaと

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ソウルのProfitだろう。

どちらもここぞという時大活躍。
ただしリスク取った分、とがめられるミスもかなり多い。
2人ともクラッチプレイでほんと魅せてくれるが、キルログ出せないこともしばしば。
日本サッカーだと「おまえボール奪われてんじゃねえよ!」って、ミスをコーチに怒られる、というより日本人だと多分自分で自分を責めそう。自責思考が強すぎるのかも。


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そんなときの上海のFletaをカバーするのがLIP。
ポジション取りや、その嗅覚がするどく「ミドルリスクハイリターン」を実現して上海を大きく下支えしている。ある意味LIPがいるかどうかが、上海とソウルの一番大きな差で、上海がアメリカNo1サンフランシスコに続くアジアNo1を維持できる理由と思っている。

オーバーウォッチ語るときりがないのでこの辺で。

要は目先のリーグ勝率目指すなら対戦相手を研究し、メタおっかけるのが時間コスト的に無難。「世界一」を目指すなら目先の勝利を捨ててでも、研究してもおっつかないぐらい「前に出る選択肢を増やす」。その姿勢がスキルキャップの限界を上げ、臨機応変なチーム対応力にもつながる。という話。

SFS vs NYE スクリムレビュー

d3watch.gg

このスクリム見てTwitterでつぶやいてたのを追記転載。
スクリムレビューというより新らしい選手の個別評価。
配信でリプレイコード映ったGlisterには悪いが今のチーム状況見れて嬉しい。5マップ目リージャンタワー(19A8TJ)もあって0-5とコテンパ。旧正月パッチ来るまで見れるもよう。

総評として、ハムDva メタにおいてSFSにソンブラ使いがいない。
NYにはDiamondから引き抜いたダメージ出るソンブラスペシャリストFLORAがいる。

SFSは去年ソンブラあまり使わなかった珍しいチームで、No1ソンブラLIP相手にもアッシュトレーサーで勝った。ハムDvaだと勝手が違うかもしれない。

ソンブラはどのチームも採用するほど去年メタだったが、LIP,Fits以外は正直デメリットの方が大きいと思ってた。Crustyコーチがソンブラ弱いと判断して起用しなかったならそれは正解だろう。ただ今年はFLORAや他のソンブラにも注目。敵のハムをハックする意味でも、味方のハムのために大パックハックする意味でも、ハムがメタに入る限りソンブラは必須になりそうだ。


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FLORAソンブラ

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「ロケーターは戦線近くに置く」
「ULT貯めるためのハラスはしない」
「追撃や高台ポジへ攻めのロケーターをガンガン使う」
など結構危ういけど攻撃に洗練されてる。



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Strikerソンブラ

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「ハラスで戻った瞬間の5vs6を押し込まれる」
「ハラスの時点で戻れず潰される」
などリーグでよく見るタイプのソンブラ。


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Glisterソンブラ

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SFSにソンブラ使いがいないと書いたが、アイヘンヴァルデ攻撃でのGlisterは継戦能力高く、第2ポイントまでハマっていたと言える。チームとのコンビネーションはまだ甘く、第3やコントロールでは活躍できなかったがSFSでソンブラ使うとしたらGlisterかもしれない。


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Glisterアッシュ、マクリー

f:id:BeansGun:20210131193322j:plain0-5だったものの、Gwanboongアッシュ(ハングルのアッシュ)を抑え、ヒットスキャンとして多くのキルログを出していた。引退して伝説となったANSの代わりとしてピックプール込みで期待できるだろう。

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Gwanboong アッシュ、マクリー

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Contenders Team CATからのヒットスキャンスペシャリスト。アッシュもマクリーもさすがでStrikerソンブラを完璧に抑え込む。

試合通して見た限り2人ともアッシュに関してはこのメタで厳しそうなイメージだ。
相手がハムDvaトレーサー(+ソンブラ)で分散するダイブなため
「ダイナマイトをまとめて当てる」
「得意な遠距離維持しようにもすぐ詰められる」
「200族ワンパンできなくなったので、マーシーが付かなくなった」
という理由でメタに合わないかもしれない。
HP175のウィドウが今のダイブに耐えられない以上、それでもスナイパーマップで出ざるを得ないだろうか?



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smurfハム

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集団にパイルドライバーしダメージ出してヘイトも稼ぐメインタンク。体力回復よりも攻撃の手を緩めないラッシュ好きなSFSらしいハム。前線頑張るゆえハック死するのはしょうがないか?


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Yakpungハム

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集団へのダメージやヘイトはそこそこに、孤立した敵を狩りにいくハム。メインタンクというよりトレーサー。ランクマにいるようなハム。ブリゼニに頼らずちゃんと回復パックで体力回復する。 継戦より生き残る事優先で、その間に味方崩壊することもしばしば。回復パック取る意味で味方ソンブラとは相性いい。


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Viol2tブリ

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今HP200なのに最前線ひとつ前の角まで出て敵を殴り、ヒール射線を通し、タンクの役割もこなしつつ、なかなか死なない。前に出ることが逆に味方のフォロー受けやすいかもしれない。ただし前線にいる分、ハックやEMPの的になるとどうしようもない。

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Twihlightブリ

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編成の後方に配置。今どきのブリらしくタンクの役割はなく生存優先。しかしJJONAK砲や不和に加えハムDvaトレソンブラという凶悪ダイブ構成だと後方配置でも安全ではない。先手取られて先に落ち、生存優先が裏目に。SFSのラッシュと噛み合わない。

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FRIDAYブリ

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後方柱の影に隠れるのが大好きな受け身ブリ。Twilightより後ろで襲われるとどうしようもないのは一緒。影にいるのでヒール射線もあまり通らないが、攻め時は間違わず、NYらしくうまく受けて囲んでというスタイルには合ってるかも。


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Choi Dva

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ラッシュに合わせリスク取る強襲型Dva。押し引きも上手い。

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Bianca Dva

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中距離でハラスしつつ、孤立した敵、人数有利、EMPなど敵が崩れるまで待つ消極タイプ。オフタンクに徹し、リスク取ってエリアを広げる動きはしない。 


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FRIDAY ルシオ

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Contenders下位チームからルシオ枠の採用。

f:id:BeansGun:20210131232926j:plainリージャンの活躍見ると、上位チーム差し置いての採用は納得。ルシオメタがあれば期待の新人。


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JJONAK ゼニ

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つええしか言葉が出ない。右クリ多用するJJONAK砲はスナイパー。

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Viol2t ゼニ

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JjonakよりもAIMがブレず、正確に素早く隙間や角へ狙ったところギリギリの置きAIMをする。 ただ「右クリが少なく」「敵が角にいる」と分かると左クリスパムに変わる。Jjonakは敵が隠れられない所以外ずっと右クリ狙いなのが大きく違う。予想偏差撃ちもJjonak優勢という感じ。

このためViol2tはダメージ出るけどJjonakよりはキルログでずらい。ゼニで超正確なヒットスキャンやってるようだ。なんでこんなスパム運用なんだろう? ゼニランク1位も取れるViol2tなんで好意的解釈をすれば、角に敵を押し込めて覗かせたりポジション取らせないための左スパムというところだろうか?



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STRIKER トレ

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ブリンクごとに近距離からフルマガジン叩き込む流れるような立ち回りは、理論値最大目指す最強トレーサー。トレ1vs1の駆け引きも一日の長がある。


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IVY トレ

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ワンマガジンキル狙えるほどトラッキング抜群でキルログをガンガン重ねる。パルスもヒーラーにめっちゃ当てる。1vs1の駆け引きこそStrikerに遅れを取るかもしれないが、このスクリムの活躍度は匹敵するというか、最強Striker超えてるとも言える。プロジェクタイルのイメージしかなかったのでかなり意外。このパフォーマンスならPhilyはCARPEトレよりIVYトレの方がよかったかも。

IVYのパルスで面白いのは3m離れた所から付けるのが多いこと。この距離だとトレは後退するだけで、ブリンクもリコールもいらない。(バッシュやアッシュからは逃げる必要あり) 張り付かなくてもゼニは後退してもパルスに巻き込まれるため、横に行ってパルスダメージ受けるか、前に出るしかない。

ところがトラッキング抜群のトレが目の前で待ち構えてたら直線移動は死を意味する。トレに3m手前で睨まれてる事によって、上手い人ほどレレレ撃ちを反射的に行い、足が止まりパルスがつく。 と、そこまで考えてるのか、ただの偶然かというと後者だろうがトレパルスに睨まれたゼニの構図は面白い


Twitterで教えてもらったのですが、IVYはTOR Goats時代にコントロールでわりとレーサー出してたとのこと。2019の2戦目 5map目後半以降から注目。1:55:10頃。

www.youtube.com

この試合、コントロール初動のLinkzrクラッチが強烈で見たことあるはずなんだけど、IVYがトレーサー使ってたことは全く覚えてませんでした。不覚。このブログだと2019リーグ2週目時点でIVYザリアのトラッキングをA+で評価してたので、そこから2年でさらに強くなったならトップトレーサー争いも期待できる。


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Gwanboong トレ

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こちらもトラッキング抜群。フリック速度はさらに優秀でAIMセンスはピカイチ。残念なのは遠目に距離取るハラスが多くて、次パッチの距離減衰ナーフが痛い。AIM力では出して損はないトレーサーだがIVYの手が開いてるなら総合力でIVY出したい。


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FEATH5R トレ

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3人と比べるとトラッキングにブレがあって、パルス精度が悪く、立ち回りもかなり咎められる。しかしフリックにはプロジェクタイルらしい確かなものがあって後半爆発。

 

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Taiyo

f:id:BeansGun:20210201002851j:plain我らがTaiyoはリージャンタワーにメイで出撃。しかしメイはThird ImpactだとZyyk担当だったので、離脱したRascalを補うためのピンチヒッターか? 抜けた穴はわりと大きく埋めるの大変かもしれない。

同時に出撃してるSUPERやFDGodもシャターミスなど精細を欠くが、コロナ過厳しいこの時期韓国遠征ではなく、韓国鯖にハイピングで参加してるんじゃないかと想像。


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こうみるとプレイヤーそれぞれで全然特色違いますね。スキルがシンプルなゼニやブリですら運用違うのは意外。「FLORA」や「JJONAK」だけでなく「IVY」も上回り、「FRIDAY」のルシオも期待できると純粋にNY強い。メンバー変わっても昔のNYらしい受け流して崩れた所を叩くスタイルで強いのがいいです。2盾時代は引くに引けず、攻撃スタイルも全然うまくいかなかったですが、これならNYスタイルの復活あるかも。


ハムDvaメタに置いては
トップレベルのソンブラ
ソンブラいても活躍できるスーパーハムスター
前に出れて死なないブリギッテ
トップトレーサー
あたりが重要になってきそうです。

esports先進国、韓国の実況解説がやたら楽しそうな件

Twitterでもちょっとしゃべったけどこれ見てほしい。
3時間49分ごろ。

www.youtube.com

 


 4時間10分50秒ごろ。karayanからパルスボム。

www.youtube.com

 
OWLでは、こういうとき「わー」とか「ぎゃー」とか素人みたいなこと言わずにきっちり状況説明するもんである。驚くようなクラッチプレイの場合でも「are you kidding me!?(冗談でしょ?)」とかでアッシュを称えるべきで、死んだドゥームを品なく笑ったりは(めったに)しない。

でもこれは実況が凄く試合を楽しんで見てるのが伝わる。プロの実況解説より「ガヤ」としての視聴者代弁を優先してるわけだ。

3年以上前の記事ですが、2回目のワールドカップ実況でYamaton、Stylishnoobが担当だったがこれも同じ理由でOW本家の実況よりよかった。

beansgun.hatenablog.com

「大げさな感情」を表現できる芸人枠であるほど見てる人に面白くなる。極端に言えばドリフや志村けんのコントを外から見て笑い声を発するおばちゃんみたいな役割であってほしい

 

Yamatonさんは「うそだろ!! うそだろ!!」と、もはや実況じゃなく純粋な驚きを表現してますがそれがいい。しっかり実況の仕事するよりもそういう感情的な声が聞きたいし、本放送よりも盛り上げ方が上手いです。

 
極端に言えば韓国のOverwatch芸人、MirageやSp9rk1eが実況解説やれば楽しいだろうな。というのを韓国の実況解説者はそのうえでプロの実況解説加えてるわけです。むしろ逆説的に、OW初心者が実況解説やるぐらいのほうが目が肥えてないぶんいろんな驚きを表現できるでしょう。

Mirage

 Sp9rk1e

www.youtube.com

 

まあでも、品のない笑いも、実況後回しの素人っぽい反応も失礼な話ですよね。選手にも視聴者にも。アメリカや日本だと一部の人からプロフェッショナルじゃないと怒られそうです。

でもOWLに足りないのはまさにその「視聴者の感情の代弁」という「ガヤ」。見てる人の楽しそうな雰囲気が伝わりづらい。リーグの実況きくよりDiscordで友達とワイワイ見るのが楽しいのは一緒に驚いたり笑ったりを共有できるから。韓国の実況解説はそこを優先してるんですね。


本来のスポーツ実況はどうあるべきかと考えると、OWLに足りないのは「観客の歓声」。サッカーのワールドカップだったら観客の応援や声援が大きく聞こえますよね? BllizardARENAには観客数百名も入らないし、OWはゲーム内のキャラボイスもたくさんあって、実況もっあって解説もあってで、歓声の声を拾うのは難しい。

これを今年解決する予定だったのが、各チームの大きな会場、ホームスタンド戦でした。(ダラスのホームスタンドはダラスがいいとこ見せるときだけ盛り上がるという欠点はありますが)

2時間49分ごろ

www.youtube.com

estnn.com

 

そう、、コロナさえなければ、、、、


今季はこの後、すべてオンライン戦になってしまったので大会場の歓声など拾いようがありません。無観客の漫才で綺麗にボケとツッコミを決めても、笑ってくれる観客がオンラインの向こうではいまひとつ成立しませんよね?

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なのでコロナ禍の今だからこそ、オンラインの観客と感情を共有する、なるべく初心者が初めて大技みたかのように、驚いたり喜んだりするこの2人の名人芸が重宝されてるのだと思います。これはOW初見の人にも受けるし、大会場でも成立するでしょう。10年先行した韓国esportsが、放送盛り上げるために行き着いた場所かもしれません。


実は日本でも一番ガヤガヤやってたコミュニティ大会があって、春頃行われた平均レート3250の即席9チームで行われた「第1回汚染品カップ」。


汚染品カップ

https://www.twitch.tv/videos/596695123?t=3h38m50s

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みんな素人でノリノリで、普段は罰ゲームで強い酒飲むとか暴れ倒してる人たちです。大会でもタバコ吸いながら、物食いながら7時間半ぶっ通しで進行ww

こういうキャラを受け付けない人もいるかもしれませんが、ぜひ3時間39分頃からの名勝負をどうぞ。1回戦はBO1(コントロールは3ポイント先取) と短いので1試合だけすぐ見れます。

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実況解説の3人も、視聴者も大爆笑してますが、これ真面目に実況解説しておとなしく見ることもできる試合なんですよね。3人が初対面の選手を失礼な感じでいじりたおして、試合を楽しみすぎてるww

韓国プロの「ぎゃはは」という笑いは、真面目な実況解説9に対して笑い1ぐらいの割合ですが、汚染品さん達は笑い8に真面目2ぐらいですねw とにかく楽しんでるのが伝わります。

知名度のない大会、知名度のないダイヤ選手、知名度のない即席チームでしたが、ピーク350名の大盛りあがりしたコミュニティ大会でした。なれない運営のなか第2回も切望されてます。7時間半ぶっ通しだと勝利チームの時間拘束長過ぎとかは改善してくれるでしょう。


選手にとって(かなり)失礼でもある「笑いの共有」は放送を盛り上げ、Yamatonさんのように、実況より感嘆の声を優先するのも有効です。プロesportsにバラエティのいじり要素を持ち込んだりするのはどうかという意見もあるでしょうが*1  コロナオンラインの今だからこそ、リーグもesportsを盛り上げる韓国の(失礼な)実況解説には見習うべきものがあるのではないかと思うのです。


以上。
次の大会はAsia ガントレットです。

Overwatch Contenders 2020: The Gauntlet: Asia - Liquipedia Overwatch Wiki

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12月10日から始まるAsia ガントレット戦ではまた韓国2人の実況が聞けると思います。
韓国4チーム。中国4チーム。パシフィック1チーム。オーストラリア1チームでAsia No1を決める戦い。
公式Youtubeはこちら。

www.youtube.com


大会が始まれば公式ページのYoutube埋め込みでも見れます。
公式でログインして見ると時間に応じてContendersスキンがもらえるかもしれません。

overwatchleague.com


いつもなら英語実況配信も同時にやってるのですが、予選Qualifierは今回なかったのでページ右上でログイン後、言語を韓国にしましょう。韓国実況のほうが盛り上がるので。

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英語配信はApex大会をContendersKRとして縮小運営してたOGNや、キャスターの契約都合次第でしょうね。

追記:韓国esports専門局のOGNが閉鎖へ | d3watch.gg

WolfとAchiliosもValorant実況へ | d3watch.gg

*1:リーグ前後のWatchpointでは結構やっててreddit民に怒られてたけど

来季OWL2021 を優勝予想してドヤ顔準備

まだストーブリーグ真っ最中だけど、規定7名揃えたチームも出始め、現時点で来季の優勝予想。

Overwatch League - 2021 - Liquipedia Overwatch Wiki



f:id:BeansGun:20190301044637p:plainSFS

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mothの抜けた穴はFDGoDが埋めるのでViol2t残れば当然3連覇だろうな。やっぱコーチから違うよ。

 

f:id:BeansGun:20190301044650p:plainダラス

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(Xziがさっきラストメンバーと発言して入りました)
EM歴代レジェンド勢ぞろいじゃん。東映の歴代戦隊ヒーローが集まって一方的にボコる感じで優勝間違いなし。



f:id:BeansGun:20190301044614p:plainGLA

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kevsterがルーキーオブザイヤー取ってもおかしくない活躍で万能選手でしょ。
Birdring大復活したでしょ。
MirroR プロジェクタイルはもとより、ザリア、ブリとどこにでも使えるでしょ。
SPACE、MuZe安定でしょ。
もうひとつ弱かったサポがShuとmothで超強化でしょ。
どう考えても来季はGLAに決まり。



f:id:BeansGun:20190301044721p:plain上海

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なんだかんだ今年レギュラーシーズン総合1位は上海だからね。MVPのFletaと、真のリーグMVP LIP。プレイオフはメタと運に負けただけ。来季あるよこれ。



f:id:BeansGun:20190301044709p:plainPhily

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NAレギュラーシーズンのポイントはSFS抜いて1位。SFSが上海に勝ったことでアジアリーグよりNAリーグが激戦と証明したゆえ、Philyが実質レギュラー1位なわけよ。プレイオフはメタに泣いたが、今回補強したManoがいたら勝ってたね。絶対的エースのCarpe。キャスター陣からも高い評価のHeesu。名実共にNo1ルシオのFunnyAstro。ルーキーオブザイヤーAlarm、ここからのオフタンク補強も難しくはない。ということはつまり99%フィリーが優勝。

 

f:id:BeansGun:20190301044644p:plainSpark

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2018ワールドカップ。決勝は韓国に4-0で負けたもののCarpeをぶち抜きひとりキルログ重ね、あわよくばと流れを変えた若干16歳の中国ウィドウを覚えてるか?(俺は忘れてた) そう、Shyだ。今季リーグ終了後に規定年齢の18歳を迎えた。伝説が始まるぜ。来季のSparkを刮目してみよ!

www.youtube.com



f:id:BeansGun:20190301044610p:plainCharge

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MYKaylee。中国からKRサーバーに殴り込み、シーズン24 SR4715 ランク1位を記録。(3位は同じChargeのChoiSehwanらしい)。OWリーガーでも4700からは勝っても数値がほぼ上がらず1シーズンでViol2tとか数名しか取れないガチだからね。かつグラマスで3PTできなくなって4700はさらに難しくなってる。ナチュラルチートCarpeに勝ってチートを疑われる存在。きっと来年はこの名がMVPにあがるはず。去年アジア2位からさらに躍進するとしたらつまり優勝。来年は中国の時代よ。

d3watch.gg

 

d3watch.gg



f:id:BeansGun:20190301044647p:plainソウル

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ProfitとGestureはこの3年間で、優勝1回、準優勝1回。レギュラーシーズンはともかくプレイオフはもう無視できない存在となった。グランドファイナルでも2回SFSを地につけた準優勝ソウルゆえ補強次第で優勝に手が届くね。

 

 

f:id:BeansGun:20190301044718p:plainワシントン

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まだリーグで実力発揮できるかわからない大型ルーキーや、メタで好不調の激しいエースに惑わされてはいけない。なにしろこちらは出場試合ずっと好調なDecayとJerryがいる。DPSリーグ火力はNo1といっていいだろう。加えてRunnawayからメインタンクMag。

レイオフはSFSに対してBO5を2-0に追い込んだチーム。実はプレイオフでSFSを一番追い込んだのは準優勝のソウルではなく1回戦のワシントンの方。つまり最低限の手札でも実質準優勝の力がある未完のチーム。まだメンバーは揃ってないがここまでの布陣に隙はなく、補強次第で一番優勝に近いといえるだろう。




これで来年ドヤ顔できる準備は万全です。

OWL2021 契約状況 途中経過を見る

d3watch.gg

overwatchleague.com


Overwatch League - 2021 - Liquipedia Overwatch Wiki

公式が更新したのでじっくりみる。
まだトレードに出る事もあるので、契約更新したからそのチーム確定というわけでも無いようだ。ただ各チーム Thank you ツイートで送り出した選手は帰ってくる確率低いだろう。

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あれだけワンマンキャリーしてたからチームに愛想つかして jerry (とMyunb0ng)抜けるかと思ったが意外と残留。韓国人新ヘッドコーチLori と空いたサポート強化次第では来年あるかもしれないですね。Fusionsの言葉は頼もしくわりと期待してます。

ボストンのFusionsら4選手が再契約 | d3watch.gg



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4人が更新。Fuzeは注目してなかったですがGlister BERNAR SanGuiNar は初戦の活躍でも目を引いたので納得。しかし新マネージャーはロンドンをEU地域に根ざしたチームにするような発言もありましたが、どうなるんでしょうか?

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NYが攻撃スタイルになる要のルシオ、と期待されてたManduがまず契約。けど、2盾やリーパーソンブラの前にはあまり出番なかったので、来季もう少し試そうということでしょうか。JJONAK SBB LIBERO MANOは交渉中かな。他はみなTanks you ツイートでしたが、OW2 の前にHaksal のストリーマー転向は残念です。 ぜひ Big Bossの復活を。

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パリも納得の4人が契約更新。フランス出身のSoOnは残して欲しいですが交渉中の模様。あとFielderも韓国から出てこれないのか気になります。

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トロントは logix 以外全員 Tanks you ツイート。スナでひとり気を吐いてた logix は交渉中でしょうか。先に去ったコーチと喧嘩してたSurefour までいなくなるのは残念。カナダ トロントですが Agilities Mangachu Surefour カナダ出身3DPS が全員離脱することに。パリもそうですが、地元選手で戦って勝つ難しさを実感します。
  

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Dogman や Pokpoが離脱。ゲンジやメイ、ファラ、トレーサー、ブリギッテなど2019に大活躍したErsterは今季ほんと調子悪くて評価を下げてしまいました。Lr1sはコロナで現地合流できずFidlderのように韓国からヒールをうまく当てれませんでしたが、本番は来年からですね。

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Runnaway印の2人が先に契約。万年ブービー賞で今季もあまりお金をかけれなかったチームですが大健闘のNA4位。YakiとBQBはその立役者で2人とも大きな可能性を感じます。ここまで来たらもう少し欲を出して補強したいところ。まだ更新してないBQBはいろんなチームが欲しいかもしれません。

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メインタンク転向のHydrationが先に契約。Danteh と Meko もTanks you ツイートされてないので交渉中でしょう。ここまで率いてきたMuma や ウィドウ大会優勝のLinkzr は離脱。Linkzrの人間離れした近距離フリックショット好きなので良いコーチに恵まれてほしいです。


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活躍度TOPの4人が先に契約。この4人すぐ抑えれるあたりお金持ってるチームは違いますね。となると、コーチも含めてまたガチ補強してきそうで、王者SFSを倒す一番手になりそうです。サマーショウダウンのEqoゲンジは忘れられないですが、それ以降の出場では活躍できなかったのがどう響くか。SADOはウィンストン以外どうするか。Furyの評価と、Pokoのシャワーシーンがもう一度見られるのかも気になりますね。 

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なんといってもDecayが残るかどうかですね。あとJJANUとStitch。それ以上選手補強にお金かけられるかどうか。争奪戦になりそうなメインタンクで、評価の高まってないrOarを据え置いてるのも気になるけど、Decay残るなら応援します。


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わがパンダは、推しのBaconjackが学業に行ったので、応援モチベーションダウン。
しかしまだjinmu Yveltal Ameng が残るはず。こないだツイッターで教えてもらったんですがハム使いの Amengて、アーメンでも エイメンでもなく、エーモンが正式名称。これ、ドラえもんの「えーもん」らしいですw 中国での放送も当て字で
「哆啦A梦(ドラえもん)」

まさかアメリカのキャスター UBERがずっと「(どら)エーモン! エーモン!」と言ってたとは、、 パンダ新人に novita が来たら優勝ですね。のび太は銃使えば命中率100%なのでANS超えます。

ちなみにjinmu は東京グールの金木くん。
中国語読みで 金木(ジン・ムー) のようです。


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ソンブラの印象しかなかったEileenですが、サマーショウダウンのゲンジメタでHaksalを撃破。ゲンジ以外にトレーサーでも目覚ましい活躍を見せるなど、今季通しての出番は少なかったですが、個人的にとても評価上がった選手です。Cr0ngは今季HOTBAに変わり入った選手。メインロスターの変更でしたが結果はレギュラーシーズンアジア2位と躍進。あとはメインタンクと、Shuの相方となるサポート強化ですかねえ。

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Architect QoQ の補強が入っても今季さっぱりだったSpark。やはりコーチ差でしょうか。とはいえ過去の実績を買われguxue含む5人は確定ですね。M1kaも少し出てきましたが印象に残らず、Coldest含め評価はこれから。

追記:僕は忘れてたんですが2年前、2018ワールドカップ中国No1ウィドウの shy が入りました。これは期待です。

 

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レイオフ大活躍の3人が確定。Gestureホッグはウィンストンよりうまいんじゃないかと。決勝で涙を飲んだTobi 、参入しながらほぼ控えのままだったSLIME、2Wayながらソウルの流れを変えたToyouとここは行方気になる選手多いですね。

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メインロスターが揃って契約更新。これで来年も盤石ですね。一方でcomaという翼を失ったDDing、2way中のDiya、Map勝率2割きってそうなGeguri。(男子たちちゃんと合同練習してる?) 同じくウィドウ大会2連覇するのに試合で勝てない diem が気になります。diem はプレイオフ大活躍だったのでどこかしら契約はできそうですが。

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Doha以外さよなら。valorant行きも多いですね。

ダラスの呪い | d3watch.gg


ホームスタンド新設したお金持ちでロスターにもお金かけてるのに、フィリーやSFSと違ってなぜこうなってしまうのか。新体制となるのでもういちどお金で選手ひっぱってきてください。


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こちらもスタッツ上位4人が確定。birdringが不調だった昨年と変わって大復活を遂げました。上海の Fearessと birdring の2人の復活劇は鮮烈です。
成績はFitsを上回ってるので、今季のメタは元のロンドンのままだったほうが勝てたのではと思えるほど。待望されたkevsterは八面六臂の活躍でいきなりトップTireDPSになりました。MirroRのプロジェクタイルやザリアも確かなもので、オフタンクトップTireのSPACEがいて、、、なぜNA6位なんだ、、、

ということで上記4人に文句がない以上、これまで縁の下を支えてたサポートShazとBigoose。そしてメインタンク陣が責任取る形で再スタートとなります。

 

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こちらも予算なしチームのわりにNA5位と健闘したVAL。KSPスナとShaxトレが見事にメタにハマりました。それを支えた韓国人メンバーが残り、メインロスターとしては活躍の少なかった McGravyが退団となります。

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今季はコミュニティを一番盛り上げたことによる Dennis Hawelka賞(亡きINTERNET HULK由来)を受賞してるのですが、チームのムードメーカーもスタックの数字には勝てないですね。

 

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活躍した3人ですが、一番評価の高いsHockWaveがまだ更新されてないのが気になります。KSAAもサウジ接続からNAに来たら活躍期待できるのですが。

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日本のta1yo選手、無事契約更新のようです。ゲンジメタでフロリダ、ヴァンクーバーをボコっただけで終わったら寂しいですしね。Crutyコーチが長い目で見て採用したとのことで来年の成長と活躍が楽しみです。

moth superはアメリカ人らしく交渉遅らせてるかと思うのですが、同じタイミングで韓国人のRascal、Viol2tがいないのは気になりますね。特にViol2tはあまりサポが目立たないメタにおいてANS Strikerを超えるダメージを出す異次元の活躍をしています。OWLは優秀なDPSが多くても、それに並ぶ優秀なサポが20チーム分いないのが現状で、もしViol2tが一番サラリー高くても驚くに値しません。

他のチームを見ても、強い選手揃ってるのに不安定なのは「強いサポを2人揃えてなく」サポの評価と採用がわかりづらく難しいところにあると思います。この点で、Viol2t moth Twilight のDPSとタメはれる強サポ3人揃えてるSFSは盤石でした。

ta1yo選手は応援しますが、このまま来年も3連覇というのは面白くないので他の19チームの再編、頑張って欲しいですね。

さよならBaconjack

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Baconjack - Liquipedia Overwatch Wiki

d3watch.gg

推しのBaconjackがOWを去る。

去年のGoats時代はYangXiaoLongの控え。
今年はLEAVEの控えとして主にウィドウを扱ってた。
ウィドウで撃ち合えてはいたが、トップウィドウたちに撃ち勝ってはない。

僕が推しになったきっかけはOWLがまだなかった時代、台湾で行われるパシフィックリーグやワールドカップでの活躍。そのときのトレーサーは韓国APEX選手にも引けを取らないどころか、世界一トレーサーに思えました。海外チーム見始めた最初の頃ゆえ、思い出補正があるかもしれないが、今季トレーサーで活躍したSTRIKER、Shax、Yakiなどに決して劣らない腕だったと思う。


だが今季はトレーサーとしての出番はなし。
去年はGoats、2盾でトレーサーの出る幕はなかった。
、、が、意外と1時間は使っていた。

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1時間というと3map分だが、さすがに当時のGoatsや2盾相手にフルに使うわけもなく、特定のポイントや復帰に使うぐらいで映像記録もあまりない。(あまりカメラに抜かれる選手でもない)ので言葉で補足しながら語っていこう。

The Overwatch League - Stats Lab: Players

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公式 STATS LABで、2019-2020トレーサー使用54分以上で抽出すると、Baconjackはファイナルブロウ5位、エリミネーション10位、なのになぜかヒーローダメージは26位である。 

これはGoats時代にトレーサー使うプレイヤーがほぼなく、2020年のトレーサーたちと比較しなければいけないので正確な比較ではない。よくいえばアーマー、シールド、マトリクスだらけでパルスピストルが通らない中、26位のダメージで5位のファイナルブロウを得る腕前とも取れる。Baconjackが今季トレーサーをメインで使ってたら2020だけで比較できたのだが。


2019 Stage2   Toronto Defiant VS Chengdu Hunters 

https://www.twitch.tv/videos/392125300?t=1m10s

Baconトレーサーは 1分-7分まで。

わずか6分間で、あまり映ってないうえ、このMap結局負けちゃうんだけど、第2までBaconトレーサーが火力を出しまくっていたのをULTゲージなどで確認して欲しい。というのも、シーズンパスで個人視点が見れたtwitch時代なので、ここのウィンストンGosats相手に無双するBaconトレーサーをずっと堪能してたのは日本で僕ぐらいじゃないだろうか。

Goatsはブリギッテとルシオのヒールが常時入ってるので、キルログが流れまくるわけではないが、まさかのトレーサーがGoatsに通用する可能性を見れて、今後の期待に繋がる試合だった。


Game 3 CHD @ PAR | Stage 2 Week 1

https://www.twitch.tv/videos/407347588?t=2m

2分-5分 と
2周め22分の攻め。

使用4分ぐらいだが、この試合パリ相手に4-0で完勝する。
まだパリに韓国人選手がいなかった時代とはいえ、ハムでメタを荒らす台風の目となってた頃だ。

Game 4 CDH @ SFS | Stage 4 Week 4

https://www.twitch.tv/videos/468282769?t=12m50s

12分50秒-17分

こちらも5分程度。Stage4は222ロックが始まり、すでに王者SFSは完成され敵はヴァンクーバーのみという時代。パンダは当然SFSにボコボコにされる。

しかしBaconトレーサーは王者に一矢報いるのだ。Mapは落として負けてしまうが2019オールシーズンオフメタのトレーサーで、ここまで食らいついたBaconを讃えたい。

 




今季トレーサーは復帰ぐらいでしか出してないので、ここからはOWLより前の昔話。
Baconの動画でBacon以外を語ろう。


Overwatch Pacific Championship 2017 - Season 1 - Liquipedia Overwatch Wiki

OWLはじまる1年前。Contenders PACの前身とも言える、台湾主催の太平洋8チームで3ヶ月のリーグ。

レイオフ決勝は台湾 FlashWolves 対 オーストラリア代表のBLANK esports。ダラスのメインタンクTrillもいる。FlashWolvesはBaconjackとライバルチームだったZONDAが合流した台湾最強チームだ。オーストラリアも台湾もほぼこの2チームからワールドカップ選手が選ばれてる。

FW vs BLK | W2D1 Match 1 | OPC S1 PLAYOFF(リンク切れ)

FW vs BLK | W2D1 Match 2 | OPC S1 PLAYOFF

FW vs BLK | W2D1 Match 3 | OPC S1 PLAYOFF

FW vs BLK | W2D1 Match 4 | OPC S1 PLAYOFF

ダイブ構成にソルジャー加えるとか懐かしい。


このリーグは日本からも2チームが参戦。

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国内優勝を果たしたSunSisterにはXQQ選手も加入。

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DeToNatorからは国内ハイレート選手を勧誘した新チームで参戦。AmeKen選手 SamuraiDeeper選手も所属して、SABAGOD選手はリーグ終盤からの加入です。

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とはいえ結果はボロボロ。esports元年と言われる日本からはまだ世界の壁が厚かった。若い選手たちでいきなり海外生活3ヶ月というのもハードル高かったでしょう。しかし、XQQコーチを含めた4人は1年後、CYCLOPS athlete gaming としてパシフィックを席巻することになります。台湾で3ヶ月ボコボコにされたのが糧となったかもしれません。 

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実は日本チームがボコボコにされるの見たくなくて、このリーグ追うのやめたんですが、今見るとなんか新鮮です。

 

Overwatch Pacific Championship 2017 - Season 2 - Liquipedia Overwatch Wiki

リーグはシーズン2まで続きます。期間は2ヶ月に短縮。
入れ替わりが2チーム。

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パシフィック予選から勝ち上がってきたのは当時日本国内最強のLibalent Supreme。
後にCYCLOPS athlete gaming へ移籍する5人目、 jasperさんが所属していますね。

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もう1チーム予選を勝ち上がったのは韓国のArdeont。
今では現役リーガーの、
diem
Erster
Michelle
ANAMO
JEFF(AIMGOD)
smurf
の6人が勢揃い。当時は誰の名前も見たことなかったですが
今見るとこんなの絶対ずるい!!
このときsmurfはオフタンク控えだったんですね。

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当然のようにレギュラーシーズンは14連勝。落としたマップは2つのみ。
Flash Wolvesも11勝と強いのですがArdeontには全く歯が立ちません。

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レイオフスコアも圧勝としかいいようがない。

当時結果を聞いたときは「韓国Apexリーグで勝てないチームがPAC荒らしに来たのかな? 」とか思ってたんですが、今メンバー見なおしたらApex優勝すら狙えそうなチームでした。ちなみにPAC APEXどっちも優勝賞金1000万円。ウォンと台湾ドルの為替差で数十万ほどPACの方が得。

www.youtube.com

そのプレイオフ決勝。
FlashWolves VS Ardeont。

なるほど。リーグの印象しかなかったけど、この時代のdiemはトレーサー使いだったのか。この動画のBaconが一番カメラ映ってて活躍がわかりやすいです。圧倒的チーム差があっても全体的にdiemトレーサーを上回り、将来のリーガーチーム相手に大健闘といっていいでしょう。


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このあとArdeontは解散してメンバーは中国のLucky Future Zenithへ移籍。
Marve1 と iDKを加えて中国のContenders2シーズンほぼ無敗で荒らしまくりOWL入りとなります。


それにしてもパンダ。去年トレーサーはオフメタ、今季はLEAVEがいたとはいえ、これだけ火力出せるBaconトレの起用が今季一度もなかった事は悔やまれます。スクリムの結果が良くなかったのか? 

ファンボーイとしてはRUIコーチに文句のひとつも言ってやりたいですが、起用がなかったわけではなく、ウィドウで抜くという重要な使命を与えられ、そこで圧倒的成果が欲しかったところでしょうか。今季ずっと迷走していたパンダ運用の難しさを感じますね。

Baconは学業の道に進むということで、実はリーグトップレベルにも負けない台湾トレーサーがいたんだよ、ということをここに記録しつつ送り出そうと思います。

培根加油!

OWL2020も無事終了

今年は予算縮小でおなじみのキャスター達との別れからはじまり、
コロナで世界各国のホーム回れず、
それぞれのゲーミングハウスからオンライン戦、
オンラインゆえのGamePauseトラブルも多発し、
AsiaとNAに別れ、
コロナで経営難のチームもでてきて、
その影響もあり優勝候補のVANがまさかの解散、
2盾リーパーメイという観戦史上最悪のメタ、
コロナで選手トライアルやリクルートがうまくいかず、
こうなるとNAチームはContendersNAからのみ選ぶのが現実的で、
韓国やサウジアラビアからつなぐFielderやKSAAもいたり、
苦肉の策として出てきたヒーロープールシステムがうまくいってから観戦が面白くなり始め、
たと思ったらMVP選手sinatraaのVALORANT離脱、
まさかのゲンジ超強化で大盛りあがりとなったサマーショウダウン、
日本のta1yo選手がNo1チームのSFS入りしてデビュー戦でメイヘムに快勝、
とんでもねえホッグパッチでのグランドファイナル突入、
ワシントン電撃移籍のDecayがプレイオフで大暴れ、
ついに実現したAsia1位上海 vs NA1位SFSと、怒涛のシーズンでした。

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特にグランドファイナルでのソウルは特筆に値します。
というのも、トップチームはみんなこのメタになってて

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後ろに飛ぶ相手もいないので、ウィンストンDvaで、ただただ正面から削り合うという、クソつまらないことやってたからです。もともとつまらない2盾を潰そうとBlizzardが理不尽なまでにオリシグナーフをしたのに、オリシグをウィンストンDvaに変えて同じことやってる。これホッグパッチなんですがトップチームはみんなホッグいらないという結論を出してたんですね。

そんな中、プレイオフ下位からホッグで勝ち上がったソウルが上位のつまらないメタをひっくり返しました。

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ソウルと試合やスクリムして目が冷めたのでしょうか。3週間あけたファイナル4ではみんなホッグを中心としたチーム構成になりました。

時間空いたのでファイナル4は一つ進んだホッグナーフパッチ来るかと思ったのですが、すると正面から削りあうだけの史上最低のグランドファイナルになる危険があったのでパッチはそのままにしたかもしれません。ソウルはこのメタをいち早く掴んで一番多く経験値積んだところにアドバンテージがありましたね。

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1年前にハックが5秒になったりEMP発動硬直時間も増え弱くなったソンブラ。リーグでも弱いのに上位チームが格下チームにソンブラで勝ってしまうため、今シーズン通してずっとメタだった。Asiaプレイオフではソウルもホッグ構成にソンブラを混ぜてたのですが、そこでは上海におよばず。逆にファイナル4では上海LIPのみソンブラをコントロールで使ってました。

しかしリーグ1とも思えたLIPソンブラの活躍にもかかわらず対SFS、対ソウルともにコントロールを譲るはめに。ブサンはLIPアッシュでソウルを圧倒してただけに上海惜しかったですね。LIPのソンブラだけは15mギリギリでEMP決めて、なおかつ火力継続がずばぬけて別格だったんですが。

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上海といえばグランドファイナルにトップマーシーのCOMAがいなかったんですよね。昨年SFS GOATSをファラマで破りStage3優勝した立役者の一人。リーグでマーシーのキャラコントップというとパンダのYveltalか、元上海のCOMAなんですが、残念ながら前年度で契約解除。相方のDDINGファラは今年翼を失ってました。

PhilyにもNEPTUNOというバトルマーシーが今年はいなかった。今年は2盾にアッシュ全盛期でわりと出番の多かったマーシーですが、まさか最後もマーシーメタになるとは。まあ少ないロスター枠をマーシー専で1枠使うチームはいないのでしょうがないです。

 

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Profit とともにプレイオフ男となったGestureホッグですが、背後に絶妙なタイミングでナノを与えるCreativeアナの存在がありました。寝かされても不和つけられても引っ張られてもナノで大逆転して決勝進出。しかしSFSの戦術は「Gestureを引っ張らない」「Gestureと対峙しない」でした。なるべく距離を取られダブルスナイパーや不和の的となるGestureは追い込まれてからのナノがすかされてしまい、SFSが一枚上手。驚異へ
の修正対応の速さが王者SFSの強みですね。

ただGestureと対峙しないということは、防衛だとナノホッグのたび1ゲージ取られてしまうので、Hanamuraのアサルトでは付け入るスキとなりました。

レイオフ前の最終順位を見てみましょう

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レイオフまでAsiaとNA間での戦いはないので、分けたほうがいいですね。

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1位はmap差でPhilyですが、SFS戦ではプレイオフ含めて1勝3敗。その1勝もヒーロープールでSTRIKERトレーサーがBANされたときですね。ランクマッチシステムなら1位はSFSでしょう。順位の間に壁がはっきり感じられたシーズンでした。

 

f:id:BeansGun:20190301044637p:plain(選手獲得に投資)

>>>>>越えれない壁
f:id:BeansGun:20190301044709p:plain(選手獲得に投資)

f:id:BeansGun:20190301044657p:plain(選手獲得に投資)

>>>>>越えれない壁
f:id:BeansGun:20190301044724p:plain
>>>>>越えれない壁
f:id:BeansGun:20190301044629p:plain

f:id:BeansGun:20190301044614p:plain(選手獲得に投資)

f:id:BeansGun:20190301044640p:plain(選手獲得に投資)

>>>>>越えられない壁

f:id:BeansGun:20190301044650p:plain(選手獲得に投資)

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>>>>>越えれない壁
f:id:BeansGun:20190301044718p:plain(Decay未加入時)

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昨年の評価や引き続く契約を元に、選手獲得へきっちりお金をかけたチームが上位にいる一方、お金持ちダラスは3年間浮上できなかったり、メイヘムが手のひら返すほどの活躍をみせたり、ヴァリアントがKSPスナ,Shaxトレでガッチリメタにハマったりと、投資は必須だけどそれだけじゃないという意地も見せてくれました。(超えれない壁の異論は認めます)


Asiaです
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f:id:BeansGun:20190301044721p:plain(選手獲得に投資)

>>>>>越えれない壁 
>>>>>越えれない壁

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 f:id:BeansGun:20190301044633p:plain(選手獲得に投資)

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Asiaは対戦成績に一貫性がなくかなりの混戦模様でした。なにせ下位のパンダが開幕試合、上海に3-0ストレートで勝った事もあるほど。初年度チャンピオンのロンドンはkrilin意外Contendersから安く雇える選手に総入れ替えでそのとおりの結果に。逆にChargeはほぼ前年度のメンバーでしたが評価を上げました。そしてなぜかArchitect、QoQと有力選手を引き抜いたSparkが振るわない結果に。


Moon - Liquipedia Overwatch Wiki

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今回新設されたコーチオブ・ザ・イヤーには上海のMoonコーチが選出されてます。初年度Stage4ヴァリアント優勝時のコーチでもありますが、Goatsには対応できず(Kukiルシオがよくなかった)一度リーグを去ってから上海へ合流。

Crusty - Liquipedia Overwatch Wiki

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しかしNo.1コーチと言えばSFSのCrustyでしょう。初年度Stage3ボストン時代に無双して名を挙げたコーチなので2人は初年度から頭角をあらわしています。


特にSFSは試合中の修正対応力の速さ。それができるメンバーの対応力。Goats時代も今年もオフメタのバティストを積極的に活用したり、控えにもみんな役割があって選手を使い分けるなど、幾重にも用意した2の手、3の手がSFSの盤石な勝利を支えました。

2年前CrustyがボストンからSTRIKERを引き抜いたあと、長いGoats時代や2盾ダブルスナイパー時代には控えに回す事が多かったのですが、sinatraaやArchitectが抜けてトレーサーメタが来た今季後半。1年半越しに爆発。見事期待に応えグランドファイナルMVPを獲得しました。Crustyに引き抜かれたta1yo選手も晩期大成型であってほしいですね。


いくら優秀な選手を揃えても、特定のヒーローやメタ限定の対策だけでOKとなると長いリーグ戦で移り変わるメタや、敵チームの成長に対応できません。君のメタじゃないから、戦力外だからと選手を遊ばせておくのではなく、来たるべき未来やいざというときの戦術の幅も含めてどこまで準備できるか。OWLは選手のリクルートやチーム運営含めた総合力の勝負だということを見せつけられました。

Crustyコーチも完璧ではないが、これだけの采配、準備、試行錯誤ができるコーチは他にいないでしょう。来年のOWLはどのチームも選手獲得よりまず先に「いかにベストなコーチを見つけ出すか」が問われていくことになると思います。

とはいえ見つけ出すのは困難ですけどね。実力がいまひとつなチームでコーチしてるかもしれない、事務作業に忙殺されてるかもしれない、アシスタントコーチでくすぶってるかもしれない、選手のように配信や解説動画見て腕がわかるというわけでもないですから、Crusty並のコーチなんてどうやって見つけたらいいんだっていう。OWとは別の世界にいるのでしょうか?

d3watch.gg



これからオフシーズン中に移籍やトレードなど大きく動くかと思われます。d3watchや、各チーム、選手のTwitterを追いながら一喜一憂して、そのドラマを楽しみましょう。